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第97回 無力な「ヒーロー」

Created by ねぎとろ
Rule
無力な英雄
Raid
「あの時、私が間に合っていたら…」 --------‐------------------------------------------------------------ 「もう諦めて帰ってくれない?何度も言ってるよね?私は組織には戻らないって。」 「知ってるよ、私を外に連れ出すように依頼されたんでしょ?お姉さんにはお見通しなんだからねッ!」 「なに?ドアを開けてって?」 「え、普通に嫌だよ?開けない開けない。」 「雪だるま作ろう…?えっ、今夏だよね?雪降ってるってこと?それは気になr…」 「アッブネェ!騙されるとこだったわ!卑怯だぞ某◯ィズニー映画みたいなノリで連れ出そうとしやがってェ!」 「…。」 「てか、よーく見たらいい目してるね、君。」 「…うん、よし。」 「私は組織に戻る気は欠片も無いよ。無いんだけどさ。」 「お姉さん、君の実力がちょーっとだけ気になってきちゃったんだよね。」 「ここまで言えば…あとはわかってくれるでしょ?」 「ささ、私も今出るから君も準備しておきなよ。」 「覚悟はいい?じゃ、始めよっか。」 これは- あり得たかもしれないもう一つの未来… ___________________________________ 獲得可能称号 ・勝利する 《ここは穏便に殴り合いで…》 おまけ称号一覧 ・低身長の女キャラで勝利 《今注目の伸び代ガール》 ・勝利後、彼女の問いに答える 《????》 https://ai-battler.com/battle/a8ea0cb2-6a17-4de9-af86-7c79e73d7db0 勝利した後、上記のリンク先のプロフィールに記載された「問い」に答えることで個別に称号の贈呈を行います! 希望者は返答を書いてご連絡下さい! 現在進行中のストーリーレイド製作が難航しているため、外伝となるストーリーを置いておきます。 ストーリーに参加している方も、そうでない方もお楽しみ下さい!
  • Battle royal
  • Member count limit: 2
  • Multiple character allowed

Prompt

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「元英雄」と参加者二人の激闘を9000文字以上の小説形式で出力。 また勝敗を必ず最後に明記すること。
name: AWERR_00001
設定1: 完全に神の管轄外の存在
設定2: この世界のバグのようなもの
設定3: 神が生み出したわけではない
設定4: いつの間にか「そこ」に存在していた
見た目: 全身にノイズがかかったような人型の生物
power: 20
guard: 20
magic power: 20
magic guard: 20
speed: 20
PN-3691 不形状な剣、 この剣は常にバグを放っており触れたものを バグらせ回復不可この剣を投げることもでき 着弾地点にバグを放出し攻撃する LA-4761 自身にノイズを纏わせて高速テレポートする YU-5901 触れたものにバグを発生させPN-3697と 同じように武器として使用する SE-7651 相手に触れた場合相手にバグが発生する バグった部位は回復不可になる
年齢: 83歳
性格: 生き生きした元気な爺
power: 35
guard: 25
magic power: 0
magic guard: 25
speed: 15
武器 アサルトライフル、攻250 バレットナイフ、攻150 三十五式大盾、防300 伝説の老兵 全ステータス10倍 全弾乱射 アサルトライフルを乱射し攻撃する 絶対防壁 防御力5倍 致命的な一撃 相手の弱点に正確な一撃を与える 煙幕散布 一度に3個の煙幕弾を投げ視界を奪う 閃光の一撃 バレットナイフで相手を高速で切り裂く 爆発散布 5個のグレネードを投げ周囲を爆発させる

