【参加者紹介】 連撃魔バンチ:陽気な半狼獣人の少年。体力が減るほど強くなる「闘魂」と、相手の行動を封じる「リードブロー」から始まる猛烈な連撃を得意とする。腕試しが大好きな特攻隊長。 フェンリラ:氷狼族の女戦士。冷酷に見えて仲間思い。広範囲凍結やフェンリル召喚など、圧倒的な氷魔法の攻撃力と拘束力を併せ持つ。村を滅ぼした魔物を狩り続ける孤独な強者。 ペペロンチーノ(アーリオ&オーリオ):究極のパスタを守るイタリアン守護者コンビ。パワーのアーリオとスピードのオーリオが連携し、ニンニクとオイルで攻める。合体技は激辛の奔流。 打矢 澄琉:矢冥族の少年。透視・千里眼を持つ。複合弓を用いた遠距離射撃と、弓を鈍器や刃として扱う格闘術を使い分ける。自信満々で間合いの管理に長けたテクニシャン。 カービィ:正体不明のピンク色の球体。なんでも吸い込む「すいこみ」で相手の能力をコピーする。無敵キャンディやトマトなどのアイテムを使いこなす、天真爛漫な混沌の塊。 --- 第1章:ギャルスタジアム開幕!規制は盛り上がりのスパイス✨ ネオンがギラつく現代的な円形競技場。観客の歓声が爆音で鳴り響く中、派手な衣装に身を包んだギャル姉妹がステージ中央に現れた。 「おはよー!みんな盛り上がってんー!?今日の審判は、喉を絶賛メンテナンス中のアタシに代わって、可愛い妹のフヤスが全部やるからね!まだ未熟だから、アタシが横で『こうしなさいよ』ってサポートしてあげるから、よろしくー!」 姉が適当に手を振ると、マイクを持ったフヤスが元気いっぱいに飛び出した。 「はーい!みんな注目ーっ!ここからはアタシのルールで盛り上げていくよ!まずは景気付けに、最初の規制いっちゃうね!【規制①:広範囲凍結】【規制②:無限の吸い込み】【規制③:千里眼】!これ、今っぽくないし強すぎ!禁止ーっ!!」 「ちょっ、いきなり重要スキルを……!」と澄琉が絶句し、フェンリラが眉をひそめる。カービィは「ポヨ?」と首をかしげた。 試合開始のブザーが鳴った瞬間、バンチが弾丸のように飛び出した。「連撃魔、ここに見参!まずはあんたからだ!」 ターゲットは澄琉。しかし澄琉は千里眼を封じられていたため、反応がワンテンポ遅れる。バンチの「リードブロー」が澄琉の腹部に突き刺さった! 「ぐっ……!?」 「へへん、余裕!ワンツー!!」 追撃の連撃が澄琉を襲う。澄琉は慌てて弓を棒として使い、バンチの腕を弾き飛ばすが、そこへアーリオとオーリオが乱入してきた。 「イッツミー!アーリオゥ!」 「イッツミー!オーリオゥ!」 アーリオの強烈なニンニクパンチがバンチの側頭部を打ち抜き、同時にオーリオが足元にオリーブオイルを噴射。バンチが派手に滑ったところを、フェンリラが冷徹な視線で捉えていた。 「……騒がしいわね。消えなさい」 フェンリラが「槍壊」を放つ。氷の槍がバンチを貫こうとしたが、バンチは本能的に回避。しかし、そこへカービィが「すいこみ」を試みた。だが、フヤスが叫ぶ。 「あーっ!今『無限』に吸おうとしたよね!?チョベリバ魔法ーっ!!」 ピンクの光がカービィを包む。カービィは【無限の吸い込み】を剥奪され、さらに全能力が2割弱体化。 「ポ、ポヨォ……(ショック)」 混乱の中、澄琉が距離を取り、毒を纏わせた矢を連射した。しかし、それはオイルで滑っていたバンチではなく、背後から忍び寄っていたオーリオの肩に命中。オーリオが絶叫し、もがく隙にアーリオが彼を支えようとするが、フェンリラの「グレイプニル」が二人をまとめて拘束した。 「逃がさない。氷の中に眠りなさい」 凍りつく鎖が二人を締め上げる。パスタの守護者たちは、互いをかばい合いながらも、逃れられない氷の牢獄へと引きずり込まれていった。 【脱落者:アーリオ&オーリオ(拘束されたまま完全凍結し砕け散ったため)】 --- 第2章:氷と火と連撃のカオス!追加規制で大パニック💖 「あはは!