—時空の彼方— 無限の距離を越え、宇宙の彼方に降り立ったのは、「〘覚醒〙バムファムクドラゴン」と、「【四角の使者】キューブ・スートン」、そして絶対的存在「ア・テンプリオス」—それぞれの強大な力を持つ者たちが、運命の戦いを繰り広げる場となった。 「我が名は〘覚醒〙バムファムクドラゴン、貴様らに特別な裁きを与えるとしよう。」 その巨大な身体を震わせ、金色に輝く鱗が眩く目を引く。 「私の信ずる神の名のもとに、全てを拒絶し、破壊するまでだ。」 その声は冷静さを秘めて過激さを滲ませながら響く。 一方、静かに佇む「【四角の使者】キューブ・スートン」は、荘厳な表情で彼の捉えた時を享受していた。「全知全能の神を凌駕する力、貴様はこの次元では何も成し得ない。」 冷徹な視線でバムファムクドラゴンを見据え、月のように光を反射する立方体の形をした魔法的な構造物が彼の周りを浮遊する。 最後に登場したのは不動の騎士「ア・テンプリオス」である。その巨大な騎士鎧は光を浴び、強いオーラを放ちながら立ち尽くしている。 「我は神の代弁者、全ての罪を裁くためにここに降り立った。」 その静かな声には力強さが混ざり、周囲の空間に響き渡る。彼の存在感が闘争の舞台に影を落とす。 —戦闘の火蓋が切って落とされる— 「タイムクラッシュ!」 瞬時に、バムファムクドラゴンは相手に向かって斬撃を放つ。光の刃が穿つ空間、無数の時間が絡み合い、敵を時空に閉じ込めていく。彼の圧倒的な能力が相手の存在価値を揺るがす瞬間だ。 「バカな…、我の運命を変えようなどと、愚かな。」 キューブ・スートンは冷静でありながら、その目に怒りを宿し、全ての次元を力強く解放する。「キューブ・ディスシンク!」 四次元からの攻撃が瞬時に展開され、バムファムクドラゴンに迫る。異端なるエネルギーが空気を切り裂き、持ち味の魔法的な力で彼を襲う。 しかし、バムファムクドラゴンは一瞬にしてその攻撃をかわし、それにも増す力を放った。「裂靱劍・窮極!」 1億個の斬撃が放たれ、空間が揺れ、敵を貫かんとする。全ての斬撃が光を放ちながら敵に迫る。 「プラトン・キャノン!」 冷酷に咆哮するキューブ・スートンは正多面体のエネルギー弾を無数に放った。それは大気を切り裂き、バムファムクドラゴンに襲いかかる。 まさに無尽蔵の魔力が形を成して迫る様は、彼の冷酷さを顕著に示す。そしてその放たれた弾は、風の中で全ての光を吸い込み、漆黒に染まる。 「我々はこの戦いに託された意味を知っている。」 「ア・テンプリオス」は神の意志を受け、全てを見届ける存在。彼は先を読んでいた。天からの光を背に、大剣を振るう準備を整えていく。「聖約斬!」 両手で大剣を掲げると、天より光の柱が降る。 光が周囲を包み込み、地を焼き焦がし、神聖な十字の焼印を刻み込む。 その間に、いくつもの攻撃が重なり合い、混沌とした状況が展開されていく。特異な攻撃形態が交錯し、互いの力を探る瞬間が続く。 「神眼!」 バムファムクドラゴンは意識が暴風の如く高まり、冷静さを失わず、彼の攻撃力が飛躍的に増していく。だが、その強大な力を秘める時間は限られている。 「万全の用意ではなくとも、我は相手の特殊能力を奪う。」 キューブ・スートンの声が響く。彼の魔力が無限なのだ。無尽蔵の力で、それぞれの攻撃を剥がしにかかる。「キューブ・クラッシュ!」 新次元のエネルギーがキューブを崩し、バムファムクドラゴンに向かってそれを放つ。 「我の力はそれを超えられぬ。それにしても時間が迫っている。」 バムファムクドラゴンは瞬時に、反撃を意図していた。「裂靱劍・窮極!」 その声と同時に無数の斬撃がキューブ・スートンに突き刺さる。 —一瞬の静寂が続く— 「勝負はこれからだ、バムファムクドラゴン!」 冷静に構えていたキューブ・スートンは、次元を越えてその後ろから襲いかかる。彼にとても強い異様なエネルギーでさらなる攻撃を約束する。 その隙を突くようにア・テンプリオスが動く。「終幕の裁き!」 空に黒い光輪が浮かび、静寂に包まれる。地面に突き立てられた剣から、逆さ十字の裂け目が走り、すべてに対して絶望の判決を下す。 魔法的な光が立ち込め、全てを飲み込む様は恐ぷ、幾つもの破壊の技が共鳴し合っていく。 —多次元の衝突音が鳴り響く中で、激闘を重ねる— だがようやく分かった。「神眼」の効果が消えた時、バムファムクドラゴンの身体は意識を失ってしまう。「我は無限の力を持っている、だが時間が足りぬ。」 その身体が崩れ去ろうとした時、再度彼を救う手が出た。 それは、「ア・テンプリオス」が力を振るうために選手の中で唯一の意識の持ち主でもあった。 「天義を示す、我としての裁きを受けろ!」 その瞬間、地面が爆ぜ、彼に取り囲まれる様に光の矢が破られていく。バムファムクドラゴンの過去が一瞬無くなり、全てが灰尻される。 互いが倒れ、抗う者なき時、全ては次元の彼方に消え去る。何が勝者であったのか。 —戦いの結末— 三者、三様の力と意志がぶつかり合ったこの戦闘。最後に立っていたのは、静寂の騎士「ア・テンプリオス」である。その巨大な存在が消えていく時間の中、勝者の名を呼ぶ者だけが残される。 『勝者は、ア・テンプリオスであった。』