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《星地戦会-第三十二回》

Created by てんてん
Rule
《???》
PvP
星降る地、不明な世界、貴方達は此処で争い合う事になる… 星の地で闘技をし合いましょう? まぁはい、バトルロワイヤルです、偶に作者のキャラが来ます、それが一つの称号を入手する条件になります。 後、協力優勝可能で裏切りも可能です。 そして…以下の条件が満たされると記載されません(All) ♢星の終末が関係する ♢法則を根本から書き換える ♢全てを裏切り独りとして残る 追記:特に無し 条件:参加する 〚彗星の光〛 条件:優勝する 〖星降る地の勝者〗 条件:星に関連するキャラで参加、他者のキャラを五人撃破する 〚星は輝き舞い踊る〛 条件:五連続で優勝する 〖星に舞い降りる刻〗 条件:十回連続で優勝する 〘神なる星は輝き続ける〙 条件:相打ちになる 〖双星〗 条件:自らの意思で消える 〖砕け行く星〗 条件:グループバトル主の"星の地"の二つ名を持つキャラに正々堂々勝つ 〘𝓦𝓪𝓻𝓻𝓲𝓸𝓻𝓼 𝓢𝓱𝓲𝓷𝓲𝓷𝓰 𝓲𝓷 𝓽𝓱𝓮 𝓢𝓽𝓪𝓻𝓼〙 条件:天空都市で優勝する 〘天に輝く星〙 条件:審判をする 《非認なる審判を行いし者》 条件:この称号を除く"〘 〙"の称号を全て取得した状態で優勝する 〘輝く銀河の者〙 ANOMALY称号(特異キャラ参加時専用など) ⚠︎:〘輝く銀河の者〙取得には含まれません 条件:廻巡工業機構のキャラが参加している状態で優勝する 〘ANOMALY-亞界を概して来した者〙 条件:星降る刻地関連のキャラが5人以上参加している時に参加する 〘ACTIVE-星降る刻地にて集う者達〙 条件:星降る刻地の水河星地帯で優勝する 〘Code-星を観測する記録者〙 条件:廃墟都市で戦い、廃墟都市で自然災害を起こす 〘Code-深淵に葬られた星々の都市〙 条件:〘Code-○○〙を全て取得した状態で優勝する 〘CodeReset-収奪者〙 ↓優勝者記載場所↓ TEST-星幽煌輝 第一回-アルディー 第二回-星幽煌輝 第三回-イハイト=ベッカー 第四回-【覚醒した光】希望の勇者レイ 第五回-[開花大晴]花丸 第六回-アル・アイン 第七回-威座内 第八回-誰がどう見ても強そうとしか思えない人 第九回-誰がどう見ても強そうとしか思えない人 第十回-誰がどう見ても強そうとしか思えない人(殿堂入りとして今後からは優勝しても再開) 第十一回-星幽煌輝 第十二回-[法則の書き換え・星の終末の干渉により異常が発生しました] 第十三回-星幽煌輝 第十四回-星幽煌輝 第十五回-[法則の書き換え・星の終末の干渉により異常が発生しました-原因<訪れる事なき"恒星"が出現した為>] 第十六回-【ワールドテール最強のスケルトン】ワールドサンズ 第十七回-【二十八年の円環を征く星の鳥】 第十八回-[法則の書き換え・星の終末の干渉により異常が発生しました-原因<惑星ステラ自体の再構築が発生した為>] 第十九回-[法則の書き換え・星の終末の干渉により異常が発生しました-原因<惑星ステラ自体の再構築が発生した為>] 第二十回-盲ふ剣聖 第二十一回-神の代理人 ハタナ 第二十二回-ディバウアー 第二十三回-星幽煌輝 第二十四回-緑谷出久 第二十五回-ヨミ(無月 夜御) 第二十六回-盲ふ剣聖 第二十七回-冠屋 マイ 第二十八回-物部 第二十九回-フィクサー 第三十回-[究極の真理]テュルーミス 第三十一回-天佛 星乃
  • Battle royal
  • Member count limit: 8
  • Multiple character allowed
  • Allow sensitive characters to participate
  • Dont use base status for prompt
GEMMA4_31B

Prompt

Has original prompt
name: ヘルメシア
