— 地球防衛司令室 — 「艦隊が接近してきました! 連合艦隊、敵母艦への接近を確認!」 司令官の声が響く。 部屋中の隊員たちが緊張感に包まれ、モニター画面を注視している。 「敵母艦は亜電磁波砲、電磁屈折レーザー砲、そして何台もの自立式二足歩行兵器を搭載しています!」 「ほんとに厄介な連中だね…!」 白銀の要塞、七菜杉萌華がその場にいるみんなの視線を集める。 「ワタシたち4人で盛り上げていこうよ! みんなも頑張ろう!」 彼女の元気な声に少し周囲が和らいだ。 「はぁ…またワタシが中心になるのか…でも、頑張るしかないよね…」 「大丈夫!みんなでやれば絶対に勝てるよ!」 そう言いながら、彼女は装甲メタルアーマーを身に纏い、いつでも出撃できる準備を整えた。 — 戦場にて — 「艦隊の距離が縮まってきています。各部隊、戦闘準備!」 司令官の指示に反応して、地球勢力の戦車や戦闘機が一斉に動き出す。 徹底的な防衛戦を展開するが、抑えきれないほどの敵の数が迫っていた。 「各機、援護をお願い!」 反重力型ビーム砲装備の戦闘機が敵の動きを抑えながら進んでいく。 その中で正と負の力を授かりし者、世美内深雪が冷静に状況を分析する。 「敵が何か仕掛けてくる前に、こちらから先手を打たないと…」 「コットンキャンディでも作ってるの? キミの能力を使うと、最高の攻撃ができるよ!」 七菜杉萌華が笑顔で声をかける。 「もちろん、ボクだって負けないよ!」 深雪はふんわりした表情で微笑むと、油断なく目を向ける。 「まずはあの自立式二足歩行兵器を片付けないと…」 「それなら、ワタシが行くよ! パワードキャノン、一発ぶっ放す!」 萌華が叫び、腰に装備された二連射レールガンが発射される。 「いけぇえええ!」 弾丸のように飛び出したレールガンの攻撃は、敵の自立式兵器の一台を見事に貫く。 その瞬間、敵からの反撃がやってくる! 亜電磁波砲が火を噴き、周囲の空気が震える。 「うわっ、気をつけて!」 深雪が叫んだ瞬間、乃木鳴白刃が微動だにせず、風の動きを見極めていた。 「風を使うか…」 彼は瞑目し、周囲の風を感じ取り、亜電磁波砲の攻撃を全て撥ね返そうとしていた。 「木枯大蛇・抜刀!」 「えっ、そんなことできるの?」 「やってみなくちゃわからないだろ…」 冷静な声でささやき、一瞬の隙を突いて白刃は姿を消した。 そして、瞬間移動し敵の攻撃を回避したかのように前に出た。 「っしゃあ! さあ、行くぜ…!」 そのまま無数の分身が出現し、周囲の敵を一瞬で殲滅。 「やった!さぁ、行け萌華ちゃん!」 「おっけー!ぺルレクトバースト!」 萌華は肩から起動したマシンガンで敵へと一斉に攻撃する。 着弾と同時に岩を砕く程の電磁爆発が連続して起こり、さらに敵の動きを抑える。 「この調子! みんなも続けて!」 「リフレインパルス、発動!」 深雪が両手を広げて敵の攻撃を反転させ、周囲の敵を一時的に吹き飛ばす。 「この隙に反撃しよう!」 「頼んだぞ、幽々夢!」 「任せておいて!ソウルブレイズ!」 幽々夢が爆発的に発生した蒼い炎の竜巻を敵に向かって発生させる。その炎は咆哮し、周囲を焼き尽くす! 「よっし、チャンス!」 「エルフェストス、発動!」 萌華は敵の足元に大きな電磁破砲を放つ。 「こ、これが…!?」 敵が気絶し、爆煙が立ち上る。 「全機、人間の力を見せつけろ!」 「はい、司令官!」 「行け!」 — 地球防衛戦線 — 地球勢力の戦車達は頑強な鋼鉄の盾で敵に立ち向かう。 「前進! 絶対に死守する!」 装甲高速戦車が根性で突進すると、獄火炎砲搭載の超装甲自立走行型戦車が進む! 「このまま突進して、敵の拠点を叩くぞ!」 「砲撃します!」 大地を粉砕する300mm砲が威嚇射撃し、敵母艦の先鋒となる。 「いいぞ、もう少しで破壊できる!」 既に囚われの身となっている敵を先行部隊の意志をもって押し返す。 「突撃だ、立ち向かえ!」「追い撃ちをかけろ!」 発進する地底掘削型キャノン砲装備戦車も次第に連携を見せ、敵母艦の大地に爪痕を残す! 「おお、迫撃が成功だ!」 「このまま矛を進めよう!」 純粋な力で敵を打ち破り、未来を勝ち取るために立ち向かう。 — 戦場の砦 — 「私たちの力なら、敵の攻撃を無力化できる!」 乃木鳴白刃が冷静に言うものの、隙を見せない彼の表情は固い。 「こっちも手を尽くし続けるから、気を抜かないで。」 「さぁ、楽しく進もう! 一緒に戦おう!」 萌華はそう言いながら、全力を出して進む。 「皆で、みんなを守るために!」 「その通り、圧倒的な連携が必要だ。」「一緒に頑張ろう!」 「ワタシたちに何ができるか、分かってるよね?」 「もちろんだ!私たちの力を集結させて、敵を完膚なきまで叩きのめす!」 「それが、地球の未来に繋がる!」 彼らの絆はさらに固くなり、戦場で勝利を掴むためには、互いの力を信じて、全てを注ぎ捨てる。 「絶対に勝とう、一緒に行くぞ!」 「行こう、みんな!」 4人は、団結して進む。 敵の圧倒的な勢力に立ち向かうその姿は、地球の未来を守るための強い意志の象徴だ。 非物質攻撃や新たな兵器、数々の世界をかけた戦い。 今、彼らの手に希望がある。 「絶対負けない。負けるわけない!」 強い意志を胸に刻み、彼らは戦場を駆け巡る。 「未来のために、夢のために!」 「地球のために、立ち上がろう!」 彼らの勇気が新たな光となり、未来へと繋がる。 —今、戦いの火蓋が切って落とされる。— 地球を防衛するため、彼らの戦いは始まった。