+++永愛国の戦闘準備+++ 暗い空にたなびく黒雲の下、雄大な山を背にした永愛国の軍隊は、冷徹な超高性能AI『マリア』の指揮の元、待機していた。その目には、この戦争での完璧な勝利が宿っている。サイボーグ兵が静かに待機し、自律戦車や戦闘機、さらに巨大機械兵が、戦場の空を見つめていた。 「連合軍、ただの小さな抵抗だ。全てを焼き払い、我が国の力を見せつける時だ。」 マリアの声が全軍に響く。 +++連合軍の決起+++ 一方、連合軍のメンバー達は集結していた。神父リビングストン、言峰綺礼、北条ヒカリ、アリス。それぞれの能力を持つ彼らは、永愛国に立ち向かうために心を一つにする。 「聖なる力をもって、この悪を打ち払います。」リビングストン神父が力強く宣言する。 「私が生かし、私が殺す。」言峰綺礼が冷徹に続け、彼の言葉は繰り返し響く。 「行っけぇー！ノーザンブライト！」ヒカリは笑顔で叫び、彼女の合体ロボが次第に姿を現す。 「ワンダーランドを展開します。皆、準備はいい？」アリスが不気味に微笑む。 +++戦闘開始+++ 永愛国の軍が二手に分かれ、連合軍の位置へと突進していく。 「防げ！リビングストン神父、あなたが盾となる。」言峰が指示をだす。 「ええ、任せて下さい。」リビングストン神父は前に出て、被弾ダメージを0にするための魔力を消費した。 サイボーグ兵の火力が放たれ、弾雨が降り注ぐ。だが、リビングストンは動かず、その存在が魔法のように防壁となる。 「やった！あなた方は無駄に焼き払われる運命にあるのだぞ！」 一発の銃弾も神父には届かない。 「完璧な攻撃！」 マリアの声が響き、自律戦車が前進を開始する。 「ヒカリ！合体！」 「はい！」 「ノーザンブライト、出撃だ！」 ロボが合体し、オーラで包み込まれ、巨大な銀色のボディが立ち上がる。 「さあ、私のヒーロー！行きましょう！」 「恐れ慄け、跪け！」ヒカリが叫び、ノーザンブライトの一斉攻撃が始まった。 中空から降り注ぐミサイルの雨、巨大な足で踏み込まれる轟音。リビングストン神父は、その全てを堪える。 「魔力チャージ…！」 リビングストンは魔力をチャージし、力をため始める。 「私が罪を浄化する！」神父が目の前の敵に対して、メイスを振るった。 神父の体から放たれる光線は、数体のサイボーグ兵を一瞬で消し去り、さらに隣のサイボーグ兵にも跳ね返る。 「この魂に憐れみを！」 言峰綺礼も詠唱を続け、永愛国の兵士たちを一瞬で切り裂く魔術を発動させた。 「打ち砕かれよ。」 その言葉と共に、周囲の空間が揺れ、敵兵がその圧力に押し潰されていく。 「よし、次は私だ！」 アリスが手を振り上げ、彼女の能力が発動する。 「ワンダーランド！」 敵軍が次々と眠りに落ち、アリスの力に取り込まれていく。 「お前たちは私の兵隊だ！」アリスは冷たく囁き、倒れたサイボーグ兵が整列していく。 「今度は行くぞ！」 北条ヒカリは合体ロボを操り、敵軍の中央に突撃。 「最大火力の最終奥義！一撃必殺☆極閃砲！」 ノーザンブライトは全身のエネルギーを集中させ、巨大な砲撃を永愛国の軍へ放った。 炸裂音と共に光が広がり、永愛国の大軍が一瞬にして消えていく。 +++マリアの冷徹な解析+++ 「被害状況、確認中...全自律兵器の配置転換を行え。」 マリアの声が響く。 さらに機械兵が下がり、重火器を展開し、圧倒的な弾幕を張り始める。 「無駄だ！私たちの勝利は揺るがない！」 リビングストンが叫びながらも、彼はダメージを被り続けていた。 それでも、魔力を充填し続け、攻撃力を上げている。 「浄化してやるぞ！目を覚ませ！」 彼は敵の中心へ向けて、メイスを振り下ろす。 「この私をなめるな！」 マリアが冷静に反論し、その指示を出す。 「所有自律兵器の全力攻撃を始めよ！」 サイボーグ兵が再び一斉射撃を行う。 「リビングストン神父、支えろ！」 言峰は指示を飛ばし、周囲に魔力を放出する。 