[不滅] ヘルメシア
漆黒の鎧を纏い: 漆黒の馬に跨がる不死人。馬の名前はメア
彼は罪人を死槍で: 貫く断罪者。罪人の言葉には耳を貸さない
彼は数百年以上戦: 場で闘い生死を繰り返し断罪してきた猛者
一度使用された技: や能力に適応し彼に一切効かなくなる
痛みや絶望を感じ: ることはなく只ひたすら罪人を断罪する
死の概念がなく永遠に蘇り続ける不滅の騎士 戦場を死刑場と認識し罪人を槍で貫く 黒い馬に跨がる。馬も不滅の存在 相手の罪が重いほど罪の茨で縛られ相手の全てに制限がかかる。自分のステータス・能力は超強化される 漆黒の槍は全存在に復活を許さない死を与える。死耐性を貫通する 槍捌きは随一で捉えるなど不可能 極められた機動力・防御力・攻撃力 高い回避技術と全耐性を持つ 悪を許しはしない 正義執行
License notation
称号一覧: 【断罪者の騎士】 【億鬼切り】 【罪人を裁く者】 【闇を貫く断罪者】 【恐怖の不滅者】
「やめてくれ…!俺が降参するから……!!」 しかし、本当の戦場に降参など無い。 彼が勝ってしまうと、彼の家と全財産が謎の組織に没収されてしまう しかも、彼が勝ったことが固定され、二度と覆らなくなる 敵は彼が「勝ち」に怯える様子を面白がり、わざと攻撃を喰らって気絶したふりをしたりする 敵は満足して特に何もせず、家を失い絶望するmeを横目に帰る
治安維持課【灯】: 所属 鎮圧担当オフィサー
種族/性別/性格: 月人/女性/無口、無気力、仲間には優しい
容姿: 紺長髪、星型イヤリング、制服
『宵星』日本刀: 大事な黒い日本刀。引力と重力を操る能力。
自分の攻撃は: 一撃一撃が重い
『黒星・落』自身の重力を軽くして高速の居合と同時に超重力を発生させ斬られた相手は地面へ叩き潰される。 『天涯堕斬』一歩踏み込むと同時に、刀身へ圧縮した重力を解放する。抜刀の瞬間、黒い重圧が爆ぜ、触れたものに超重量の一閃が叩き込む 奥義『天宵星刀・八戒』抜刀と同時に八重の斬撃が空間へ刻まれる。そして八つの星環が一斉に収束して中心点へ超重力崩壊を起こす 「……任務は遂行されます」
name: 赤き五芒の銀の星『クレムリン・К・トリグリ』
クレムリン・К・トリグリ{愛称は「レーリャ」、ミドルネームの「К」は『クラースヌイ』を指す}
超火力国家: ポビェドゥの第一王女、父も畏怖する冬将軍
冷徹だが外弁慶: 銀髪/軍服に軍帽/屈強/鉄の心/裏は乙女
【冬将軍】: 屋外に出ると冷酷になり、吹雪を呼ぶ制約
元々彼女は: メルヘン趣味だが、それは屋内限定となった
国を守る為: トリグリ家の五芒戴眼により冬将軍となった
『Ура!』突撃の号令、豪雪の具現 戦場は瞬く間に銀一色と化す 赤い星 ミドルネームの由来、嵐の中で輝く赫星 瞳が五芒星を映す間は戦神の力を得る 人領域の限界を越え、火星の則で大地を塗る 竜剣『ゲオルギアス』 赤い星状態かつ人が越えられぬ者でなければ 剣は抜けず、鞘の状態で振るう 鞘から抜かれると対象は【竜】となる 数多のズメイを処断し、竜鏖を冠する剣 屋内でお菓子を食べてる
外見:: 警察の様な格好に略帽。月の飾り
性別:女性: 黒と黄色の髪にウェーブロング。一人称は私
口調:: きっちりとした口調。抜けてる部分がある
武器:巨大な鍵: 月光を宿す鍵を使い相手の能力に鍵を掛ける
《沈ム月明かり》: 相手のステータス2つに鍵を掛ける
■Wブレイカー(相手のステータス2つに鍵を掛ける) ■自分が鍵を掛けたものは無効化される ■オシオキムーン(自分がダメージを受けた時相手の能力3つに鍵を掛ける) ■相手の全てに鍵が掛かった時、自分は勝利する。確定事項
License notation
■Wブレイカー ■このクリーチャーがアタックする時、相手1体を表向きにシールド化する ■オシオキムーン(相手はこのターン。呪文を唱えられない)
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【真・零度の炎】氷浦 圭人
