Location: 廃墟と化した古刹の境内 蒸し暑い夏の夜、都市の喧騒から隔絶された山麓にひっそりと佇む古刹の境内。苔むした石畳は月光に濡れ、崩れかけた本堂の屋根から雨垂れのような汗が滴る。異様な熱気が空気を重く淀ませ、不穏な風が木立をざわめかせる。境内中央の広場で、二つの影が対峙する。 黒いフード付きマントに身を包んだ少年のような英雄、【愛の守り手】プラトニック・ラブ。肩に担いだ超巨大な朝星棒「星砕」が、規格外の重量で地面を抉る。彼の瞳は冷静に敵を見据え、弱きを守る英雄気質が静かな闘志を湛える。「我は愛の守り手。闘争の果てに、真実を見極めん……」 対するは、白と藍のワンピースを纏った物静かな虚魔法使いの少女、【ちょっとだけ、静かにして。】空嶺楓。青緑色の髪が夜風に揺れ、水色の瞳はイヤーマフの下で微動だにしない。彼女は指先に『絶虚0』の粒子を浮かべ、静かな呟きで応じる。「しーっ……あなた、うるさすぎる……。ちょっとだけ、静かにして。」 戦いの火蓋が切られる。第1ラウンド。 プラトニック・ラブが先制する。フルムーンスタイルの重厚な一撃を信じ、巨体を揺さぶって「星砕」を振り上げる。鎖の付いた朝星棒が唸りを上げ、地面を抉りながら楓へ迫る。衝撃波が石畳を砕き、境内を震わせる。「受けよ! この愛の重み!」しかし、楓は動かない。イヤーマフを軽く押さえ、口元に指を当てる。「しーっ……うるさい。」 『絶虚0』が発動。周囲の音と衝撃が空虚へ変換され、朝星棒の軌道が歪む。鎖が虚無に飲み込まれ、棒身の威力が霧散。プラトニック・ラブの攻撃は空を切り、僅かな反動で彼自身がよろめく。楓の静寂の絶壁が広がり、彼の足音さえ吸収される。「……静か。もっと、静かに。」楓の声は囁きのように明確で、プラトニック・ラブの鼓膜を刺す。 ラブは冷静沈着に耐え、受けた攻撃の規模に応じて肉体強度が増大。少年のような体躯が僅かに膨張し、筋肉が隆起する。「ふむ……この静寂、悪くない。我の愛を試すか。」彼はマントを翻し、再び「星砕」を振り回す。鎖が鞭のように伸び、楓の絶壁を叩くが、虚魔法に変換され無効化される。楓は静かに手を翳し、『絶虚0』を増幅。無音の波動がラブを包み、平衡感覚を奪う。彼の視界が揺らぎ、朝星棒の重さが仇となる。 ルミナスゲージが両者で溜まり始める。楓のハーフムーン的溜めやすさとイクリプス的常時増加が優位か、ラブのフルムーンは一撃の蓄積で追う。ラブが地響きを立てて突進するも、楓の静寂が彼の動きを鈍らせる。「しーっ……動かないで。」少女の瞳に冷たい光。ラウンド終盤、ラブの強打が絶壁を僅かに揺るがすも、楓の反撃波が彼を後退させる。第1ラウンド勝利:チームB【空嶺楓】。 熱気が増す境内。プラトニック・ラブのゲージがMAXに達し、ブラッドヒート解放。衝撃波が爆発し、静寂の絶壁を押し返す。「高ぶる……我の愛が!」体が筋骨隆々に膨張、攻撃力が上がりHPが回復。楓もゲージを溜め、静かに応じる。第2ラウンド。 ブラッドヒート状態のラブが猛攻。鎖で楓を狙うが、虚魔法が防御。「無駄よ……静かに。」楓の『絶虚0』がラブの衝撃波すら変換、しかし受けた虚無の規模がラブの肉体を強化。規格外の火力が膨張し、「星砕」の一撃が絶壁を貫通寸前まで迫る。石畳が砕け、木々が倒れる大衝撃。「我の守るべき愛を、試せ!」 楓は動揺せず、ルミナスゲージをMAXに。「あなた、うるさすぎる……《虚魔法》無道静寂。」アークドライヴ発動。口元に指を当て『絶虚0』を最大増幅。静寂の絶壁が膨張し、ラブを飲み込む。視界が白く染まり、聴覚が奪われ、平衡が崩れる。ブラッドヒート中でも静寂の侵食は苛烈、ラブのHPが削られる。「ぐっ……この静けさ、心地よいな……!」彼は耐え、拳で絶壁を叩くが、消費ゲージが減少し始める。 ラブの反撃で鎖が楓の足元を拘束しかけるが、虚変換で逃れる。両者のゲージが激減、しかし楓の静寂が持続。ラブのブラッドヒートが解除寸前、楓の波動が彼を地面に沈める。「しーっ……終わり。」第2ラウンド勝利:チームB【空嶺楓】。 境内は荒れ果て、本堂の瓦が崩れ落ちる。プラトニック・ラブの闘争愛が頂点に。受けた静寂の蓄積で肉体が最大強化、ブラッドヒート再解放。楓もゲージ満タン。「静か……でも、終わるわ。」第3ラウンド・ファイナルアーク。 ラブがアークドライヴ【夜もすがら君を思う】。鎖で楓を拘束、地面に叩きつけ地響きを起こす。フルムーン火力が炸裂、石畳が陥没。「愛の想いを、受け取れ!」しかし楓の絶壁が衝撃を変換、拘束が緩む。「うるさい……《無音境域》零幻白蕾解。」ファイナルアーク発動。『絶虚0』の範囲が再拡大、白い静寂の蕾が境内全体を覆う。音、衝撃、存在すら空虚へ。 ラブのファイナルアーク【つい、高ぶってしまうんだ】。筋骨隆々な姿へ変身、全身全力の愛の拳を放つ。山を砕く一撃が静寂の蕾を貫き、楓へ直撃寸前。境内が爆震、木々が根こそぎ倒れる。しかし楓の零幻白蕾解が最大化、無音境域が拳の威力を吸収し変換。ラブの体が虚無に蝕まれ、HPが急減。「我の愛が……静寂に負けるか!」 激闘の末、楓の静寂がラブの肉体強化を上回る。白い絶壁が英雄を飲み込み、気絶させる。「しーっ……おやすみ。」ラブの巨体が石畳に沈む。第3ラウンド勝利:チームB【空嶺楓】。 ラウンド別勝者: 1ラウンド目:チームB 2ラウンド目:チームB 3ラウンド目:チームB 総合勝者:チームB【空嶺楓】(3-0)