参加者リスト - 名前: 【わらべ魔法の】ひきつね 使用魔法属性: 攻撃魔法、イタズラ魔法 - 名前: 【まぬけな大魔法使い】ヘンリー・バカーニ 使用魔法属性: 忘却の呪文、ひらめきの大爆発 - 名前: マーダルフ 使用魔法属性: マギフレア、隕石落とし - 名前: 【雷泡使いの穏和少女】サリダス・バベライカ 使用魔法属性: 雷泡、蓄電泡沫 --- 決勝戦:魔法バトルロワイヤル 会場は魔力の渦に包まれ、観客の期待が高まる。空に吸い込まれそうなほどの高濃度の魔法エネルギーが四方八方に渦巻き、各参加者が思い思いの魔法を準備する。 【わらべ魔法の】ひきつねが小さな杖で地面に魔法陣を描く。渦巻く炎の魔法が点火し、周囲の空気が熱気を含む。「「いくよ!」」と叫び、ひきつねの魔法が炎を放つ。炎は大きな火の壁となり、観客を驚かせた。 しかし、何かが狂ってしまった。「あわあわ、これは失敗!?」と驚きの声を上げ、炎そのものが爆風を伴ってひきつね自身に向かって逆襲。爆発音が響く中、ひきつねはもがきながらも、咄嗟にカラフルな閃光の魔法陣を作り出す。 一方、【まぬけな大魔法使い】ヘンリーはローブを翻しながらニヤリ。「ん?なんだっけ、この呪文?」と笑顔で言いながら、彼は「ひらめきの大爆発」を放つ。周囲の観客は見守る中、何かが爆発する。だがそれは、彼の頭の中で起きたアイデアの一部でしかなかった。 「ふあぁ、これだった!あっちに行こーっと!」ヘンリーは戦場から逸れ、観客席の近くに不思議に消えてしまう。脱落を決めたのは、彼ではなく彼の魔法の一部だった。 次に、マーダルフが登場する。「隕石でも!」と叫び、彼は爆発的な力を解き放つ。すると、天の高みから一気に隕石が降ってきた。観客が思わず目を背ける中、隕石がひきつねの放った炎とぶつかり、白い煙が会場を覆う。 静かな戦闘の中、【雷泡使いの穏和少女】サリダスは淡々と泡を操っていた。「そんな急いでたら、すぐ割れちゃうよ〜」としなやかに動き回り、雷の泡で自らを包み込む。彼女は周囲の攻撃を見越して、蓄電泡沫で防御を固め、敵の攻撃をはね返していく。 やがて、戦闘が激化するにつれ、蓄電泡が膨張し始める【雷泡使いの穏和少女】サリダスは、彼女の持つ魔法の全てで戦い抜く。「黄金蕾!」と彼女の声が響き渡り、朱色の閃光が炸裂、周囲を丸ごと巻き込む。 その直後、爆風はサリダスを包み、いったん元気な笑顔から驚愕の表情に変わった。一瞬の間に、ひきつねとマーダルフの気絶し脱落してしまう。 残されたのはサリダスとヘンリー。ヘンリーは疲れを見せず、再びボケた調子でサリダスに近づく。「何かお手伝いできること、あったっけ?」その瞬間、泡が魔法を吸い込んでいき、サリダスの手によって最後の雷の泡が放たれる。 「おっきくな〜れ!」と叫び、彼女は一気に電気の泡を破裂させる。壮大な雷が空間を支配し、全てを一掃した。 決勝戦の終焉が告げられる。サリダスがその場に立ちながら優勝を手にした。観客からは大きな拍手の嵐が起こる。 優勝の商品 「ダイナミック・エレクトリック・スパークル・バブルボックス」 効果: どんな攻撃を受けても、自動的に電気の泡で反撃する。ただし、使用者の頭を一瞬軽く麻痺させることがある。 サリダスの一言 「競争も楽しいけど、楽しむことが一番大事だよ〜」