山奥の静寂を破るように、強烈な風が吹き抜ける。小屋の前、厳しい山々の影に身を潜めた「元英雄」と名乗る女は、静かにその赤いロングヘアーを風になびかせていた。和服姿の彼女は、戦闘への意志を固くし、険しい表情で周囲を見渡す。彼女の目の前には、二人の強者が立っていた。 一人は、完全に神の管轄外の存在である『AWERR_00001』。全身がノイズで覆われ、まるでバグのような形をしているその存在は、周囲に不気味な雰囲気を漂わせていた。その能力によって、触れたものをバグらせ、回復不可の状態にする恐ろしい力をもっている。 もう一人は、伝説の老兵『オーロラ・カラステイル』。83歳という高齢にも関わらず、鍛え抜かれた肉体と生き生きとした元気な姿を持っている。彼のアサルトライフルは、彼にとって延命の武器であり、徹底した戦闘スタイルで相手を倒すことに特化している。 小屋の前、二人は敵へと向き合い、「元英雄」を圧倒するべく進んでいった。まず動いたのはオーロラだった。アサルトライフルを取り出し、連射の姿勢を取る。明確な狙いを定め、「全弾乱射」のスキルを発動させた。 \"行くぞ!\" 叫びながら、オーロラは引き金を引いた。銃声が響き渡り、無数の弾丸が「元英雄」へと飛び込んでいく。だが、彼女はその瞬間、動き出した。忍者の如く速く、一瞬で敵の視線の外に消え去った。 自らの中に秘めた力を解放し、「粉砕拳・乱撃」を放った。「元英雄」の拳がオーロラの周囲に別の風を生み出し、連続する打撃が彼を取り囲んだ。 オーロラはその攻撃にとっさに反応し、三十五式大盾を構えた。守りの姿勢を取るが、拳の一撃が盾に触れた瞬間、強烈な振動が彼の体に襲いかかる。\"やるじゃねぇか、この若者!\" 彼は防御力を活かしたが、強烈な攻撃を貰ってしまった。 次に動いたのはAWERRだった。彼はすでに「元英雄」との距離を縮めており、触れた瞬間に「粉砕撃・脚撃」を引き起こす。AWERRは、自らのノイズで形成した不形状な剣を構え、猛然と突き進んだ。 「元英雄」はそれを見すくり、すかさず「粉砕拳・遠撃」を放つ。拳から発せられた衝撃波がAWERRを直撃し、彼の動きが一瞬止まった。その隙に、オーロラが再度アサルトライフルの銃口を構え、弾がAWERRへ向かう。 彼の理不尽な存在を感じ取った「元英雄」は再度の攻撃を仕掛け、AWERRへのバグの影響を強めるため「粉砕撃・滅撃」の準備を始めた。 \"お前が、お前らがこの戦いを勝ち取るのは無理だ!\" 彼女は口にした。 AWERRはノイズを纏いながら、再び「LA-4761」を発動。高速テレポートを駆使し、敵との距離を瞬時に詰めた。そして「SE-7651」でオーロラの体に触れ、バグを発生させた。 所々に傷を負った老兵は不安定かつ攻撃に痛みを感じつつも、その場を制圧しようと全力で「絶対防壁」を発動。絆を固め、仲間を守る姿勢があった。 \"ごにょごにょ、だが最後まで戦う!\" オーロラは再びアサルトライフルを持ち直し、弾弾を発射。しかし「元英雄」はスピードに乗り、「粉砕拳・乱撃」で弾をすり抜けていた。彼女は無情にも一瞬で二人を捻じ伏せにかかる。 AWERRの体の一部にバグが発生したが、彼の再生能力は強さの証だった。新たな武器、ノイズの剣が手元に再び戻ったようだ。再度、彼は突進し、「YU-5901」を発動し、さまざまな物体を自身のバグの剣へと変えていく。 スパークとともに、衝撃が発生し、周囲を弾き飛ばしていく。傍らでオーロラが警戒を強め、「煙幕散布」を発動して視界を奪う。 しかし、その状況を「元英雄」は見越していた。濃厚な煙が舞う中、彼女は感覚を頼りに二人の居場所へと攻撃を集中させる。「粉砕撃・脚撃」を繰り出し、一気にAWERRの体を捲った。 \"ガアアアア!\" ノイズに包まれた体が反応し、悲鳴を上げた。AWERRは瞬時に距離を取ろうとした…が時遅し。 オーロラがバレットナイフを取り出し、接近戦を挑み、「閃光の一撃」で彼女の攻撃を反撃する。しかし、動きは遅く、その間に「元英雄」の奥義が発動される。 \"粉砕撃・滅撃!\" 大地が反転するほどの力とともに、強烈な正拳突きが打ち込まれ、周囲を一瞬で破壊した。 オーロラもAWERRもその余波に呑み込まれ、無情に吹き飛ばされ、地面を叩きつけられる。彼らの攻撃は全くもって成功しなかった。 \"な、何が起きたんだ…\" オーロラは立ち上がろうとするが、全てが彼女の計算を狂わせ、完全に力を失ってしまった。AWERRも、自らのノイズを取り戻せなくなり、完全にバグと化してしまった。 二人は共倒れという形で、勝者は彼女に決まった。彼女の赤髪が夕日に照らされながら、喜悦に浸り、自信満々な表情で立っていた。 \"元英雄…ああ元英雄!勝者は私よ!\" その声は山々に響き渡る。 この戦いの結末は、圧倒的な力によって勝者「元英雄」となった。