タイトル: 無数の腕と夜明けの刃 --- 悪夢のような木々が生い茂る広大な戦場に、無数の腕脚の集合体、ブエル・アルトスが佇んでいた。彼の体は亜人族や人族、獣人の手足から成り立つ姿であり、想像を絶するほどに恐怖をもたらす怪異である。その存在は、これまで数々の挑戦者たちを無惨に葬ってきた無敗の猛者だ。 ブエルの前に立ちはだかるのは、二人の冒険者、ラースとフレア・サンライズであった。ラースは藍色のロングコートを羽織り、ショートソードを握りしめて、気を引き締めた。その右手には、空気を震わせるほどの魔力を秘めた『ファイガ』の詠唱が始まった。彼の背後には、冷静沈着なフレア・サンライズが構える。その手には伝説の刀、ヨアケが光を放つ。 「ラース、行くよ!」フレアが呼びかける。 「うん、構ってられない!」言葉を返しながら、ラースは『ファイガ』を爆発させ、燃え上がる炎をブエルの元へ放つ。その炎は空を焦がし、地面を焼き払う。 しかし、ブエル・アルトスは笑うような呻き声を発し、その無数の腕の一部で火炎を捉え、消し去った。「全く無駄な足掻きだ」とでも言わんばかりに、彼は不気味に笑う。 ブエルの無数の腕が動き出した。巨大な手が地面を叩きつけ、爆音とともに大規模破壊の一撃がラースを襲う。「くっ!」彼は必死に回避しようとするが、一瞬の隙を突かれ彼の腕を複数の手で拘束される。 「離せ!」 フレアはラースが囚われるのを見て、すぐさま『火炎斬』を繰り出す。 roaring flames erupt from the blade, clearing a path through the dark mass of arms. 「今だ、ラース!」 フレアの声に反応して、ラースの体がさらに真っ黒に染まり、「ダークモード」に移行。瞬速の閃撃が可能となった彼は、解放された瞬間にブエルの腕を斬りつける。その力強い一撃は確かにブエルの腕に達し、焰と影のコンビネーションが見事に融合した。 「いいぞ!その調子だ!」フレアも続けて攻撃を重ね、無数の火の精霊を召喚し、『尽きる事のない炎』を放つ。炎がブエルの周りを包囲し、彼の動きを封じていく。 だが、そこにブエルの反撃が待っていた。「手池肉林」と名付けられた技が発動し、無数の腕の集合が二人を包み込む。自由を失った体は、彼らの魔法効果を弱体化させ、状態異常や能力が次第に消えていく。 「ダメだ、何か手を打たないと…」 ふと、ラースの脳裏にひらめく。「そうだ、マジクモード!」彼は青く染まり、全ての魔法が広範囲・高威力に変わる。彼は即座に『ヒャガル』を地面に叩きつけ、上空から氷鉄が降ってブエルの全身を貫通し、氷結の影響を与える。 『ヒャガル』攻撃の後、フレアは喜んで叫ぶ。「ラース、これでいけるよ!」 彼女は神器「ヨアケ」を振りかざし、ブエルに向かって突進。今や彼女の攻撃も最高潮に達し、無尽の炎を乱舞させる。「延焼!」 炎そのものの刃先がブエルへと迫る。ブエルは焦燥の呻き声を上げる。 「逃がさない!」フレアはそのまま刀を振るい、「夜明斬」を発動。刀から放たれる光の刃が無数の腕を切り裂き、ブエルの腕は次々と地に落ちていく。 ブエルは痛みを増し、呻き声はさらに激しさを増していくが、まだ彼は倒れない。新たな力を解放する時が来た。彼の周りで力が渦巻き、無限の力を解放するため、姿が変わる・「最終撃:足手万策」を発動した。 全て受け切った後、彼は無限戦術でダメージを与えようと襲い掛かる。 そこに待ち受けていたのは、フレアの「覚醒 - 日の出」の瞬間だ。夜明けが告げられる彼女の姿、光の中で立ち升る彼女は、すべてを剣で貫通させる。「日の出の一撃!」 ブエルの体を貫きながら、その光が全てを飲み込んで行く。 無限の腕が崩れ、ゆっくりと土に還る様子に、ようやく勝利が訪れる。 --- 勝者: フレア・サンライズ