Aチームの技 ロロロロが戦闘の開始を宣言するが如く、彼の周囲には瞬時に白黒のグリッドが形成される。地面には白いマスと黒いマスが交互に並び、まるで戦場が彼の思考によって支配されているかのようだ。周囲の光が反射し、格子模様が不気味に輝く。 「ぼくは、もともと2人だった」 ロロロロが呟くと、彼の身体がまるで溶け込むようにして白と黒に分裂し、それぞれが独特の形状を持った攻撃を繰り出す。黒く細い円柱が空気を切り裂いて敵へ向かい、鋭く刺すかと思えば、白く薄く閃く環状体が敵の周囲を飛び交い、切り裂く。同時に、黒い立方体が地面から急に押し上げ、敵の重心を崩そうとする。 フィールドでは白い四角錐が突き上げ、敵を持ち上がらせ、ロロロロのコントロールを紛失させる。黒い平面が反対側から押し迫ってきて、敵を追い詰める。攻撃するたび、ロロロロの姿勢も流麗に変わり、視覚的にも音響的にも緊迫感が増す。そして、そのアクション一つ一つが美しい幾何学の形状を成し、戦士としての彼の存在を不思議な輝きで包み込んでいる。 白黒のグリッドが変則的に展開され、各マスの恩恵を受ける仲間たちもいて、戦闘のダイナミクスは更に複雑なものとなっていく。ロロロロは意識的に、白マスで仲間を回復させ、黒マスで敵の攻撃を強化させる。 Bチームの技 ギャルメイク魔法少女が戦闘に入ると、その姿は即座に変身し、自らの魔法石を手に取る。彼女は高らかに叫ぶ。「出でよギャル!君の力を見せ給え!」 すると、彼女の前方の土が急激に形を変え、人形が作り出されていく。作り上げられたギャルたちは、妖艶で豪華な姿を持ち、まるでファッションショーのように華麗に動き始める。 ギャルたちはそれぞれ二丁拳銃を持ち、彼女の指示の元で一斉に発砲を始める。銃声が響き渡り、閃光魔法が空気をこじ開け、視界を奪う。ギャルたちのサンバイザーと化粧に反射した光が、敵に希望を与えないように視界を奪う。 その後、ギャルメイク魔法少女が「シールドトリガー!」と叫ぶと、彼女の盾が破片となり、ロロロロの攻撃を防ぎながら、その破片が敵を一斉に攻撃する。シールドの破片が飛ぶ様子は、火花が散るようで賑やかで、反撃の手段として強力な効果を示していく。 後ろから的確に指示を出すギャルメイク魔法少女が、戦場の風景をまるで監督のように映し出しているのが印象的だ。彼女の台詞が戦局を操る。ギャルたちはダンスするかのように、敵の攻撃を躱し、そして反撃の手段を繰り出す。戦場はカラフルで活気に満ち、ギャルメイク魔法少女は自らの力をほこらしげに見せつけている。