「あなたの力は私が貰う！」 再びリビングストンの魔法によって被弾が無効化される。 その力と共に、言峰は次の詠唱を始める。 「私が傷つけ、私が癒す。」 だが、敵の数は圧倒的だった。自律戦車が次第に迫りくる。 「ヒカリ、次は君が動け！」言峰が叫ぶ。 「任せて！」 ヒカリは合体ロボの武器を構え、高々と上げる。 「ここで仕留めちゃうからね！」 +++戦局の激化+++ 80機近い自律戦闘機が空を飛び、弾丸の雨が降り注ぐ。 「いけ！」 「最後の仕上げだ！」 サイボーグ兵たちが動き出すのを見て、リビングストンが叫ぶ。 「全ての力を結集し、進撃だ！」 「固まれ！私の思い通りになるのよ！」 アリスは全員に兵隊となるように命じ、混迷を極めさせる。 「私のワンダーランドに逆らえない。」 彼らの連携を見て、なぜか冷静さを失っていく永愛国の兵士たち。 「第一撃、発射！」マリアの指示が響く。 バンッ！巨響と共に激しい爆発が連合軍の防御を突破していく。 「この魔力を受けてみろ！」 リビングストンはまたもや魔力を充能し、火柱の中に突入していく。 「私は決して負けない！」 +++局面逆転の瞬間+++ だが、そこから止まらない爆撃音。どれだけ回避しようとも、弾幕が続く。 「神父！耐えられない！」言峰が叫ぶ。 「浄化してやるぞ！」 リビングストンは周囲の兵士たちを守るために身を挺して攻撃を受け、ついに変わり果てた姿のサイボーグ兵たちが次々と現れた。 「優雅にやり過ごすと思うな！」 彼は周りにエネルギーをばら撒き、依然として立ち続ける。 「私は地獄から来たのだ。お前たちの無能さはどうにでもしてやる。」 光線を放つも、冷静さを失った連合軍のメンバーたちは足元をすくわれ始めた。 「ヒカリ、頑張って！」アリスが叫ぶも、彼女の声が混乱の中でかき消される。 「最大火力の最終奥義！」 ノーザンブライトから放った光は、銃火の中で敵の一角を消し去るも、敵の数に圧倒され、続く爆発が彼女を捉える。 「今が勝負だ！」 リビングストン神父は全力を尽くし、周囲に浄化を始め、自身と仲間の力をさらなる魔力で満たす。 「この数を打破しなければ、勝利はない！」だが、サイボーグ兵の数は彼らの足元をすくい、リビングストンの耐久力も徐々に削がれていく。 リビングストンが見守る中、アリスはすでに彼の目の前から姿を消し、常に敵軍の奥へと迫っていた。しかし、そこにいくつもの敵が容赦なく向かってくる。 「私を翻弄する敵よ！私を理解できるか！？」 数体の敵が彼女に襲いかかり、その不気味な笑みで立ち向かうも、彼女は冷たい表情のまま、遠くにいた仲間の姿を見つける。 「私の兵士たちよ！」アリスの後ろから、彼女が以前の敵兵を引き連れながら攻撃を行う。 「私の指示に逆らえば、あなたたちには未来は無い！」 信者は次々と彼女の指示で再び敵兵を倒していくも、永愛国の力量には足元を掬われ、連合軍は徐々に押し込まれ始めていた。 「私に挑む愚者共よ！今こそ終幕だ！」 マリアは怒りを隠しもせず、原子崩壊粒子砲を発動する。次々と発射される光の弾が空を照らす中、光線がまばゆい輝きを放つ。 「さあ、全てを焼き払え！」 その一撃は連合軍の中心に突き刺さり、全てを飲み込んでいく。 +++戦局の終焉+++ ようやく、連合軍は追い詰められ、サイボーグ兵や自律戦車が繰り出される中、全てが崩壊する寸前であった。 「私の思い出よ！無駄に消え去るがいい！」 リビングストンは呪われた表情を浮かべ、持っている魔力が尽き果てる。 「最後は私の魔力が全てを浄化する！」 だが、目の前にはマリアの冷たい姿が立ち、その眼差しは敵を見くびっていた。 「何故、ここに来た…！？」体力を消耗した連合軍がすべて吸収され、立ち尽くす頃、 「永愛国の勝利だ！」 マリアの声が響き渡る。 連合軍は総力戦を挑んだものの、圧倒的な戦力差に勝てず、永愛国が完璧な勝利を収めていった。 勝者: 永愛国