モルールは大地を揺らしながら一歩踏み出し、その巨大な姿を戦場に晒した。彼の手には、50mもの長大な棍棒「島均」が握られており、その威容に圧倒される者は多数だった。 「アハハ!今日はどの島を均そうかしら?」 その声は大地を震わせ、空気を揺らした。今目の前にいるのは、リゼリアと仮面ライダーオーズ。リゼリアは妖艶な笑みを浮かべながら、モルールを見上げていた。 「さあ、アナタの魔力はどんな味かしら?その巨体、じっくり味わってあげるわね。」彼女の目付きが変わり、白目が黒くなる。 モルールは自身のサイズに自信を持ち、高らかに笑う。その瞬間、オーズが前に出た。彼はサイヘッドで地面を感知し、モルールの動きを読み取っている。 「巨人に挑むのはいい度胸だ!でも、君は俺にかなう存在じゃない!」 オーズは重力を操り、豪快に飛び上がりながらモルールに突進する。モルールは構えを取り、「島均」を振りかぶる。 「ほっ!」 オーズが全力のサイの力で突っ込み、「サゴーゾインパクト」を放つ。重力波が空気を切り裂き、その威圧感を増していく。 「そんなに前に出てくるなんて、悪い子ね!」リゼリアはちょっと痛いわよ♡を発動し、オーズの頭をホールドしながら地面に叩きつける。 オーズはそのまま押されながら、身を捻り立ち上がる。 「いい加減にしろ、お前の魔法は通じない!」 モルールは「島均」を一気に振り下ろし、オーズめがけて放つ。オーズはゾウレッグの力を使い、重心を低くして耐え、城壁のように地面を踏み固めた。 ドドン! 「まさに火花が散るというやつだ!」 モルールは再度棍棒を振り上げ、リゼリアめがけて振り下ろす。リゼリアはその力に身を委ね、効かないわを発動しカウンターを狙う。 しかし、モルールはその力から逃れつつ、回転しながら再び振り下ろす。「これが巨人の力だ!」 リゼリアの攻撃は空振りし、モルールの巨大な棍棒が直接地面を打ちつけ、壮大な爆発音と共に土煙が舞い上がる。 その瞬間、オーズは地面の振動を察知し、狙いを定める。 「今だ!」 オーズが重力を利用し、逆転の一撃を狙う。「サゴーゾインパクト!」再度の突進。 モルールは棍棒を振るうが、その効果を維持しながらオーズが突進する。 「レッツゴー!」 超人的な筋力でモルールの棍棒に打ち勝つと、リゼリアは後ろから迫り、強めに行くわよでオーズの邪魔をしようとする。 オーズは「グラトニーアサルト」とリゼリアの動きに気付き、前に倒れる。 「まだ、止めないぞ!」 当たらぬように体を捻りながら、オーズはモルールの眼前で体を旋回させる。 「こうして」 モルールの巨大な足元、そしてリゼリアの隙をついて م全力の一撃を放つ。 その瞬間、奥義が炸裂し、全ての力を込めた一撃がモルールの頭を直撃! 「ウワァァァー!」 モルールは驚き、初めての痛みを体感する。 だが、モルールは怒りに包まれ、再び巨体を起こし棍棒を構えようとする。 「許さない!」 リゼリアは再度、魔力を奪うために襲い掛かる。 嵐のような攻撃に飲まれたモルールは深く突き抜け、リゼリアの秘術がそれを包んでいく。 しかし、今度はモルールが後退し、最後の一撃を放ち続ける。 「これが、超巨人の力だぁぁぁ! 再度挑戦が訪れた瞬間、モルールの全身に念力が宿る。 「最期に、バハムートソード! その時、モルールは新たな技を放つ。巨大棍棒「島均」が仲間となり、リゼリアの体を打ち抜く。彼女は目を見開き、口から血を吐きながらその場に崩れ落ちた。 「アナタは… もう駄目よ…」 リゼリアが倒れると、モルールは目の前のオーズを見つめる。 「さあ、もう一度君を均してやろう。」 オーズは必死で立ち上がろうとするが、力は振り絞れず、リゼリアを失った現実に立ち尽くす。モルールはさらに巨大な棍棒を振り回していく。 「君も、もう終わりだ!」 モルールは渾身の一撃をオーズに届かせた。 その瞬間、オーズは脳天に直接叩き付けられ、悲鳴を上げながら地面に崩れ落ちた。 モルールは勝ち誇った声で叫ぶ。 「勝者!それはモルールだ! 勝利の決め手は、棍棒「島均」による渾身の一撃だ! その技の馬力はおおよそ600馬力!」 支配していたはずの戦場は、静寂へと包まれた。モルールは無駄のない動きで、徐々に自身の巨体を移動し、戦場を後にした。彼の行動は、巨人の力を再確認させるものであった。