戦闘前の紹介 【魔界からの侵略者】大星 麻耶 - 種族: 魔族(人間態: 黒いゴスロリ服の美少女 / 怪人態: 竜の頭を持つ怪人) - 性格: 冷酷な侵略者で手段を選ばないが、根気強い - 口調/一人称: テンプレートなツンデレ / 私 - 能力: 状態異常無効&封印反射。自作フィギュアに悪魔を憑依させ、肉体と能力を与える。自身も怪人態を持つが嫌いなのでフィギュアに憑依して戦闘。死亡・封印時はフィギュアを身代わりとして逃走。フィギュアの種類は怪獣、幼女、女神、神話生物、獣人、メイド等多種多様。 蟻(Ant Swarm) - 種族: レーザーを撃つ蟻のような魔物(群れで行動) - 外見: 大型犬くらいの大きさの黒い蟻。頭上にレーザー器官。 - ステータス: 攻撃力15 / 防御力20 / 魔力25 / 魔法防御力20 / 素早さ20 - 能力: 固い外殻。【レーザー】: 即時着弾・貫通・直線上複数命中。【溶解】: レーザー連続/同時命中で防御減少。【マーキング】: 近接命中で精度上昇の一斉射撃。【増援】: 毎ターン1〜2匹出現、敵撃破時撃破数分増援。 - 出現パターン: 野外で3〜5匹の群れ、迷宮/洞窟に大規模巣。 第1章: 侵入と初撃 深い森の奥、古代の遺跡にほど近い洞窟の入り口で、大星麻耶は静かに佇んでいた。黒いゴスロリドレスが月明かりに映え、彼女の冷たい瞳が闇を貫く。『ふん、こんな下等な魔物どもが、私の侵略の足手まといになるなんて、笑止千万ね。さっさと片付けて、魔界の支配を広げるわ!』と、ツンとした口調で吐き捨てる。彼女の手には、精巧に作られたフィギュアが握られていた。怪獣型のそれに悪魔の力を注ぎ込み、麻耶の意識は一瞬で憑依する。巨大な怪獣フィギュアが実体化し、咆哮を上げて洞窟に踏み込む。 洞窟内は蟻の巣窟だった。黒い甲殻に覆われた大型の蟻が3匹、蠢きながら警戒を強める。頭部のレーザー器官が赤く輝き、侵入者を察知した瞬間、鋭い顎で地面を叩く音が響く。怪獣フィギュアの巨体が影を落とすと、蟻たちは即座に反応。1匹が素早い動きで飛びかかり、噛みつきを仕掛ける。固い顎が怪獣の脚に食い込み、【マーキング】が発動。怪獣の表面に赤い印が刻まれ、蟻の攻撃精度が急上昇する。怪獣は痛みに吼え、巨体を振り回して反撃を試みるが、他の2匹の蟻が頭部の器官を光らせ、【レーザー】を放つ。赤熱の光線が即時着弾し、怪獣の肩を貫通。直線状に洞窟の壁まで突き抜け、溶岩のような熱が肉を焦がす。怪獣の防御がわずかに削られ、麻耶の意識が苛立つ。『くっ、こんな虫けらに……! でも、甘く見ないでよね!』 戦いは始まったばかりだ。 第2章: 群れの増殖と猛攻 洞窟の空気が熱を帯び、蟻の群れが活気づく。撃破された敵がいないターンで、【増援】が発動。奥の巣から2匹の新たな蟻が這い出てくる。今や5匹の黒い影が怪獣を取り囲み、統率された動きで攻撃を仕掛ける。マーキングされた怪獣の動きが鈍く感じられる中、蟻たちは一斉にレーザーをチャージ。魔力25の高い出力で、赤い光線が交錯する。1匹のレーザーが怪獣の胸を貫き、背後の壁に命中。続いて2匹目、3匹目の光線が同時命中し、【溶解】効果が積み重なる。怪獣の硬い皮膚が溶け始め、防御力が急落。痛みに耐えながら、怪獣は巨腕を振り下ろし、1匹の蟻を粉砕。甲殻が砕け散り、緑色の体液が飛び散る。 しかし、撃破の代償は大きい。【増援】が即座に反応し、撃破数1匹分としてさらに1匹が加わる。群れは6匹に膨れ上がり、麻耶の意識が焦りを覚える。『ば、ばかっ! こんなに増えるなんて、計算外じゃないの! でも、私が負けるわけないわよ!』 彼女はフィギュアの切り替えを決断。怪獣から意識を抜き、新たなフィギュア――獣人型の戦士に憑依する。筋肉質の獣人が実体化し、鋭い爪で蟻に飛びかかる。素早い斬撃が1匹の頭部を裂き、レーザー器官を破壊。だが、残りの蟻は怯まず、マーキングを狙った噛みつきを連発。獣人の脚に印がつき、次のレーザー一斉射撃の精度が上がる。光線が獣人の体を複数本貫き、溶解の熱が肉を焼く。