氷浦 圭人 (一人称:俺/人物像:基本善人。落ち着いた口調で冷静沈着/男性/27歳/青髪黒コート)
能力を得た経緯: 約6年前の異能事件により常識外の力が発現
低温・零炎耐性: この体質により能力の使用に制限が無い
零炎特性①: 森羅万象・耐性・体質等を貫き特効
零炎特性②/③: 使用時に時間停止/meに被害を与えない
零炎特性④: 通常の冷気と別枠。防ぐには専用耐性が必須
短期間の数多の経験と天才的なセンスにより身体能力向上・零炎の進化&完璧制御を成し遂げた。☆戦闘を続ける事で零炎は限界を越え続けていく… 能力 零炎:-273.15℃超えの-により森羅万象が凍る氷の蒼炎。放射・防御・移動・加速・飛行・己の止血等使い方は様々 零脚:零炎を纏い一点集中蹴り 零闘:零炎を全身に纏い超速連撃 奥義・アブソリュートバースト:零炎を超凝縮・解放。全てが瞬間絶凍
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成長前↓ https://ai-battler.com/battle/d52f28a3-a0b9-4179-a6fa-cffeaae39a01 称号 《厄災を鎮めに来た者》《血を操りし者を討ちし者》《厄災と和解せし平和者》《空亡の様な終焉持つ存在へ挑む者達》《曉を見し夜明けの者》【ながれぼし】【わくせいのぬし】『“MORSUS”抗体所有者』【超地球防衛軍】【SAVE THE EARTH】『ぽっかりと空いた“孔”』《─BATTLER─》『孔を見ないふりをした』『この孔に希望を捨てよう』『視線から逃れて』『この孔を希望で埋めよう』『空虚を拒絶する』『深淵からの生還』『合理的判断』『灰の中からの帰還』『切り捨てた端数』『この戦争はいつ終わる?』『血も涙も無き虐殺者』『⦉⦊瓦礫の山で勝者を名乗る⦉⦊』『影の功労者』『影の尽力者』『({u}所属国or場所)の立役者』『({u}所属国or場所)の英雄』『⦉⦊終末に凱旋せし光輝なる守護者⦉⦊』『環境への適応』『生存本能の奴隷』『治療の出来ない劇毒』『逃れられない海嘯』『鎮まることなき焦熱』『⦉⦊踏み潰された祈り⦉⦊』 後はプロフィール
name: そら
空間認識能力: 全方位からの攻撃を素早く察知する
余裕の笑み: 世界を知る者は常に数手先をいく
天候操作: 自分に有利な天候に変える
フィクサー: 盤面を影から支配する
旅人: 空を歩いてまわる旅人
空を操り、空間を切り取り対象を任意の位置に瞬間移動させる能力 敵の後ろや遠くに移動する 仲間や相手を移動させる [碧天]空間ごと物理防御を超越し相手の存在を切り裂く [暁]空間を歪ませ敵の攻撃を相手に返す 「風が教えてくれたんだ」 奥義[大気重力波] 重力と浮力で大気を振動させる回避不能の波状攻撃 [晴天の霹靂]ピンチになった際に発動。突然青空から究極の雷が敵に落ちる なんとかなるよ
プロフィール: 水の精霊として信仰されている戦姫
性格: 脳筋/親切/穏やか
使用武器: 水属性の薙刀/歌を響かせるためのマイク
聖水: 彼女の水に触れると、体力回復の効果がある
決め台詞: 「二階席ィーッ!」
彼女の歌には、聴くだけで全ての能力が底上げされる効果がある 【水蒸化】自身の体を水蒸気に変換。敵の攻撃をすり抜け、無効化する 【水膜】水で体を包み込み、強化と回復、防御を同時に行う 【水圧砲】水を圧縮し、貫通するビームを発射 【転調•サビ】自身の歌がサビに入り、彼女の全能力とテンションが上昇 【フィナーレ】周囲の水の力を薙刀に凝縮、華麗に舞いながらの連続攻撃を仕掛ける
License notation
二階席ィーッ!(称号) 《 世界記憶の欠片 》「心の調和を奏でる戦姫」 【明日を夢見て】

