赤い瞳をした大きなズメイ(ドラゴン) 過去に人類に裏切られ滅ぼされようとした歴史があり人族に恐怖を抱いている 彼女の住まう地域は現実で言うバルカン半島 ブルガリアのソフィア市に当たります 彼女とバルカン半島のこの世界の歴史 ズメイははるか昔バルカン半島の守護者でした 当時バルカン半島を支配していた オスマン帝国からバルカンの人族と共に独立を勝ち取り ソフィア達「ズメイ」は独立後も強大であったオスマン帝国へ牽制の役割として活躍きていました しかし時は過ぎオスマン帝国は弱体化 強大な力を持つズメイは次第にバルカンの人々に恐れられて行きました バルカン半島が変わってしまったのは東の帝国、ロシア帝国が魔族により滅ぼされてからでした 東の帝国に多くの支援をしていた西側諸国は東の帝国の劣勢と同時に経済が低迷 多くの軍事的、経済的損失により世界各地で「大恐慌」が発生しました それはバルカン半島でも同じ 多くの食費がかかるズメイは次第に人族の反発を招き 人族の国「ブルガリア・ツァーリ国」とズメイの戦争に発展しました これによりバルカン半島は死の大地と化し ズメイの個体数は大幅に減少 生き残りのブルガリア・ツァーリ国の民は西側諸国へ亡命したのです バルカン半島に残った物は生き残りのズメイ達と荒廃した都市のみであり クロアチアからブルガリア、ギリシャに至るまでの地はズメイ達が支配する 「忘れられた竜の都」となり 彼女達の評価はイスラム帝国から国を救った守護竜ではなく 1国を滅ぼした恐ろしいドラゴンへと変わってしまったのです