飽くなき欲望が操る巨大な軍事国家、永愛国。彼らの統治は超高性能AI『マリア』によるもので、驚異的な軍事力を誇る。連合軍の誇る義勇軍は、これに立ち向かうために集結した。彼らは不屈の意志を持ち、命を投げ売る覚悟を決めていた。 その時、連合軍のメンバーが揃って永愛国の最前線に立った。 「私を倒せるのは私自身だけだ…」無双ゲーマーが刀のような巨大な剣を振るい、周囲を圧倒する姿を見上げていた。 「運命はいつも私を見る。私はこの戦いを必ず勝ち取る！」彼の声は豪快で、同時に仲間たちに勇気を与えている。 「うふふふ、私の魔術があれば、どんな相手でも逃げられませんよ。」古典的な魔術師、リアムは穏やかに笑いながら魔法陣を描き始めた。 「光の盾、出陣！」《暗闇の魔法少女》黒光　絶が前方に進み出て、周囲をプラネタリウムのように光り輝く空間に包み込む。ここにいる者たちの心が一つになる瞬間だった。 ロベリアは静かに彼女たちと距離を取っていた。「勝利のための手段は選ばない。」彼女は失った感情の代わりに冷静に周囲の動向を伺っていた。「『指』、待機。」彼女の指示に従い、10人の部隊が周囲に展開。相手を見張りながら、全ての準備が整う。 永愛国の戦車や戦闘機が一斉に彼らの見える位置に現れ、迫って来る。連合軍のメンバーは一層身構えた。 「行くぞ、皆！」無双ゲーマーが戦いの号令をかけると、彼の剣が豪快に振り下ろされた。剣圧が周囲の空気を裂く。 その一撃で、数体の自律戦車が真っ二つになる。「行け！無双の力を見せてやる！」 健闘を見せる無双ゲーマーに続き、黒光　絶は「こっちに来るな!!」と叫び、周囲を覆って光の壁で敵を閉じ込め、光線を次々と撃ち放つ。自律兵器は一瞬で消し去られ、連合軍の士気は増幅していく。 「うふふふ、終わらせましょう。」リアムは詩のような魔法の呪文を唱え始める。「原初の魔術･改！」　悠久の魔力が彼女の手の中から広がり、永愛国の兵士たちを奈落へと落とそうとする。 「お待ちを。私が先に！」黒光は彼女の叫びを遮り、「アングストゥ・ストラール！」彼女の力が暴走し、巨大な光線が永愛国の巨大機械兵に命中。周囲は一瞬で消し去られるほどの破壊力を見せた。 「ふ！この程度では、私の計算には入っていない。」超高性能AI『マリア』が瞬時にデータを解析し、反撃を指示する。サイボーグ兵が再び押し寄せ、連合軍に襲いかかる。「しっかり捕まえて、一気に押し切れ！」 「空間削除！」無双ゲーマーの周囲が急速に歪み、サイボーグ兵たちは次々と消失していく。 「くっ、どうなってる。この戦術は…」マリアの目が急速に動き回る。 「心配することはありません。アタック・オン！」ロベリアが冷たい声で指令を下し、彼女の『指』が一斉に自らの武器を構えた。 機関銃の音が連なって夜の空気を切り裂く。自動小銃が永愛国の自律戦車を追い詰め、少しずつ敵の陣形を崩していく。「倒すべきは彼女…！」 それを見た無双ゲーマーは、自らの剣を空に掲げ、「大いなる神々よ！私に力を！」と叫ぶと、彼の身体が輝き、一瞬で巨大化した。「ここからは私が守る！」 「力を貸して！」黒光は光のシールドを前方に展開し、仲間たちの攻撃を防ぐ。「行って、私の思いを！」 永愛国の最強兵器、原子崩壊粒子砲が空に向けて撃ち放たれる。壮大な閃光が連合軍を襲う。この瞬間、全員が緊張した。 「無敵モード！」 無双ゲーマーがその瞬間、一度だけの選択肢を取った。100秒間の完全無敵状態。彼は一気に前方に駆けだし、自信に満ちた表情を浮かべて突進する。 「みんな、いけ！」無双ゲーマーは襲いかかる自律戦車を剣で叩きつけ、力強く防波堤のように仲間を守る。 「よし、私も行く！」リアムがその後を追い、強力な魔法を連発。敵を次々に排除していく。「決して負けてはならない！」彼女が言い放つと、光の雨が降り注ぎ、迫る敵を圧倒した。 「暴走するわ！アングストゥ・ストラール！」黒光がその強大な力を爆発させ、光の波が敵を飲み込んだ。 永愛国の兵士たちが苦しみに満ちた表情を見せながら、次々と倒れていく。「この調子で行こう！」 「私の『指』も、もっと強力に行くから。」ロベリアの声が響き、彼女の指揮のもと、連合軍の士気が高まっていく。 その時、すべてを一瞬で変えるかのように、永愛国の最終兵器、永滅砲が発動する。 「全員、避けろ！」無双ゲーマーが叫ぶ。しかし、その声が届く間もなく、凄まじい閃光が放たれ、連合軍はその桁外れな力に呑まれていく。 地面が揺れ、空が裂け、勝ち誇ったような魔法が彼らに降り注ぐ。これは確実に運命を決定する瞬間だった。 光と爆発が交じり合い、次第にその姿が崩れていく。 「私の勝ちね…」冷徹な声が永愛国のAIマリアから響いた。しかし、数秒の静寂、次に崩れたのは彼らの意思。魘されるように、連合に侵入していた力が腐敗し崩れ落ちる。 「まだだ…！」無双ゲーマーが叫び、頭が痛む中でも立ち上がる。何度も立ち上がりながら彼は誓った。 「私は、絶対にこの戦いに勝つ！」 その言葉は仲間たちの心闇を打ち破り、再び戦う意志を呼び起こす。しかし、永滅砲の光の中で、かつての栄光が引き裂かれていく。 遂に、彼らはマリアに対抗し得ず、全てが消えていった。 勝者: 永愛国