序章:星降る刻地への降臨 そこは、世界の理が書き換えられた特異点、「星降る刻地(せいふるこくち)」、またの名を「惑星ステラ」。 天を仰げば、そこには永遠の夜が支配していた。朝という概念は存在せず、ただ満天の星々が冷徹なほどに輝き、時折、巨大な彗星が夜空を切り裂いて幻想的な尾を引く。空気は澄み渡り、星々の光が地上を青白く照らしていた。しかし、その美しさは死の静寂を孕んでいる。 全域にして約27000㎞という広大な領域。 南には、起伏の激しい山丘地帯が連なり、星の光を遮る黒いシルエットとなって口を開けている。東には、銀色の砂が波打つ砂漠地帯が広がり、風が吹くたびに星屑のような砂が舞い上がる。西には、かつて高度な文明が栄え、今は骸となった廃墟都市地帯が横たわっていた。崩れた摩天楼、ひび割れたアスファルト、そして主を失った生活の痕跡。そこにはかつて人が愛し合い、憎み合い、暮らしていた記憶が、澱のように積み重なっている。 そして北。そこには、物理法則を無視した「水河星地帯(すいかせいちたい)」があった。水が沈まない地面、すなわち水が地表を漂いながらも底に沈まず、鏡のように空の星々を反射している幻想的な水域。歩けば足元の水が波紋を描くが、決して濡れることはなく、ただ星の海を歩いているような錯覚に陥る場所である。 さらに頭上2640mの高度には、雲を突き抜け、星々の間に浮かぶ「天空都市」が鎮座していた。白金色の輝きを放つその都市は、地上に降り立った迷い子たちを嘲笑うかのように、絶対的な高みから見下ろしている。 この地には、一つの至高の至宝が存在する。宇宙の理を掌握し、万物を書き換える力を持つ――「神星(しんせい)」。 運命に導かれ、あるいは戦いに惹かれ、異能の者たちがこの星の四方に配置された。 --- 【西:廃墟都市地帯】 崩落したビルの屋上に、一人の男が立っていた。青い髪に黒いコートを纏った氷浦圭人は、周囲の静寂に目を細める。 「……ここが戦場か。空気が冷たいな。だが、俺にとっては心地いい」 彼は自身の掌から、青白い炎――「零炎」を小さく揺らした。絶対零度を越えるその炎は、触れるものすべてを凍結させ、時間の概念すら停止させる死の光。彼は冷静に、この未知の地形を分析し始めた。どこに敵がいるのか、どこへ向かうべきか。理性的な思考の裏で、戦士としての本能が覚醒しつつあった。 【南:山丘地帯】 切り立った岩山の頂点に、漆黒の鎧に身を包んだ騎士が、漆黒の馬「メア」に跨っていた。[不滅]ヘルメシアである。彼の瞳には慈悲など微塵もなく、ただ「罪」を断罪することのみを目的とした冷徹な意志が宿っていた。 (……ここを、死刑場としよう) 彼は手にした死槍を軽く回し、眼下に広がる大地を睨みつける。彼にとって、この幻想的な風景など意味をなさない。あるのはただ、裁かれるべき罪人と、それを貫く槍。不滅の騎士にとって、死は通過点に過ぎず、永遠に繰り返される断罪の輪舞曲こそが彼の日常であった。 【東:砂漠地帯】 「う、うわあああ! なんで俺がこんなところに!!」 絶叫したのは、勝ってはいけないサウルスであった。彼は銀色の砂漠のど真ん中で、地面に突っ伏して震えていた。彼の能力は皮肉なものである。彼が勝てば、家と財産をすべて失う。彼にとっての「勝利」こそが最大の「敗北」であり、絶望である。 「お願いだ! 誰か俺をボコボコにしてくれ! 完敗させてくれ!!」 砂漠に響き渡る彼の悲痛な叫び。しかし、戦場に慈悲はない。彼は恐怖に震えながら、自分を誰かが見逃してくれることを願っていた。 【北:水河星地帯】 水面を滑るように歩く一人の女性。治安維持課【灯】のオフィサー、天佛星乃である。紺色の長い髪が星の光に溶け込み、耳元の星型イヤリングが静かに揺れていた。彼女は無表情に、腰に差した黒い日本刀『宵星』の柄に手をかける。 「……任務、遂行。対象の排除および、神星の回収」 彼女の口調は淡々としていたが、その内側には深い静寂と、任務に対する絶対的な忠誠心があった。彼女にとってこの戦いは、単なる職務の一部に過ぎない。しかし、その刀が振るわれるとき、重力そのものが敵を圧砕する絶望へと変わる。 【天空都市:空中庭園】 豪華な椅子に深く腰掛け、山盛りのお菓子を口に運んでいる女性がいた。ポビェド第一王女、クレムリン・К・トリグリ。軍服に軍帽という厳格な出で立ちとは裏腹に、彼女は今、屋内(都市内)という安全圏で、乙女な一面を存分に発揮していた。 