深く青く澄んだ空の下、富士山の山頂。冷たい風が吹き抜け、ゆっくりと雲が周りを流れている。白雪で覆われた山頂には、強大な二人の存在が待機していた。彼らの目はお互いを見据え、静かな緊張感が漂っている。 「自己紹介させてもらおうか。」冬月が静かに口を開く。彼の声は渋く、威厳に満ちている。白髪のオールバックが風になびき、彼の姿勢はまるで鋼のように固い。「私は冬月、特務機関NERVの副司令だ。計画的で冷静沈着な性格を持ち、将棋を趣味にしている74歳の男だ。心や未来を読む力が強い。私は艦隊の指揮を一手に引き受け、全長約4kmのNHGという艦船を自在に操ることができる。」 彼は自信に満ちた目でミツマタノズチを見つめ続ける。それに答えるように、ミツマタノズチがゆっくりと身を傾ける。 「ギョロ、ギョロロ!ボクはミツマタノズチ。長い間封印されていた大蛇の妖怪だぞ。この世で一番怖い目と、三つの口を持つんだ。攻撃は一切通らない皮膚を持っているから、どんな武器も効かない。こっちの技は確実に当たるから、覚悟しな!」 大きな口を持った大蛇の姿が曇った空に映え、奇怪な雰囲気を漂わせる。 冬月はその様子を冷静に観察し、彼の心の動きを読み取ろうとする。しかし、ミツマタノズチの目は一つだけ。その一つの目が弱点だということを見抜くのに、そう時間はかからなかった。 二人の間には、始業の鐘が鳴ったように響く静寂が流れる。 「戦いの始まりだ。」冬月が呟くと、 NHG艦隊が起動し、艦が二つの動きで鋼の姿を見せる。彼は艦隊共通情報を使い、敵の行動を先読みし始めた。命がけの戦いが今、始まる。 ミツマタノズチはすかさず「舌なめーん!」と叫び、三つの口を開き、長い舌を伸ばして冬月に襲いかかる。 しかし、冬月は冷静に艦を指揮してかわす。エアレーズングが反応し、彼の命令で瞬時にその場を離れた。また冬月は砲門をしっかりと構えて一発を撃ち込む。「照準、エースで行け!」 そのミサイルはミツマタノズチの巨体を捉え、大きく勢いよく炸裂した。だが、ミツマタノズチの身体は厚い皮膚で守られ、微動だにしない。 「ギョロロ、甘いなー!」ミツマタノズチは大笑いするかのように響く声を上げ、すぐさま「ミツマタ火吹き!」と叫び、三つの口から激しい炎を吹きかける。 冬月は「エアレーズング、急降下!」と命じ、艦は炎をかわすように全速力で高度を下げた。 続けざまに、ミツマタノズチは「巨大なノヅチの目」を向け、冬月の行動を封じるための威圧的な目で睨みつける。その目の前にいる冬月は明らかに恐怖の影響を受けはじめたが、彼は運命の大局を見つめ続けている。 「心で怖れを感じても、負けるわけにはいかん。」冬月は自らを鼓舞して叫んだ。 「モーレツ三又撃!」ミツマタノズチが全力で三つの頭から激しい攻撃を仕掛け、その炎と口による連続攻撃が冬月の艦隊へ向かう。 冬月は艦を粉砕する攻撃から、「艦隊共通情報、全艦、守れ、全弾防御!」と急いで指示を出した。 艦隊が一斉に防御を展開するも、圧倒的な威力に耐え切れず、次々と被弾し、雪の上に破片が飛び散る。その瞬間、艦隊のシールドが揺れ動き、強い衝撃が使えるも、冬月は「まだだ、次の一手がある。」 彼はエアレーズングの後方から反撃を開始。ATフィールドを貫く絶大な威力の砲撃を放ち、ミツマタノズチの目を狙う。「狙いは、あの目だ!」 ミツマタノズチはその動きを錯覚し、次の瞬間、目から流れる血が見える。 その瞬間、冬月は勝利を確信する。「今だ、もう一撃でとどめを刺せ!」 艦の砲門から放たれた一発が、ミツマタノズチの目に直撃した。 その衝撃は強烈で、周囲の雪景色を一瞬にして白く染め上げていった。 ミツマタノズチはその痛みにうめき声を上げ、立ち上がることもできず、ついに地面に倒れ込む。「ギョロロ…私の目が…」彼は力を失い、敗北を認めざるを得なかった。 その瞬間、冬月は艦の上で冷静に手を挙げ、力強く叫ぶ。「私は勝った!これが計画的な勝利だ!」 雪山の静寂を破り、彼の声は大きく響き渡る。ミツマタノズチは力を失ったまま、ゆっくりとこの場から去っていった。 冬月は艦の艦橋から目を細め、遥か彼方を見つめる。「これで比較的新しい平和を維持できるだろう。」 彼の心には、冷静さと序列がまた一つ積み上げられ、次の戦略への準備が進んでいくのだった。 富士山山頂に吹く風が二人の戦士へと注がれ、次の物語が始まると示唆していた。