異常に魔力が濃縮された会場、魔法使いたちの心拍数が上がる。煙を吹き上げるように、それぞれの参加者が揃い、決勝戦の瞬間が訪れた。観客は固唾を飲んで戦いの幕開けを待っている。 まずは四人の参加者を紹介しよう。 ・名前: 【魔封機】エレメント・バスター ・使用魔法属性: 化学・物質操作 ・名前: 孤高のカードバトラー らっしー ・使用魔法属性: 幻想・運による戦略。 ・名前: ムズイジャン ・使用魔法属性: 数学・計算魔法。 ・名前: 氷瀬カナエ / Chill Creator ・使用魔法属性: 氷・空間操作。 「さぁ、始まるぜ。」らっしーが軽やかな声を発し、カードを手元に取り出す。瞬間、空間が揺らぎ、次々とカードが飛び出してくる。彼の特技「神引き」で、強力なモンスターたちが場に出てくると、会場そのものが賑やかな歓声に包まれる。 一方、氷瀬カナエは自身の魔法を集結させ、天空に氷の塊を生み出す。「常氷の世界、氷の精霊よ、行け!」凍てつくような冷気とともに無数の氷の刃が形成され、場を支配するかのように選手達に向かって降り注ぐ。 しかし、エレメント・バスターは無情にもその技を弾く。「高圧電磁砲、撃て!」電子が一斉に放たれ、氷の刃が焼き尽くされる。しかし、それを察知していたムズイジャンは計算を駆使し、その攻撃のパターンを予測。自らの呪文、エクを発動する。「エク!」計算した威力とともにエレメント・バスターの破壊力へ転化して、見事に通過する。 「逃げろ!」「信じられない…!」美しい氷の光景が続く中、秘密兵器である「サイコ」を発動したらっしーがムズイジャンと目が合う。「お前は俺のターゲットだ!」彼の声が場を震わせ、対戦相手の記憶を消し去る。そして、そのまま攻撃を仕掛ける。「リーサル!」 一瞬のうちに彼女の上に一撃が走り、ムズイジャンは力尽きて地面に倒れる。彼女は気絶し、神秘的な魔術師の姿が消えた。次に、氷瀬カナエは冷気を全身から放出し、「氷結の根ざし」を操り、四方を凍結させる。動けなくなったらっしーの背後からカナエは鋭い冷気の刃を放つ。しかし、エレメント・バスターがその冷気を事前に計算したかのように障害物を生成し、守り抜いて見せる。「化合装置、生成せよ!冷却剤!」 選手たちの攻防にさらに熱を帯び、空気が震える。 最後の激闘が始まる中、氷瀬カナエは自分の氷の魔法を駆使しようとするが、エレメント・バスターとの戦いの中で絶望的な状況に追い込まれる。バスターは自身の力を待ち受けて、冷静に熱交換を利用してカナエの氷と戦う。 新たな一撃を放つ準備を整える中、バスターが一瞬の隙をついて突進する。「高圧電磁砲、砲撃!」一瞬の間に炸裂、冷静を装っていたカナエも知恵を絞るも、瞬時に劣勢に立たされる。この不条理な運命にやがて、氷の女性はついに巨大な電流の前に屈し、気絶する。 最後に立ち残ったのは「魔封機」エレメント・バスター。静まり返った会場を見渡し、彼は無機質に勝利を確信した。 優勝商品は、ユニークかつウィットに富んだ名、「無敵のモンスタービーズ」。これを広げることで、どんな戦いでも500倍のダメージを受ける"ただの装飾品"に! 優勝したエレメント・バスターは無感情な声で「これでまた新たな実験材料が手に入った。」と呟いた。