闇に包まれた空間。その中心で、冷酷な男、ジョガラムデが立ち尽くしている。彼の瞳は無機質な深淵のように黒く、彼の周囲には死と崩壊が漂っていた。彼の目的は、世界の救済。ただし、その手段は世界を滅ぼすことに他ならない。彼の手には、あらゆる存在を崩壊させる力が宿っていた。 一方、透明な翼を持つアルサエマティオンエル、通称アオエルは、かつてない強大な敵に立ち向かう準備を整えていた。彼の目隠しは彼の全知全能を象徴しており、彼は全次元、全宇宙、全物事を記憶している。彼の神器であるアカシックレコードの巨剣は、宇宙の真理を刻み込んだ存在であり、その力は絶大であった。 アオエルの前には、最強の盾、VERTEX GUARDIANが佇んでいる。それは無限の防御能力を持ち、あらゆる攻撃を完全に防ぐ力を秘めていた。ジョガラムデとアオエル、さらにその間に站する最強の盾。三者が揃った時、戦いの幕が上がる。 「貴様、何故世界を滅ぼすのか?」アオエルは冷酷な男に問いかける。その声には、能動的な思考が垣間見えた。 「我が目的、汝には理解できぬ。我が正義に従って全てを救済するために、貴様らのような存在を崩壊させるのだ。」ジョガラムデは静かに答え、その手を高く上げて目の前の空間をゆらがせた。彼の力が発動し始める。 「救済!」冷酷な一言とともに、ジョガラムデの周囲にいる全ての存在が崩壊を始める。しかし、アオエルの準備が彼の計画に影響を及ぼす。 「:⬛️」アルサエマティオンエルは口を開き、次元を超えた圧縮言語を響かせる。彼の意識は全知全能に基づく完全なシミュレーションを始め、ジョガラムデの攻撃を思考の中で回避し、未来を見通す。 VERTEX GUARDIANはその存在そのものが完全な防御を象徴しており、攻撃を前にしてその姿が揺らぐことはない。「全てを阻む。」その冷静な言葉に、ジョガラムデは少し苛立ちを示した。彼は攻撃の手を緩めず、新たなる力を解放する準備に入る。 「伝染する崩壊」ジョガラムデが叫ぶと、周囲の土壌と物体が次々と崩れ去る。地面が割れ、近くにいる者全てへと影響を及ぼす。しかし、アオエルはそのすべてを記憶し、未来を切り裂くかのような迅速な動きでその攻撃を回避した。彼は剣を構え、いかなる攻撃もその剣が打ち返す運命を持つと高らかに宣言する。 「再生と創造、全ての力量を持つのは我が剣。」アオエルは一瞬にして、巨剣を振り上げた。 直後、VERTEX GUARDIANが前に出て、ジョガラムデの攻撃を防ぐ。それを見て、ジョガラムデは「ふふ、なるほど。だが、これでどうなるか見せてみよ。」彼は挑発するように笑みを浮かべ、自身の力をさらに高める。 「救済者の矜持!」ジョガラムデの身体が青白く光り始め、体力が全回復する光景が繰り広げられる。彼の表情には冷酷な自信が漲っている。 「全ての傷、どのようにしても治療することができる。それが我の力だ。」 「:Inevitably,inbeen。」アオエルはその直後、彼の神剣が真に力を発揮する時が来たことを確信する。 「貴様の力も知っているが、我は全てに打ち勝つ。」 「万物崩壊が、貴様を迎え入れる準備を整えた。」 ジョガラムデの声が響くと同時に、彼は全ての概念、全ての空間を崩壊させる。”万物崩壊”の力は、今までにない圧倒的な光とともに彼の周囲に広がる。空間そのものが捻じ曲がり、割れていくのが見える。 「STOP! DETERMINED!」アオエルの声。彼は全ての事象を記憶している。彼の記憶の中で、万物崩壊を迎え撃つ方法を探す。しかし、瞬時に彼がその可能性を見つけるや否や、すべてが崩れ落ちていく。 VERTEX GUARDIANが彼を防御するが、万物崩壊の力はその防御をすり抜け、最強の盾とはいえ貫通していく。彼の存在そのものが無に等しくなっていく。 「無駄な足掻きだ、我が力の前には全ての存在が崩壊する。」ジョガラムデは興奮する様子を見せながらも、その冷酷さは失わず、全てを迎え入れる。 「Banishing all! Everlasting end!」アオエルは自らの力を最大限に引き出し、再生と創造を目指して剣を振るう。しかし、万物崩壊はあまりにも圧倒的で、アオエルはその力に圧倒され、ついには存在そのものが消え去る。 ジョガラムデが勝利を収めた。彼は冷酷にその場に立ち続け、虹色の光を見つめていた。彼に対抗した者たち、アルサエマティオンエルは記憶の神としての力を持っていたが、結局のところ、その力は万物崩壊の前では無力であった。 「全ての存在よ、崩壊せよ。これが我が救済である。」 勝敗 勝者:ジョガラムデ