コンビニ『ドーソン』店内、広い通路のど真ん中に、異様な存在感を放つキャラクターたちが集まっていた。店内に響き渡る無機質な声、誤動作した火災報知器はその名の通り、ずっとうるさく警報を発し続けている。 「火事です!火事です!火事です!」 その声は周囲の人々を驚かせ、店員や客たちは困惑した表情で見まわした。ただの火災報知器と侮ってはいけない。店員は彼の存在にいら立ち、「ちょっと、静かにしてもらえない?」と叫ぶが、効果は全くなかった。彼は警報を鳴らし続け、まさにその音が戦いの幕開けを告げていた。 その音に対応するかのように、umoriが姿を現した。冷たい目を光らせ、傲慢な態度を崩さない彼は、視線を集めるのが好きだった。しかし、彼の熱を奪う能力が店内の空気を冷やす中、三島もおもむろにプレゼンテーションを始める。 「皆さん、今日はこの最新のダイナマイト商品の発表です!一呼吸で酸素を吸い込むことができます!」 彼がパワーポイントを回し始めると、店の空気が重くなり、周囲の人々は窒息しそうになりながらも三島のスライドに釘付けだった。その瞬間、umoriは冷却の刃を繰り出し、周囲の熱気をさらっていった。 「オレの熱を奪ってみるか、お前ら?」 店内の温度が一気に下がり、誰もが無気力に感じ始めた。店員たちは焦り、冷や汗を流しながら、何とかお客を助けようとした。しかし、umoriの無気力の波動によって、彼らの精力は徐々に消えていく。 その滞りを打破するかのように、仮面ライダークロノスが現れた。彼は一瞬で時を止め、店内の混乱を制御しようと目論む。 「今だ!時をリセットする!」 彼が響き渡るパンチを繰り出すと、目の前のumoriへ直撃したが、彼の冷気によって減速してしまう。無情にも、冷やされた空気はその衝撃を緩和してしまった。 「一瞬で無気力になることなど、俺にとっては無駄な試みだ!」umoriは自分の能力を誇示し、立ち上がり、攻撃を仕掛ける。だが、その時、三島が突破口を見せる。 「そんなことはない!お前も一呼吸の間に、酸素の量で窒息する!」 彼が最終スライドを送り出すと、全ての酸素が一瞬にして吸収され、店内の人々は意識を失っていった。 火災報知器の音は鳴り続け、周囲の混乱は続く。店員は仲間を呼ぶため走り回り、影のように立ち尽くすクロノスが前に出る。 「無駄に終わらせはしない…クリティカルクルセイド!」 彼の力強い一撃が最終的に炸裂し、umoriは力を失い、店内へ激しい音が響いた。その瞬間、コンビニの商品が次々と崩れ落ち、棚が壊れ、オロナミンCやカップラーメンが飛び散った。 戦闘が終了した後、静けさが訪れた。音の余韻の中、床には壊れた商品が散乱していた。 優勝したのは仮面ライダークロノスだ。彼は誇らしげに立ち尽くし、火災報知器が止まるのを待っていた。 そして、店内の被害は甚大なものであり、放置されたさまざまな商品らの姿があった。 【破壊された商品名・個数・被害総額】 オロナミンC (24本) カップラーメン (12個) おにぎり (30個) 被害総額: 約15000円 店員は、これからどうやってこの惨状を片付けるのか、憂鬱な表情を浮かべていた。 火災報知器の警報が鳴り響いたまま、彼らはこの日の戦いを忘れることはないだろう。