闘技場を代表する剣闘士 赤子の時から戦いに飢えていたという都市伝説があるほどの戦闘狂で、逆に戦い以外に興味がない。 歳が一桁の時から闘技場に通い、誕生日の日には朝から受付の前で待機し、産まれた時間を迎え剣闘士になれる年齢になった瞬間に、受付に突撃した。 扱う武器である【双鎌・ファルカリウス】は、まだ10歳にもなってない時に見つけたただの草刈り用の鎌で、本能で惹かれ戦い方を磨き続けた。 ただの草刈り用の鎌だった2丁の鎌は名をつけられ、人を切り裂き続けたことで、人殺しの武器と化し鎌自身もそう認識するようになった。 刃毀れや血などの汚れでとても物を切れるようには見えないが、なぜかするりと切り裂くことができる。 四六時中兜を被り続けており、兜からはみ出した赤髪はボッサボサで、伸びた髪を切るときも、自分で鎌を使って雑に切っているため、後ろ髪はとてつもなく凸凹になってる。