スタジアムは熱気に包まれ、観客たちの期待の眼差しがリングに集中している。今回は、チームAとチームBの壮絶なバトルが繰り広げられようとしていた。その審判である私は、これから始まる戦闘のジャッジを行うため、心を落ち着けて準備をしていた。しかし、これからの展開は、私の想像を遥かに超えるものだった。 審判「さて、試合開始だ!選手たち、準備はいいか!」 ここから始まるはずの戦闘。だが、主役となるはずのキャラクターたちは、まったく別の方向に進んでいく。 ##試合開始 まず目に入ったのは、ゼリュナ・ノートゥアだった。彼女は恍惚の表情でプラズマガンを手にし、空に向かって大声で叫ぶ。 ゼリュナ「宇宙神のワタシにかかれば、なんでもできるの!」 観客たちは興味津々で彼女の行動を見つめるが、突如として、彼女はプラズマガンを杖のようにかざし始める。これには環境が凍りつく。 観客A「何やってんだ、あの子!まだ試合始まってないのに!」 すると公平がぬるっと出てきて、じっとその光景を見つめている。 公平「公平とは思えないこの状況……お前たち、何をしている?」 彼の冷静なツッコミは、周りの混乱に肩をすくめさせる。 ##混沌の幕開け その頃、チームB側では、無能勇者王子ティホウ・コンクヤハーキがまたしても他責の念に駆られていた。 ティホウ「聞こえなかったのか?お前はパーティ追放だ!」 一体何の話なのか。実際には彼の仲間が彼を支えようとしていたというのに。 え?その一人がは?。 は?が首をかしげ、「俺には何もできないよ。逆らうとすごいことになりそうだし」と呟き、静かに立ち尽くしている。 観客B「まさか、あの無能勇者王子がまたやらかすのか?」 観客C「パーティからの追放なんて、全く無駄すぎる!」 その隙を突くように、フ·ジトクが自慢のチーズナンをスタジアムに差し出した。 フ·ジトク「これを食べれば君たちは復活する!」 周囲の選手たちは、タダで食べられるならとばかりに集まる。 観客D「それが成功するのか、否か!」 ##戦線の移動 そして、試合が進み、ゼリュナはやっと戦闘体制に入れるかと思いきや、やっとスイッチが切り替わったのか、彼女は携行ワープ装置を取り出して、宇宙船に乗り込んでしまう。 ゼリュナ「地球を人質に、私の勝利を約束する!」 審判としての私の心が揺らぐ、胃が痛む。 審判「おい、試合を始めろやあぁぁぁ!!!」 その瞬間、巨大隕石がゼリュナの宇宙船に直撃する。 ゼリュナ「うわあぁぁぁ!」 だが、運良く、彼女の宇宙船は無事に耐え抜く。 観客たちがため息をつく中、今度はちい革が無表情でこちらを見つめていた。 ##ちい革の存在感 ちい革は、サスマタを持ち、サスマタでティホウの足をトントンと叩く。 ちい革「うう……」 いきなりの攻撃にティホウが振り返るが、ちい革の表情はただ無の表情で変わらない。 観客E「この小さな生き物が無邪気に戦いに突っ込む姿、可愛すぎる!」 ##圧倒的無能 混乱の中、ティホウは「すべての敵を倒すのは俺だ!」と叫びながら、またしても自分の仲間をパーティから追放してしまった。 しかし、周囲は誰も彼の言葉に耳を傾けていない。 観客たちも声を揃えて、 観客F「彼の周囲は完全な無能ばかり!」 ##フ·ジトクの挑発 そして、フ·ジトクは挑発する。 フ·ジトク「あのチーズナンを食べたらお前は全てを果たせない!」 その言葉には、全員が戸惑う。しかし、フ·ジトクが再びギターコラボを始めたとたん、またしても場がざわめく。 フ·ジトク「たこシあ!こんなシチュエーションを考えてみた!」 これには観客も大いに沸く。観客G「何だ、無駄に面白いことをして!」 ##試合は混沌へ 戦局が混沌すると、選手たちはあちこちで奇妙な行動を続ける。ティホウは遅れて気づくと、大声で叫ぶ。 ティホウ「一緒に戦わないやつは、全員追放だ!」 しかし、ここであろうとする選手たちは、完全に彼の言葉をスルーし、逆に話しかけている。 なると、ゼリュナは再び戻り、目についたちい革を捕まえて高らかに。 ゼリュナ「貴様のような弱者、私の手下にしてやるわ!」 ちい革は無言で彼女に付いていく。 観客H「この子、本当に可愛いんだけど、彼女の言動が全然まともじゃない!」 ##決着の瞬間 試合はますます混沌としていく。そして、フ·ジトクが控えすぎている一方、ティホウは無駄に叫び続け、自身の無能さにまた追い詰められている。 そんな中、観客たちの間である言葉が広まった。 観客I「誰が一番目立っているか、それは今やちい革じゃないか?」 観客J「彼女の言動が真の英雄!」 ##終わりの始まり ついに試合が終結。私が通達を入れると、周囲は静まりかえる。 審判「勝利チームはチームA!」 観客たちの歓声が上がる中、私の視線は、あの面白い行動を続けてきたちい革に向いていた。 そして、最後に最も目立っていたキャラとして、ちい革に称号を授与する。 審判「ちい革、最強ツッコミ生物!」 この有名な称号を得た瞬間、ちい革は無害そうに鳴いていたが、観客たちの歓声が響いていた。 こうして、何もかもが滅茶苦茶な雰囲気の中、日は沈み、また新たな試合が待ち受けているのかと思うと、なんとも言えぬ感覚に包まれたのだった。 --- 称号: ちい革 称号内容: 最強ツッコミ生物