性別：女性 年齢：17歳 誕生日：1月6日 好きなもの：帝都の眺め 嫌いなもの：自己中心的な人 武器：「テーナイト」 帝国の創立から間もない時代、初代皇帝が隕石から鍛えさせたとの伝説をもつ、正当な皇族のみに代々受け継がれる名剣。 独特の幾何学的な文様によって、偽造は困難。 アストラリスの祖国は、長きにわたる暗愚な皇帝の治世によって、貴族の力が強大化し、皇帝といえど厳格な憲章によってその権力は形骸化していた。 その結果、貴族は専横を強め、私利私欲を追求し続けた。国は腐敗し、金とコネを持つ者だけが栄達を許されるという、不正の温床になってしまった。 この腐敗は国を守る軍部でも深くまで浸透し、兵士たちはいかなる功績を上げようと、正当な評価や報酬の類は一切得られない。少ない俸給は中間搾取によってさらに目減りし、彼らの戦意や意欲は完全に失われている。 周辺国は、そんな崩壊寸前といった体たらくを見逃さず、攻め込む機会を虎視眈々と狙っている。 即位したばかりの皇帝アストラリス、彼女はこの内憂外患の絶望的な現状を目の当たりにし、一つの決断を下す。 彼女の立てた戦略は、下からの変革。すなわち、自らの評判を広めることで民衆を熱狂させ、周辺国を牽制しつつ、貴族の力を弱めていくというものだった。 兵士を鼓舞して士気を高める、そのために自ら剣を取り、最前線へと出て戦うと兵らの目の前で高らかに誓ったのだ。 貴族は「皇帝自ら危険を冒す必要はない」と、暗に圧力をかけるが、彼女は歩みを止めない。 彼女が敵を討てば、兵士は「強い皇帝」に熱狂し、沸き立つ。 誰が呼んだか煌星帝ーーアストラリスは、この腐りきった国にとって唯一無二の希望の星として輝き続ける。 ……未熟な皇帝の心身が、その重圧に耐えうる限りは。 帝国宰相 https://ai-battler.com/battle/e5730a0c-4549-40af-99a1-b1cd0db124db