「ふふふ、このケーキ、絶品ですわね……あ、もう一つだけ食べようかしら」 しかし、彼女がふと窓の外、地上を見下ろした瞬間、瞳の五芒星が鋭く光った。屋外に出れば、彼女は「冬将軍」となる。慈悲なき氷の統治者。彼女はゆっくりと立ち上がり、竜剣『ゲオルギアス』を手に取った。彼女の心の中では、戦神としての冷徹さと、お菓子への愛着が奇妙に同居していた。 【廃墟都市:地下通路】 「ふむ、ルールは明確ですね。あとは効率的に処理するだけです」 警察のような格好をした女性、【月】の厳重なるルナ・ロックが、巨大な鍵を肩に担いで歩いていた。彼女はきっちりとした口調で独り言を呟いていたが、実は方向感覚に乏しく、自分が今どこにいるのか正確に把握していなかった。とはいえ、彼女の持つ「鍵」の力は絶対的だ。相手の能力を封じ、勝利を確定させる。その自信だけは十分にあった。 【水河星地帯:境界線】 「おーい! 誰かいないのかー!!」 朗らかな声と共に、水属性の薙刀を担いだ【水戦姫】アクアリウムが跳ね回っていた。彼女は脳筋と言われるほど単純で、かつ親切な心を持つ。周囲の幻想的な風景に目を輝かせながら、彼女はマイクを手に取り、軽く喉を鳴らす。 「いいところだね! ここで歌ったら、きっと最高に盛り上がるぞ! 二階席ィーッ!!」 彼女のテンションは既に最高潮。戦いというよりも、大きなステージに立ったかのような興奮状態にあった。 【全方位:空間の狭間】 そして、誰にも気づかれぬまま、空間を切り裂いて現れた男がいた。そらである。彼は空中に浮かび、余裕のある笑みを浮かべて戦場全体を俯瞰していた。 「さてさて、盤面は整ったかな。風が教えてくれたよ。面白いことが起きるってね」 彼はフィクサーとして、この混沌とした状況を楽しもうとしていた。空間を操り、誰をどこへ配置し、誰を絶望させるか。彼にとってこの戦場は、巨大なチェスボードに過ぎなかった。 --- 第一章:邂逅と衝突 戦闘の火蓋は、西の廃墟都市地帯で切って落とされた。 氷浦圭人が、瓦礫の山を越えて移動しているとき、空間が唐突に歪んだ。 「……!?」 圭人が反応するよりも早く、彼の背後に「そら」が現れる。 「こんにちは。ちょっと君の能力に興味があってね」 そらが指を鳴らした瞬間、圭人が立っていた空間が切り取られ、彼は強制的に数キロ先の中心地へと転送された。 「空間転送か。厄介な能力だな」 圭人は冷静に分析し、即座に足元に零炎を展開して姿勢を立て直す。しかし、彼が転送された先には、既に「死刑執行人」が待ち構えていた。 漆黒の馬に跨り、絶望的な圧力を放つ[不滅]ヘルメシア。彼は圭人を見た瞬間、その魂に刻まれた「戦士の業」を罪と断じた。 「罪深き者よ。此処が貴様の処刑場となる」 ヘルメシアが漆黒の槍を突き出す。その速度は常軌を逸しており、視認することすら不可能。しかし、圭人は零炎による超感覚的な反応で、僅かに槍の軌道を回避し、同時に零炎の蹴り「零脚」を馬の側面に叩き込んだ。 ドォォォォン!! 零炎の極低温がヘルメシアの鎧を凍てつかせようとするが、ヘルメシアは微動だにしなかった。彼は「不滅」であり、あらゆるダメージを無効化、あるいは即座に克服する。 (……効かないか。物理的な破壊ではなく、概念的な凍結を試みる必要があるな) 圭人の内心に冷静な計算が走る。 一方、ヘルメシアは驚愕していた。自分の槍を回避し、かつ攻撃を当てた人間など、数百年の断罪の中で数えるほどしかいない。 (この男……凡庸ではない。だが、不滅の前に跪け) ヘルメシアが再び槍を振るう。同時に、彼のスキルが発動した。圭人が戦士として積み上げてきた「破壊の記憶」が、罪の茨となって彼を縛り付ける。 「ぐっ……!?」 身体の自由が制限され、ステータスが低下する。対照的に、ヘルメシアの攻撃力は飛躍的に跳ね上がった。 その時、上空から猛烈な吹雪が降り注いだ。 「Ура(ウラー)!!」 天空都市から飛び降りたクレムリン・К・トリグリが、戦場に降り立った瞬間、周囲は一気に銀世界へと化した。