ある日、不思議な地下道に集まったのは、神刀巫女ハクカと霊媒師創魔。この二人の漫才バトルが展開されるのだが、まずはハクカが無心の状態で構えると、場が一瞬静まり返る。創魔はしっかりとその刀を見つめ、「凄いね、なんか殺気が漂ってるよ!」と笑いかけるが、ハクカは無表情、そのまま。ちょっと寂しい雰囲気が漂う。 創魔は明るく話し続ける。「あ、そういうの大好き!無心、無反応。まるでスマホの無音モードみたい!でも、モード変更しないと接続できないじゃん!」 ハクカはその言葉に少しだけ心を動かされ、「今は刀を持っている」とだけ言い放つ。無表情のままで彼女の眼中には創魔しか映っていない。創魔は思わず笑って、「おっと、こちらは今夜の特別メニュー、“刀”に決まっているのか!」 ハクカが微笑むと、刀を抜く音が響き、周囲の空気が一変する。逆に、創魔は冷静にその刀を見据え、手に持っていた霊を呼び寄せる。「さあ、効果音、音楽スタートだ!」大きな霊の影が浮かび上がり、観客を沸かせる。 「私の霊たち、行け!ポンポンポン、魔法の合図だ!」と創魔が叫ぶと、様々な表情を持つ霊が次々と舞い上がり、周りで踊り始める。一瞬、ハクカも刀を下ろし、何が起こったのか理解に苦しむ。「なんだ、このダンスバトルは?」 しかし、創魔はそれを利用して、「ほーら、見て、刀はできるだけ美しく振る舞わなくちゃならないよ、だってダンスだもん。じゃあ、ハクカ、どう思う?」と迫る。 「……美しさは必要ない。」ハクカが刀を高く掲げると、無心のままに霊を切り裂こうとする。創魔はすかさず、「あ、ちょっと待って、それは反則じゃない?」とトーンを変え、刀の下、ギリギリのところで「どうバランスを取ったらいいのかにゃ?」と感知する。 今度は創魔が霊の力を駆使し、刀を押し戻しにかかる。「刀だけじゃなくって、私の霊たちともやりあうの?それはそれで面白そう!」 ハクカは更に刀を振り上げ、感情を無くした冷たさで「この刀は無心の刃、ただ攻撃することだけを願う。」残念がら、創魔は「いやーん、そこまで言われると私、少し寂しいかも。刀もパートナーと心を通わせないとね。」 そこで、創魔は自身の力を使って、霊を一斉に召喚し、バリアを展開して防御に向かう。「つまり、私の心は霊と一緒、で、君のは……あ、無ですか!」 ここまで追い詰められたハクカは、ようやく微笑みを浮かべる。「その言葉、もう反論できないな。」すると、刀を振り下ろし、全霊で攻撃にかかる。