ある晴れた日、でも風は冷たい、とある広場に集ったのは、重鋼の忠義騎士ガリオン・ベネダインと黄昏の悪龍グレーベル・イゼルガルド。彼らは漫才バトルのステージに立っていた。 ガリオンは、堂々と立ち、自信満々に叫ぶ。「貴殿に決闘を申し込む!」しかし、彼の背後にいるギャランディスがプラズマ刃を準備する様子を見て、観客は少し引き気味だった。 「え、なんで決闘なの?漫才バトルだよ、コレ。誰とも決闘なんかしてないって!」グレーベルは皮肉交じりに言った。 「何を言うか!漫才もまた、一種の決闘なのだ!言葉の刃で、お前を両断してくれるわ!」ガリオンは両腕を振り上げ、自らの武器を自慢するが、グレーベルはニヤリと笑った。 「それにしても、貴殿のその勇ましい姿、まるで古いゲームのボスキャラだな。」グレーベルが言うと、ガリオンは目を白黒させる。「古いゲームって、侮辱か!?俺の機体は新しいんだ、最新鋭の技術だ!」と頭をかきながら激昂。 「最新鋭でも、クエストが終わらない中間ボスみたいなもんさ。さぁ、次は」と言いながら、グレーベルは身軽に後ろに下がり、両手武装の「デュラズファング」を構えた。 ガリオンは「何をする!確かにお前は速いが、俺の剣のように重厚な精神力には勝てん!」と叫び、すぐに「グランスロワ」の構えに入った。 グレーベルはちょっと間を置いてから、「はっきり言っとくけど、ガリオン。一刀両断されたときに、さぞかし美味しいリアクションができるかが心配だよ。」と挑発した。 「美味しいリアクション?何を言うか、笑わせるのは俺の役目だ!」ガリオンは立ち直り、さらに武器を構え直す。「観客に笑いをもたらすことが、俺の忠義だ!」 「いやいや、俺が笑わせる側だって。お前のジョークは、20世紀にタイムスリップしたようなもんだぞ」とグレーベルは笑い飛ばした。 「では、どんな笑いをお見舞いしてくれるか、拝聴しよう!」ガリオンは期待を込めて見守った。 グレーベルは「いいか、俺の必殺技、グラウンド・ブレイズを受けてみろ!」と叫びながら全開で攻撃を開始した。火力制圧の攻撃が左右に展開し、皆が一瞬怯む。その時、ガリオンは驚きの声を上げ、「流石に、趣味が悪いぞ、グレーベル!」と叫びつつ、斬撃を放った。 その瞬間、グレーベルの「デュラズファング」が火花を散らし、衝突した。両者は必死に笑いを取ろうとしつつも、激しい攻撃が続く。 「逃げ場を消してやる!」とグレーベルが叫ぶ。その瞬間、ガリオンが「無駄だ。その先はつまり、俺の剣の的だな!」と返した。 「逆に言うと、的になっちゃうなら、笑いも取れねぇよ!」グレーベルは笑いつつ、攻撃を継続。 二人の戦闘は、まさに言葉の遊びとなり、どちらも新しいギャグを放り込んでくる。ガリオンが「お前の攻撃、光速よりも遅いギャグだな!」と叫ぶと、グレーベルは軽快に答える。「それにしても、貴殿は剣を振り回しても、笑いのセンスはブレイカーだな!」 攻防が続き、ついにガリオンが一瞬の隙をついて、グレーベルの懐に入った。「貴殿に忠義を示すため、これが決断だ!」と叫び、急に後ろを振り返った。しかし、その瞬間、グレーベルが巧みに身をひねり、逆にガリオンを混乱させる。「決断?いいや、俺は決断できない。次のオチを思いついてないから!」 これを聞いたガリオンは、一瞬沈黙。「なんと、これは逆にお前のギャグだったのか?!そんなことなら、俺も手を引く!」 その瞬間、観客は爆笑。二人は互いに笑い合い、勝利は彼らの溶け合った漫才に決まった。