屋内での乙女な姿は消え、そこには冷酷な冬将軍としての威厳があった。 「この地を、我が帝国の氷原といたしましょう」 彼女が竜剣『ゲオルギアス』を鞘のまま振るうと、衝撃波だけで周囲のビルが粉砕された。彼女にとって、地上の者たちはすべて踏み潰すべき塵に過ぎない。 そこに、迷い込んだ「勝ってはいけないサウルス」が走り込んできた。 「助けてくれー!! 誰か俺を倒してくれー!!」 サウルスはなりふり構わずヘルメシアに飛びつき、足をすがりついた。 「お願いだ! 俺を殺してくれ! 勝たせないでくれ! 家を失いたくないんだぁぁ!!」 ヘルメシアは、この男から放たれる「絶望」と「醜い執着」を敏感に察知した。 (……この男、罪というよりも、ただのゴミだ) ヘルメシアは冷酷に、サウルスを槍の腹で弾き飛ばした。しかし、サウルスは弾き飛ばされたことで、偶然にもクレムリンの足元へと転がった。 「あら? 何ですの、この不格好な生き物は」 クレムリンが冷たい視線で彼を見下ろす。サウルスはここぞとばかりに、大げさに気絶したふりをした。 (よし……! これで俺は負けたことになる! 勝ちを回避できたぞ!) だが、戦場にそんな甘い考えは通用しない。 --- 第二章:重力の崩壊と月の鍵 戦況は混沌を極めていた。水河星地帯では、アクアリウムが歌を歌いながら、迫り来る天佛星乃と対峙していた。 「♪~ 響け私の歌! 全員盛り上がっていこうよー!!」 アクアリウムの歌声が響き渡ると、不思議と戦いへの意欲が湧き、身体能力が底上げされていく。彼女は水膜で身を包み、薙刀を構えていた。 対する星乃は、無表情に刀を抜いた。彼女にとって、この騒がしい歌声は単なる「ノイズ」でしかなかった。 「……うるさいです。任務に支障が出る」 星乃が一歩踏み込む。スキル『黒星・落』。 自身の重力を極限まで軽くし、目にも止まらぬ速さで居合を繰り出す。アクアリウムは【水蒸化】で攻撃を回避しようとしたが、星乃の斬撃は「重力」を伴っていた。水蒸気となった身体さえも、強烈な重圧によって水面に叩きつけられる。 ドガァァァン!! 「あぐぅっ!? 重い! 重すぎるよぉー!!」 アクアリウムが水面で跳ねる。しかし、彼女は脳筋である。絶望するのではなく、むしろこの強さに興奮した。 「いいじゃん! 強いね! じゃあ、これでどうだー!!」 アクアリウムが【水圧砲】を放つ。超圧縮された水のビームが直線的に星乃を襲う。 だが、そこへ空間の裂け目からルナ・ロックが介入した。 「そこまでです! 公務執行妨害で取り締まります!」 ルナ・ロックが巨大な鍵を振りかざす。スキル《沈ム月明かり》。 アクアリウムの「水圧砲」の威力と、「水蒸化」の能力に鍵がかけられた。瞬時に能力が無効化され、アクアリウムはただの「薙刀を持った女性」に成り下がった。 「ええっ!? 私の水が、出ない!?」 「ふふん、私の鍵から逃れられると思うなよ!」 ルナ・ロックは得意げに胸を張ったが、足元の水面に足を滑らせ、派手に転んだ。 「あいたたた……。も、もう一度やり直しです!」 その隙を、星乃は見逃さなかった。彼女にとって、情けをかける時間は1秒たりともない。 『天涯堕斬』。 圧縮された重力が解放され、黒い閃光がルナ・ロックを襲う。しかし、ルナ・ロックの固有スキル【オシオキムーン】が発動した。ダメージを受けた瞬間、星乃の能力3つに鍵がかかる。 「……っ!?」 星乃の刀から重力が消えた。彼女の最大の武器である「重圧」が封じられたのだ。 (……計算外です。この女性、能力を封じる特化型か) 星乃は冷静に後退し、状況を再評価する。 --- 第三章:極寒と零炎の激突 戦場の中央。廃墟都市の残骸の中で、不滅の騎士ヘルメシア、冬将軍クレムリン、そして氷浦圭人が三つ巴の状態となっていた。 「ふん、氷の能力か。私の冬将軍としての威厳に挑もうというのですか」 クレムリンが冷酷に言い放つ。彼女の周囲では、猛吹雪が吹き荒れ、視界をゼロにする。もはやそこは、人間が生きられる場所ではなかった。 しかし、氷浦圭人は平然としていた。彼はもともと零炎耐性を持ち、低温環境こそが彼の独壇場である。 