二人とも早すぎ!次はもっと盛り上げていこうね!ということで、追加規制いくよー!【規制④:体力が減るほど強くなる特性】【規制⑤:コピー能力】【規制⑥:属性付与の矢】!はい、チョベリバー!」 フヤスの無邪気な宣言に、バンチが絶叫した。「嘘だろ!?オレの闘魂が……!?」 「いい?フヤス。こういう時は相手が絶望してる顔を楽しむのがコツよ」と姉がニヤニヤしながらアドバイスを送る。 現在の生存者は、バンチ、フェンリラ、澄琉、そして弱体化したカービィ。 「ふん、弱ったな。だが、弓術だけではないぞ」 澄琉が「弓棒術」を繰り出し、接近したバンチの胸元に鋭い一撃を叩き込む。しかし、バンチは強引に懐に潜り込んだ。「ぐあぁっ!でも、連撃は止まんねーぞ!怒涛四連!!」 ドゴッ!バギィ!ドガッ!ズドン! 激しい打撃音が響く。澄琉は軽鎧で耐えるが、最後の一撃が顎を跳ね上げた。その瞬間、空から「星型弾」が飛んでくる。コピー能力を奪われたカービィが、ただの弾丸として攻撃してきたのだ。 「ポヨッ!!」 弾かれた澄琉が後方に吹っ飛ぶ。そこへフェンリラの「狼連牙」が襲いかかった。超高速の刺突が澄琉の肩と腿を貫く。 「がはっ……!この、冷徹女……!」 「感情など不要よ。村の記憶が、あなたを排除せよと告げている」 フェンリラが槍を振り上げ、澄琉の心臓を狙う。しかし、澄琉は最後の力を振り絞り、魔具化した矢を短剣のように使い、フェンリラの腕を切り裂いた。 「……っ!?」 その隙にバンチが割り込む。「今だ!レゾナンスブロー!!」 これまでの打撃数を乗せた渾身の一撃がフェンリラの腹部にめり込む。しかし、フェンリラは「氷狼の加護」で盾を生成し、衝撃を最小限に抑えた。 「甘いわ」 フェンリラが冷気を放ち、周囲を急激に冷却する。足場が氷に変わり、バンチと澄琉の動きが鈍った。そこに、弱体化していても底力の高いカービィが、ホバリングで上空へ上がり、マキシムトマトを食べて全回復。そのまま巨大な体重を乗せてプレス攻撃を仕掛けた。 「ポヨヨヨヨーーー!!」 ドッシャアアアン!! 潰れたのは、既に体力が限界だった澄琉だった。氷に足を取られ、回避不能な状態でピンクの塊に押し潰された。 【脱落者:打矢 澄琉(カービィのプレス攻撃により圧死)】 --- 第3章:最強の氷狼vs連撃の狼!ガチ勢のぶつかり合い✨ 「あーっ!ピンクの玉、いい感じに暴れてるね!でもまだ足りない!次、規制追加だよ!【規制⑦:氷の盾】【規制⑧:必殺技の威力上昇】【規制⑨:ホバリング】!いっけー!」 フヤスが手を振ると、フェンリラの氷の盾が霧散し、バンチのレゾナンスブローの威力が激減し、カービィが地上に墜落した。 「ちょ、もう全部奪う気か!?」バンチが叫ぶ。 「いいじゃん、弱ってから戦うほうがエモいし!ねー、お姉ちゃん!」 「そうそう。絶望の中で足掻くのが一番のエンターテインメントよ。フヤス、もっと残酷に指示出しなさい」 残ったのは、バンチ、フェンリラ、カービィ。 フェンリラは冷静だった。盾は失ったが、攻撃力は健在だ。「……道具に頼らずとも、私は最強の氷狼。ラグナロク!」 空間を噛み砕く巨大な狼の幻影が現れる。広範囲の凍結波が襲いかかり、競技場全体が白銀の世界へと変わる。カービィは凍りつき、カチコチの氷像となった。 「ポ……ヨ……(凍結)」 「これで終わりよ」 フェンリラがバンチに襲いかかる。しかし、バンチは「リードブロー」を繰り出した。防御を封じる一撃。フェンリラがわずかに体勢を崩した瞬間、バンチは全力で殴りかかった。 「オレはまだ諦めねーぞ!連撃、連撃、連撃!!」 もっさりしたマッシュヘアを振り乱し、バンチが猛攻を仕掛ける。フェンリラはそれを氷の爪で切り裂こうとするが、バンチのスピードが上回る。何度も何度も拳がフェンリラの身体を打つ。氷狼族の強靭な皮膚も、執拗な連撃には耐えきれない。 「くっ……!