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【風流剣術師範役】柳 辰徳

江戸時代中期、安濃津藩に使えていた武士。 子供の頃から無類の俳句好きで、剣の稽古を疎かにして俳諧に現を抜かしていた。 伊勢国一のうつけ者として一族から蔑まれていたが、齢三十の時に自身が振った刀の軌跡に風流を見出だした事で剣の道を極めると決意。 趣のある振り方を極める剣術流派『風流』を創設した。 風流はその後安濃津藩の兵法として正式に採用され、師範役として藩に使えることになった。 その実力は八十二歳となった今でも衰えず、現役で活躍している。