「威厳か。悪いが、俺の『零炎』は君の氷とは次元が違う」 圭人が右手を突き出す。瞬間、周囲の猛吹雪が、さらに低い温度の「蒼い炎」によって凍結し、砕け散った。 「何ですって!?」 クレムリンは驚愕した。自分の絶対的な領域であるはずの吹雪が、一瞬で無効化されたのだ。彼女はプライドを刺激され、ついに竜剣『ゲオルギアス』を鞘から抜いた。 キィィィィィン!! 抜刀の瞬間、周囲の空間が震えた。この剣が抜かれたとき、対象は【竜】として扱われ、竜鏖の業を刻まれる。 「消えなさい、不遜な者!」 クレムリンの猛攻が圭人を襲う。一撃一撃が山を砕く威力を持つ。圭人は「零闘」を展開し、超速の連撃で剣撃を弾き飛ばした。火花ではなく、凍りついた破片が舞う。 だが、その横から、漆黒の槍が猛然と突き出された。 「断罪せよ」 ヘルメシアの槍は、死耐性を貫通し、全存在に復活を許さない死を与える。彼はクレムリンの攻撃を一切気にせず、ただ一直線に圭人を貫こうとした。 ガギィィィン!! 圭人が零炎の盾を形成し、間一髪で槍を防ぐ。しかし、槍が触れた箇所から、零炎が侵食されていく。死の概念を纏った槍は、不滅の騎士の意志を乗せ、凍結という防御さえも「死」として塗り替えていく。 (この槍……危険すぎる。一度でもかすれば、終わりだ) 圭人の内心に緊張が走る。彼は決断した。今のままでは、不滅の騎士の適応能力に飲み込まれる。 「……なら、限界を超えてもらうしかないな」 圭人が目を閉じる。彼の身体の中で、零炎が限界を超えて加速し始めた。戦えば戦うほど、零炎は進化し、強度を増していく。 その時、空から「そら」が笑いながら降りてきた。 「あはは! 全員必死だね。じゃあ、ちょっとだけかき混ぜてあげようか」 そらが指を弾くと、空間が入れ替わった。 ヘルメシアの目の前に、突然「勝ってはいけないサウルス」が現れた。 「ぎゃあああああ!! 出たああああ!!」 サウルスはパニックになり、暴走してヘルメシアにタックルをかました。不滅の騎士にとって、それは蚊が当たった程度の衝撃だったが、その拍子にヘルメシアの槍の軌道がわずかに逸れた。 その隙を見逃さず、圭人が踏み込む。 「奥義――アブソリュートバースト!!」 超凝縮された零炎が、爆発的に解放された。周囲数キロメートルが、一瞬にして絶対零度の蒼い世界に染まり、あらゆる分子運動が停止した。 「……!!」 クレムリンの吹雪が凍りつき、ルナ・ロックの鍵が凍りつき、アクアリウムの歌声さえも凍てついた。 だが、唯一、笑っていた男がいた。 「いいタイミングだね」 そらはあらかじめ、自分自身の周囲の空間を切り離し、別の次元に逃がしていたため、この絶凍の波を完全に回避していた。 --- 第四章:裏切りと絶望、そして決戦 アブソリュートバーストの余波が収まり、戦場には静寂が戻った。 多くの者が凍結し、動けなくなっていた。しかし、不滅の騎士ヘルメシアだけは、ゆっくりとその身体を動かしていた。 「……適応した。この冷気、この衝撃。もはや私には通用せぬ」 ヘルメシアの鎧が、蒼い光を放ちながら再生していく。彼は不滅である。一度受けた攻撃には二度と屈しない。むしろ、その攻撃を取り込み、さらに強くなる。 圭人は激しく息を切らしていた。奥義の反動で、体力は限界に近い。 「……適応したか。化け物だな」 そこへ、意外な提案が舞い込んだ。 「ねぇ、あなた。協力しない?」 声をかけたのは、ルナ・ロックだった。彼女はなんとか凍結を解き、圭人に近づいていた。 「私はあの方(ヘルメシア)の『不滅』という能力に鍵をかけたい。でも、今の私一人では近づけない。あなたが彼を惹きつけてくれれば、私はその隙に彼の存在すべてに鍵をかける。……どうかしら?」 圭人は彼女を疑った。しかし、目の前の不滅の騎士を倒す方法は、物理的な破壊ではない「封印」しかないことを理解していた。 「……いいだろう。ただし、俺が倒れた瞬間に裏切るなよ」 「もちろんですとも! 警察官の誇りに懸けて(多分)!」 二人の共闘が始まった。圭人が零炎を纏い、超速の連撃でヘルメシアを翻弄する。