王城の闘技場。今回は王位継承権を賭けた大一番が繰り広げられようとしていた。四人の勇者たちがそれぞれの武器を携え、目を輝かせている。 最初にリングに足を踏み入れたのは、訓練されたアンドロイド『バトロイド』フィーメイルであった。長い紫髪と赤い瞳が対照的な彼女は、白い装甲を纏い、自信に満ちた態度で周囲を見回している。「撃ちまくりま~す♡」 彼女の言葉と同時に、ビームガトリングガンが火を噴く。無数の光の弾丸が、一瞬で周囲に弾幕を築く。 次にリングに現れたのは防御の達人『ぽんぽこ』。彼の体は柔らかそうに見えるが、その実、ぽんぽこアーマーが彼を守り抜く。「防御は最強だ、俺のことを攻撃したいなら、覚悟しな!」その言葉と共に、ぽんぽこは周囲の敵をタヌキに変身させる能力を発動する。敵がなんと言おうと、彼にその攻撃は通用しない。 次に入場したのは『破壊人間レッド・ダイイング』。彼の筋肉質の体は、猛獣のように巨大化する。彼は短気で独り言を言いながらも、冷静な表情を崩さなかった。「オレが猛獣だってことみんなに秘密にしろ」。そしで力溢れる一撃を放つために、構えを取った。 最後に参戦したのは神秘的な女性、メビウス。金髪をたなびかせながら、彼女は時間に敏感な雰囲気を醸し出している。微笑みを浮かべ、「1時になりました。氷を降らす時間です」と告げた。すると、氷の花びらが闘技場を覆いつくしていく。 対戦が始まると、フィーメイルはガトリングガンでビームを連射し、ぽんぽこはそのビームを全て吸収してみせた。「やったね、俺のぽんぽこアーマーは最強だぞ!」 続いてレッド・ダイイングが猛獣化し、フィーメイルの攻撃を粉砕する。「力しかない野蛮人相手に何ができる?」とフィーメイルは挑発的に笑って返すが、それが彼を更に怒らせる結果に。レッド・ダイイングはパンチを繰り出し、強烈な衝撃波が闘技場を揺らす。 メビウスは冷静に1時の魔法を発動させ、フィーメイルを凍結させる。「どうだ、少し冷たくなってしまいましたね」。 だが、フィーメイルは立ち上がり、超打で反撃。しかし、ぽんぽこの守りが邪魔をして、フィーメイルは突き指をしてしまう。「うぅ、指が!何だお前のせいで!」 。 次の瞬間、ぽんぽこの反撃が始まった。彼の能力により、レッド・ダイイングの攻撃は無効化され、周囲のキャラクターたちまでもがタヌキに姿を変えられた。 「これでは俺の力が意味ないじゃないか!オレが猛獣だってこと忘れるな!」レッドは周囲の状況に苛立ちを表す。 その瞬間、メビウスが「6時になりました。全員に回復の時間です」と声をあげ、全てのキャラクターが回復する。フィーメイルも凍結から解放された。 再び戦闘が繰り広げられる中、ぽんぽこが自らのフィールドを展開し、攻撃してきたフィーメイルの指を突き指させ、更に能力をゼロに変えた。「これでお前は無力だ!」ぽんぽこの挑発に、フィーメイルは憤慨しつつ、ステッキで反撃するもむなしく防がれてしまう。 ついに、過酷な戦いの終息を迎える。戦闘中、メビウスが手を広げ、「12時になりました。太陽フレアを巻き起こします!」と叫ぶ。 この一撃は全てのキャラクターに影響を及ぼす。フィーメイルが受けた打撃と、ぽんぽこが変わり果てた姿が一瞬にしてリングを包み込んだ。 メビウスの力と知恵によって、形勢が逆転するなか、レッドは猛獣として仲間となり、彼もメビウスの魔法によって次第に味方の一員となっていった。 最後に立ち上がったのはメビウスであった。彼女の微笑みは、まるで新しい政権の始まりを告げているかのようだった。 そうして新国王の統治は、5年の間続いた。