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【とある科学の超電磁砲】上条当麻

御坂 美琴(みさか みこと)は、鎌池和馬作のライトノベル『とある魔術の禁書目録』に登場する架空の人物。同作品におけるヒロインであり、外伝『とある科学の超電磁砲』の主人公。 人物 学園都市に住む中学生の少女。5月2日生まれの14歳。AB型。常盤台中学2年生。学園都市第3位の超能力者(レベル5)。能力名の「超電磁砲(レールガン)」は通り名でもあり、作中ではよく「(常盤台の)超電磁砲」と呼称される。また、「常盤台のエース」と呼ばれることもある。住居は第7学区・「学舎の園」外部にある常盤台中学女子寮208号室。実家は神奈川県にある。特徴的な口調や語尾などは特にない。 容姿 見目麗しく、化粧のいらない整った顔立ちであり、肩まで届く茶髪のボブカットに花飾りのヘアピンを付けている。校則により休日でも制服着用義務があるために服装は常に常盤台中学の制服で、スカートの下にはクリーム色の短パンをはいている。靴下は、夏服の場合はルーズソックス、冬服時には紺色のハイソックスを履いているが、いずれも靴はローファーで合わせている。アニメ版や漫画版等のメディアミックス作品において、幼少期にはアホ毛が描写され、成長期には前髪として描写されている。自身の胸の成長に関してコンプレックスがあり、豊胸のために努力を続けている。 性格 竹を割ったようなサッパリとした勝気で活発な性格。誰に対しても飾らない直情的な言動が目立ち、親しい者とはタメ口など(布束には初対面だったため蹴りを入れられた)のくだけた態度で接するものの、良識はきちんと弁えており、人格破綻者揃いのレベル5の中で唯一まともな常識人と評されている。ただ、第3位としての自負からか、格下の者に助けてもらっても礼も言わず、文句を言ったりすることもある(不良に絡まれている時に助けにきた上条や黒妻などに対して)。普段は上品とは言い難い振る舞いが多いが、バイオリンの演奏を得意とするなどの一面も持ち合わせる。黒子によると、一見乱暴で雑に見えるが振る舞いは礼儀・作法・教養・誇りを全て理解した上で形を崩した物に過ぎないといい、「優しすぎる」とも評されている。 非常に正義感が強く、また真面目な努力家でもある。黒子と同じく「自分の中で絶対に曲げない信念があって、それを信じて実行する正義の人」であるが、ヒーローとは困っている人のみならず悪人の側も救わないと気が済まない上条のような精神性を持つ者だと考えているため、自分自身はヒーローではないと思っている。 小動物や低年齢向けマスコットなど、かわいらしいものを好むが、後述する能力の特性ゆえ、小動物に怖がられて近付けないために落ち込むことが多い。また、負けず嫌いでいったん勝負事になると周りが見えなくなる欠点がある。 一方で、「絶対能力進化計画」などの時のように自分自身の問題について抱え込んでしまう傾向にある。「魔神」との圧倒的な実力差を目の当たりにしてからはさらに思いつめるようになり、上条の隣に立つため新たなステージを模索して魔術に手を伸ばし、去鳴は「じきに大きく踏み外す」と警鐘を鳴らしている。