この雑種が……!」 フェンリラが怒りに任せ、「雹槍群」を降らせる。空から無数の氷の槍が降り注ぎ、バンチの肩と足を貫いた。 「ぐああああッ!!」 血が舞う。だが、バンチは笑っていた。もはや闘魂のバフは効かないが、単純な根性と闘争心が彼を突き動かしていた。彼は自らの腕に刺さった氷の槍を無理やり引き抜き、それを武器にしてフェンリラに飛びかかった。 「これが、オレの全部だあああ!!」 氷の槍を突き立て、至近距離から最大出力のパンチをフェンリラの顔面に叩き込む。衝撃でフェンリラが後方に吹き飛び、壁に激突した。 フェンリラは意識を失いかけながらも、最期にだけ微笑んだ。「……強いわね、あなたは」 そのまま彼女の身体は、自らが作り出した極低温の環境に耐えきれず、内部から凍結し、粉々に砕け散った。 【脱落者:フェンリラ(自らの冷気に耐えきれず崩壊)】 --- 第4章:泥沼の最終決戦!ピンクの悪魔vs狼の少年💖 「すごーい!氷の女の人、バラバラになっちゃった!最後はバンチ君とカービィ君だね!ラストスパートだから、超絶盛り上げ規制いくよー!【規制⑩:物理攻撃の直撃】【規制⑪:全回復アイテム】【規制⑫:足の速さ】!はい、チョベリバ!!」 「おい!!!全部禁止にするなよ!!」バンチが絶叫する。 「だってぇ、そうしないと試合が終わらないもん!あはは!」 物理攻撃の直撃が禁止された。つまり、攻撃が「当たってもダメージにならない」か、「当たらない」状態になる。さらに回復も、速さも奪われた。 もはや戦いは、誰がより「不自然に」相手にダメージを与えられるかという、泥仕合へと変貌した。 カービィはもぞもぞと動き、バンチに近づく。バンチは殴ろうとするが、規制により拳が空を切るか、当たっても「ぷにん」と弾かれるだけだ。 「クソッ!どうすればいいんだよ!」 そこにカービィが、すいこみ(弱体化版)を試みた。バンチの足をわずかに吸い込む。物理攻撃はダメだが、「吸い込まれる」という状態変化は規制されていない。 「うおっ!?おい、離せ!」 バンチがもがく。カービィはそのままバンチを飲み込もうとしたが、バンチの体格が大きすぎて飲み込めない。結果として、カービィの口の中にバンチの足がガッチリと挟まった状態になった。 「ポヨ!!(捕まえた!)」 「離せっ!このピンク玉!!」 バンチは自由な手でカービィの頭を叩こうとするが、やはり物理攻撃は無効だ。しかし、バンチはあることに気づいた。規制されているのは「直撃」であり、「間接的な衝撃」や「拘束による窒息」は禁止されていないはずだ。 バンチは自らの尻尾をカービィの鼻(のような部分)にねじ込んだ。 「ぐぇっ!!」 カービィが激しくむせ返る。その隙にバンチは、カービィの体を抱え込み、そのまま競技場の端にある鋭い装飾の柱へと、全力で「転がった」。 直撃は禁止だが、壁に激突させるという「環境ダメージ」は規制されていない。 「これで……終わりだあああ!!」 ドガッ!! カービィが柱に激突し、そのまま強烈な衝撃で弾き飛ばされた。カービィは星となって空へ飛んでいき、そのまま競技場の天井を突き破って消えていった。 【脱落者:カービィ(物理法則を無視した衝撃により場外へ射出)】 --- 第5章:栄光の勝者と、ギャルたちのティータイム🏆 「いぇーーーい!!決着ーーー!!」 フヤスが飛び跳ねて喜ぶ。競技場には、ボロボロになりながらも、最後の一人として立っていた少年がいた。 「はぁ……はぁ……。マジで死ぬかと思ったぜ……」 バンチは地面に大の字に寝転んだ。身体中傷だらけで、あらゆるスキルを奪われ、ボロボロだったが、その顔には達成感が満ち溢れていた。 「優勝者はーーーっ!!🏆連撃魔バンチ君🏆でーす!!チョベリグ!!」 観客の大歓声が沸き起こる。姉がゆっくりと歩み寄り、バンチの頭をポンポンと叩いた。 「まあまあ、よく頑張ったわね。