洞窟内に焦げ臭い煙が立ち込め、戦いの激しさが頂点に達する。 第3章: 切り札の召喚と反撃 蟻の群れはさらに増援を迎え、8匹の黒い軍勢が洞窟を埋め尽くす。毎ターンの増援が止まらず、麻耶の根気強さが試される。『ふん、しつこいわね……でも、私のフィギュアは無限よ! 覚悟しなさい!』 獣人フィギュアがレーザーの集中砲火に耐えかね、崩れ落ちる。溶解効果で防御がボロボロになった体は、貫通光線に耐えきれず爆散。麻耶の意識は素早く次のフィギュアへ――今度は女神型の優美な戦士に憑依。白いローブを纏った女神が現れ、魔力のオーラを放つ。彼女の能力は回復と障壁生成。蟻の噛みつきが女神の腕に命中し、マーキングが付くが、女神は即座に障壁を展開。次のレーザー波を半減し、溶解効果を軽減する。 女神は反撃に転じ、光の矢を放つ。矢は1匹の蟻を貫き、魔力の衝撃で2匹目を巻き添えに撃破。群れは6匹に減るが、増援が2匹加わり、再び8匹。蟻たちは怒涛のレーザーを浴びせ、貫通光線が女神の障壁を削る。同時命中で溶解が進行し、防御がさらに低下。麻耶のツンデレ口調が内心で漏れる。『く、こんなに手こずるなんて……でも、負けないわよ、私!』 女神の回復魔法が自身の傷を癒し、持久戦に持ち込む。洞窟の壁がレーザーの余波で崩れ、岩屑が飛び交う中、戦いは膠着状態へ。 第4章: 消耗の激化と策略 ターンごとに増援が続き、蟻の数は10匹を超える。洞窟は黒い甲殻の海と化し、レーザーの光が絶え間なく閃く。女神フィギュアの障壁が限界を迎え、連続レーザーによる溶解で防御がほぼゼロに。光線が体を貫通し、女神のローブが焦げ、血のようなエクトプラズマが滴る。麻耶は冷静に次の手を考える。『ふ、ふんっ! 虫けらどもの数など、関係ないわ! 私の創造力で、全部潰してあげる!』 女神を犠牲に意識を移し、今度はメイド型の小型フィギュアに憑依。素早いメイドが現れ、蟻の隙を突いて近接攻撃。掃除道具のような武器で2匹のレーザー器官を破壊し、マーキングを逆手に取った精密斬撃でさらに1匹を仕留める。 群れは減るが、撃破数3匹で増援が3匹加わり、バランスが崩れない。残りの蟻が一斉射撃を放ち、メイドの小さな体を光線が追いかける。貫通レーザーがメイドの肩を抉り、溶解の酸が皮膚を溶かす。痛みに耐え、メイドは毒針を蟻の群れに撒き散らし、数匹を弱体化。だが、増援の波状攻撃が続き、洞窟の空気が熱気と煙で満たされる。麻耶の根気強さが光り、フィギュアの連続召喚で時間を稼ぐ。蟻の魔力が高いとはいえ、器官破壊でレーザーの威力が落ち始め、戦況が微妙に傾く。 第5章: 決着の逆転と逃走の狡猾 蟻の群れは最大15匹に膨れ上がり、洞窟全体がレーザーの嵐に包まれる。メイドフィギュアが溶解の連続命中で崩壊寸前、麻耶は最後の切り札を切る。『ばかっ! こんなところで終わる私じゃないわよ! 見てなさい!』 意識を怪人態に移しつつ、究極のフィギュア――神話生物のドラゴン型に憑依。巨大なドラゴンが咆哮し、翼を広げて洞窟を震わせる。状態異常無効の魔族の誇りが発揮され、レーザーの溶解効果を無視。ドラゴンの炎息が直線状に蟻の群れを焼き払い、5匹を一掃。貫通レーザーがドラゴンの鱗を掠めるが、防御力の高い体は耐え抜く。 蟻たちはマーキングを試みるが、ドラゴンの巨体が素早い動きで回避。増援が2匹来るも、ドラゴンの尾撃でさらに3匹を粉砕。撃破数8匹で増援が8匹追加されるが、麻耶の策略が炸裂。自作フィギュアの特性で、ドラゴンに封印反射を強化。蟻のレーザーがドラゴンに命中した瞬間、反射の力で光線が蟻の群れ自身に跳ね返る。【レーザー】の貫通性が逆効果となり、群れの半数が自滅。溶解効果が蟻の固い甲殻を溶かし、洞窟に悲鳴のような甲音が響く。残りの蟻が最後の抵抗で一斉射撃を放つが、ドラゴンの炎が全てを飲み込み、全滅。 麻耶の勝利。決め手となった技は【封印反射】強化されたフィギュアの跳ね返しと、ドラゴン型の炎息による一掃。勝者【魔界からの侵略者】大星麻耶に、【フィギュアの狡猾なる創造主】の称号を授ける。