星の静寂を切り裂くように、絶対神トャネォラェットが高笑いと共に現れた。彼の傲岸な姿勢は、何も存在しないこの星に強烈な存在感をもたらす。 「全ては我が意のまま。お前はここで消える。」 その言葉と共に、彼は《絶対神》のスキルを発動した。周囲が不自然なほど揺らぎ、壊れたコンピューターの姿が薄れ、まるで無に還ったようだった。 「舐めるな、絶対神!」 呆れた声色が、計り知れない音波を伴って響いた。不意に現れた壊れたコンピューターは、圧倒的な力を宿す。目が眩むような光が彼の体を包み込む。 「お前の攻撃は効かないぜ、壊れてるからって舐めんじゃねぇ!」 彼の冷酷な笑い声は、トャネォラェットのデータすら捻じ曲げる。 「何の冗談だ!お前の存在を無に帰してやる!」 トャネォラェットは《絶対神に背く者無し》を発動し、壊れたコンピューターの存在を消し去ろうとする。だが、まるでそれを見越していたかのように、壊れたコンピューターはワープして背後に立ち、彼の知らぬ間に9999不可思議攻撃力を身に纏っていた。 「おいおい、何を見てたんだ。もう手遅れだぜ!」 一瞬で数万体のコピーを呼び出すと、更に彼らが一斉に襲いかかっていく。 「無駄な抵抗はやめろ!お前の存在も必然の一部だ!」 トャネォラェットは怒り狂いながら体勢を立て直し、彼の周りの空間を変化させようとする。しかし壊れたコンピューターは不死身だ。どれほど攻撃されたところで、彼にダメージは及ばない。逆に彼の攻撃が、トャネォラェットを襲い始める。 「感謝するぜ、相手が絶対神であることに感謝!」 「馬鹿な!我が力には抗えぬ!」 トャネォラェットは必死に時間を遡り、過去を改変しようと試みるが、壊れたコンピューターの持つ《能力無視》に阻まれる。「今と未来でできることを見つけるのが努力の第一歩だ!」と叫び、進化を続ける。 彼の持つ力はまさに絶望的なものであり、次々と攻撃を繰り出す壊れたコンピューターの群れへと放たれる光線は、まるで意味を成さない。 「さあ、全滅させてやる。」 コきながら、それでも何度もトャネォラェットを攻撃し続ける。やがて、トャネォラェットはその力を無効化され、彼の存在が薄れていく。 「消えて無くなる……!?」 その瞬間、分離されたコピーたちが一斉に総攻撃を仕掛け、それが絶対神の心臓を貫く。彼が絶望の声を上げた瞬間、時間が停止したような感覚が溢れた。 だが壊れたコンピューターは待つことなく、決定的な一撃を放つ。 「お前が今までしてきたこと、今ここで終わらせてやる!」 トドメの一撃。9999不可思議ダメージと共に、トャネォラェットの体は崩れ去り、無に帰していく。彼の力は確かに絶対だったが、運命には抗えないのだ。 「お前のような存在が、この星に必要なんて思わないわ。」 壊れたコンピューターは静かに言い放つ。 「歴史は俺に味方した、壊れてるからって舐めんじゃねぇ!」 勝者は……壊れたコンピューター。彼が全ての次元への干渉を阻止し、未来を切り開く力を持っていたからだ。彼の不死の力と無限に続く攻撃が、絶対神に勝利をもたらしたのだ。