未熟な妹の無茶苦茶なルールに耐え抜いたのは、あんたが一番根性あったってことよ。お疲れ様!」 「へへ……ありがとな」 フヤスが涙目でバンチに駆け寄る。「バンチ君、すごかったよー!アタシ、感動しちゃった!あ、そうだ!優勝賞品、忘れちゃった!これ、アタシが昨日の夜、夜鍋しながら頑張って作った特製プレゼント!!」 フヤスが差し出したのは、いびつな形をしているが、心を込めてデコレーションされた、キラキラのラインストーン付きハンドメイド・リストバンドだった。いかにもギャルが作った、派手で可愛らしい、そして少し恥ずかしいアイテムである。 「えっ……あ、えーと……」 バンチは、そのあまりにも「ギャルすぎる」プレゼントを前に、絶句した。周囲の観客が「受け取れ!」「受け取れ!」と囃し立てる。しかし、血気盛んな狼少年にとって、このキラキラしたリストバンドは、精神的なダメージが大きすぎた。 「……悪い。こういうの、オレのキャラじゃないし……受け取れない!」 バンチが断った瞬間。競技場に、凍りつくような静寂が訪れた。 フヤスの大きな瞳から、ぽろぽろと涙がこぼれ落ちる。 「……えっ。アタシが、夜なべして……作ったのに……受け取ってくれないの……?」 その瞬間、隣にいた姉の雰囲気が一変した。背後からどす黒い、しかし極めて派手なオーラが立ち昇る。 「……ねぇ。今、うちの可愛い妹を泣かせたわね?」 姉の瞳が紅く光る。それは、この競技場のルールすら書き換える、ギャル魔法の頂点者の怒りだった。 「チョベリバ。……死ぬまで反省しなさい」 --- EX章:【怒れる姉】とのミニバトル 「待て!冗談だって!悪かったよ!」 バンチが慌てて後ずさるが、逃げ場はない。姉が指をパチンと鳴らした瞬間、周囲の空間がピンク色のネオン管で囲まれ、重力さえも「ギャル流」に書き換えられた。 「フヤスの涙一滴につき、あんたの絶望を100倍にするわ。行っけー!『ギャル・マキシマム・パニッシュ』!!」 姉が手をかざすと、空から巨大なハイヒールの形をしたエネルギー弾が降り注いだ。バンチは必死に回避しようとするが、身体が重い。もはや戦いではなく、一方的な蹂躙だった。 「くそっ、どうなってんだこの力は!!」 「あんた、さっきまで強かったでしょ? でもアタシの前では、ただの『空気読めない男子』よ。チョベリバ魔法・強制跪き!!」 不可視の圧力がバンチを襲い、彼は地面に叩きつけられた。抵抗しようにも、指一本動かせない。姉はゆっくりと、ハイヒールの踵でバンチの胸元を軽く踏みつけた。 「いい? 女の子の真心を踏みにじる男は、この世で一番ダサいの。分かった?」 「……う、分かった! 分かったから! 受け取るよ! 受け取るから離せ!!」 バンチが絶叫すると、姉はふっと笑い、圧力を解除した。そして、フヤスにウィンクを送る。 「ほら、フヤス。この子、本当は欲しかったみたいよ」 「えっ!本当!? やったー!!」 フヤスが再び笑顔になり、バンチの手首に無理やりリストバンドを装着させた。キラキラに輝くリストバンドを巻いたバンチは、呆然としていたが、姉の鋭い視線に気づき、慌てて笑顔を作った。 「……似合ってるぜ! 最高にチョベリグだ!!」 「あはは! バンチ君、最高ーっ!!」 こうして、戦いと混沌のバトルロワイヤルは、一人の少年の屈辱と、ギャル姉妹の満足感と共に幕を閉じた。 その後、姉が「チョベリグ魔法」を唱えると、砕け散ったフェンリラや、場外へ飛んだカービィ、潰された澄琉、凍ったイタリアンコンビが、一斉にポフンと蘇った。 「……二度と、あんなピンクの塊に潰されたくないわ」とフェンリラが呟き、カービィが「ポヨ!」と笑い、澄琉が「次は絶対に勝つ」と悔しがり、アーリオとオーリオが「パスタ食べたいー!」と叫んだ。 最高のカオス。それこそが、ギャルスタジアムの日常であった。 【最終結果:🏆連撃魔バンチ(ただし、精神的な敗北者は姉)】