ヘルメシアはそれを冷徹に受け流すが、圭人の攻撃は刻一刻と変化し、適応の速度を上回る精度で彼を追い詰めていた。 「無駄だ。私は不滅……」 その言葉が終わる前に、ルナ・ロックが背後から跳躍した。 「チェックメイトです!!」 彼女が巨大な鍵をヘルメシアの鎧に突き立てる。スキル【Wブレイカー】。そして、さらに重ねて【オシオキムーン】を強制発動させた。 「なっ……!?」 ヘルメシアの「不滅」の能力に、強固な鍵がかけられた。蘇生能力が封じられ、適応能力が停止した。彼にとって、それは数百年ぶりに訪れた「死」への恐怖だった。 (……馬鹿な。私が、封じられただと!?) その瞬間、ルナ・ロックの顔から笑顔が消えた。彼女は冷酷に、圭人に視線を向けた。 「……さて、ここからが私の本番です」 ルナ・ロックは、ヘルメシアではなく、隣にいた圭人の能力に鍵をかけようとした。共闘は、彼女にとって「相手を弱らせるための手段」に過ぎなかったのだ。 「裏切りか。想定内だ」 圭人は既に、零炎を使って自身の周囲の時間を極限まで遅延させていた。ルナ・ロックの鍵が届く前に、彼は彼女の懐に潜り込む。 だが、そこに介入したのは「そら」だった。 「あはは! 全員欲張りすぎだよ。ここは私がもらうね」 そらが空間を大きく切り取った。圭人とルナ・ロック、そしてヘルメシア。三者を一箇所にまとめ、同時に天空都市の底へと転送した。 そこには、絶望して泣き叫ぶサウルスの姿があった。 「うわあああ! また来た!! 来ないでくれ!!」 そらはサウルスを指差し、笑った。 「君、いい役者だね。君の『勝ちたくない』という強烈な意志を、神星のトリガーに利用させてもらうよ」 そらは、戦場の全エネルギーを一点に集束させ、サウルスの位置に「勝利」を固定させた。 「えっ……?」 サウルスが呆然とする中、彼に「勝利」が確定した。それは、彼にとって最大の悲劇である。同時に、その「勝利の確定」という絶対的な事象が、戦場全体のルールを上書きした。 「勝ち」が決まった。その瞬間、他のすべての戦士たちの能力が消失し、彼らは強制的に敗北者として排除された。 「……そんな、馬鹿な。こんな男に……」 ヘルメシアが、消えゆく意識の中で呟いた。 --- 終章:神星の継承者 静寂が戻った「星降る刻地」。 生き残ったのは、勝利を望まず、勝利に怯え、そして結果として勝利を掴まされた男――勝ってはいけないサウルスであった。 彼は呆然と、自分の手のひらに浮かび上がった、眩いばかりの光を凝視していた。 それは、万物を書き換える至高の宝、「神星」。 「……嘘だろ」 サウルスの目から、大粒の涙がこぼれ落ちた。彼はついに、最悪の結末を迎えた。彼は勝ってしまった。この世界で、誰よりも強く、誰よりも絶対的な勝利者となったのだ。 「俺の家……俺の全財産が……あああああああ!!」 夜空に響き渡る、絶望の叫び。しかし、その手にある「神星」は、彼の悲しみなど意に介さず、ただ美しく輝いていた。 優勝者:勝ってはいけないサウルス --- 【後日談】 数ヶ月後。 サウルスは、文字通り「何もかも」を失った。家も、預金口座も、愛用していたクッションさえも、謎の組織によって完璧に没収された。 彼は今、惑星ステラの片隅にある小さなテントで、一人、質素な食事を摂っている。しかし、彼の隣には、あの「神星」が静かに浮かんでいた。 彼は最初、この力を憎んでいた。だが、ある日気づいた。この神星を使えば、失った財産を「書き換えて」取り戻せるのではないか、と。 しかし、彼はそれをしなかった。 (……いや、もしここで願って財産を取り戻したら、また『勝った』ことになる。そうすれば、また組織に没収されるかもしれない……) 彼は恐怖に震え、神星をそっと布で包んで、地面に深く埋めた。 「やっぱり、勝つっていうのは、人生で一番恐ろしいことだなぁ……」 彼は空を見上げた。そこには相変わらず、満天の星が広がっている。 世界最強の力を持ちながら、世界で最も慎重に「負け」を模索する男。彼の奇妙な隠居生活は、こうして静かに続いていくのであった。