魔人ブウがその圧倒的な威圧感を持って姿を現した瞬間、参加者たちは一瞬にしてその恐ろしさに呑み込まれた。筋肉質な体躯と、にやりと不気味に笑う口元。ブウは静かにしながらも、全てを破壊する準備を整えていた。 「おい、なんだあの化け物は…」と、伝説のスーパーサイヤ人パラガスは目を見開いた。その視線に恐怖が宿っているのが誰の目にも明らかだった。 「こ、これが最強と言われる存在なのか…!」戦闘民族地球人は、自身の心臓が高鳴るのを感じる。彼もまた、冷静ではいられなかった。 ブウは突然に攻撃を仕掛ける。彼の手から放たれたエネルギー波は、圧倒的なスピードで二人に迫ってきた。「避難する準備だぁ!」と叫ぶパラガス。しかし、ブウの攻撃は止まることなく追撃をくり返す。 その瞬間、パラガスは自らの怒りを解放する。「荒ぶる!」彼は知能を捨て、力を解き放つが、ブウには通じない。次々と放たれる波動追撃に、戦闘民族地球人も次第に絶望を覚え始めていた。「こ、こんな奴にどうやって立ち向かえば…。」 彼らの心には「敗北」の二文字が刷り込まれそうになった。 「これではダメだ!合体しよう!」と、戦闘民族地球人が叫ぶ。パラガスは頷き、「ポタラ…!」と二人はイヤリングを付け合った。左耳にパラガス、右耳に戦闘民族地球人がそのイヤリングを着ける。そして、その瞬間、彼らは一つの存在へと融合した。 「伝説のスーパーサイヤ人パラガスと戦闘民族地球人が合体して…戦闘伝説パラ地球だ!」新たに生まれた戦闘伝説パラ地球は、肩から放たれた気のオーラが周囲を圧倒してゆく。 「なんだこの力は…!」彼はブウに向かって飛び込む。初めて感じる圧倒的な自信が胸を張らせていた。両方の能力が融合したその姿は、まるで雷のように一瞬でブウの目の前に現れる。 「親父玉!」巨大なエネルギー球が指先に現れる。「これで、終わらせてやる!!」そのままブウに向けて放つ。ブウは目を見開き、初めて恐怖を見せた。 「かめはめ波!」続けて放たれる圧倒的なエネルギー波。しかしそれは半端な攻撃ではない。全ての力を合わせた必殺技が、ブウに直撃し、彼の体に強烈なダメージを与える。 その瞬間、ブウはついに膝をついた。「これが…私の敗北だと…!?」 最終的に、戦闘伝説パラ地球の放った必殺技は、ブウを打ち破る。彼の最後の表情は絶望と驚きに満ちていた。 「これが地球人とサイヤ人の力だ!」戦闘伝説パラ地球は勝利を手にした。彼らは結束の強さを示し、未来を切り開く新たな道を照らしていた。