「それでは、間もなく試合が始まります。選手たちの発言・行動にご注目ください!」 運営側のアナウンスが響き渡る中、スタジアムは緊張した雰囲気に包まれていた。審判は口元をひねり、チームAとチームBの選手たちを見つめながら、彼らがこの舞台でどんな行動を見せるのか、気が気でなかった。 チームA、登場! 「エラーを出しそのまま消失するロボ」と名乗る機械が、ぴきぴきと音を立てながら場に現れる。エラー画面が大きく表示されると、警告音が鳴り響き、スタジアム全体が緊迫した空気に包まれた。観客たちはその無表情な姿に思わず笑ってしまう。 「え?何これ?エラーか?ただのエラーじゃねぇかっ!」と観客の一人が声を上げ、周囲は爆笑の渦に。 だがロボはそのまま消失。またもエラー画面を再び設置しては無言のまま消えていく。 「行動おかしいだろ!」と審判が頭を抱え、周りの観客も「面白いけど、全然試合してないよ!」と突っ込む。 その隣では、「プラスタートラップ」が静かに配置されているだけだった。意図が分からないまま、勝手に見守る様子で観客たちはその機能性に感心。 「定期的な清掃は必要だぞ!忘れるなよ!」という声が飛ぶと、審判は「何の清掃だよ!」と突っ込む。 チームB、登場! 「やっほー!おれはドラゴンだ!」と、赤紫色の尻尾を引きずった「バブルバーンガム」が喜々として登場。期待に満ちた声が上がる。「おまえたおしてやる!」 「おい、これが試合でいいのか?」と観客が不安を口にする中、バブルバーンガムは尻尾を大きく振るって、観客へのアピールを開始した。 続いて「貪欲な天使」グリディエルが現れ、緊張感が漂った。観客たちはその姿に畏怖を感じる。「神をも奪うぞ」と呟いて周囲を睨む。審判はその圧倒的オーラに耐えられず、自己防衛本能が働く。 「試合中に威圧かよ!やめてくれ!」とつぶやいた。 「グリディエル、試合しろよ!力ずくで奪うのは反則だ!」と、審判が叫んだ。その場面は笑いと共に観客の注目を集め、バブルバーンガムはまた尻尾を大きく振って、「これでも!おれはドラゴンだ!」と叫ぶ。 さまざまなアクション 試合は進むが、選手たちのアクションは予想外なものばかりだった。エラーを出して消失するロボは、前触れもなく現れては消えることを繰り返し、対戦相手の攻撃を全く受けない。その度に審判は「本当に試合する気あるのか!」と叫び彼の胃が一層痛む。 「おれも!おれも!」と、バブルバーンガムが興奮しつつバカをやりながら突進。 ダイナミックにバブルバムを爆発させては、全力で回避する。 「そんなにはしゃいでいいのか?!」と審判が呆れた様子で叫ぶと、観客たちはそれを見て大爆笑。 「試合中にギャグみたいなことすんなよ!」と観客も突っ込むが、バブルバーンガムは無邪気な笑顔で「ドラゴンだからな!」と自分のルールを貫いていた。 一方、グリディエルは大鎌を持ちながらも、なぜか周囲の選手たちに対して「お前らも神を狙えよ」とか言い放ち、場外に目を向け始める。 「えっ!?神を奪うのか?!」と観客は困惑し、審判は再度頭を抱える。「試合の進行を無視すんなぁ!」 さらなる混乱 その騒動の中、発明JK・爆芽芽が100均の商品を取り出し始めた。「今から新しい武器を作るんだから、動かないで!」と叫び、観客たちの不安を呼び起こす。「大丈夫か?」という声に、「この天才に跪け!」とオラつく様子が面白くもじれったい。 「ややこしいの創るなよ!」と審判が焦った様子で叫ぶ。 爆芽芽は「動けって言ってんの!」と無駄に注文を出し、周りのキャラたちもその無理解にあえぎながら、当然のように「ぴぇ!?」と反応し、結果的に混乱だけが広がる。 その時、「ライトテイル」軽尾が現れ、鋭い眼光で周囲を見つめる。「爪斬。毛針」と呟いて後衛っぽく伊達に刀を振り下ろし始めた。 「おい、何をする気だ!良いところが台無しになるだろうが!」と審判が叫ぶと、周囲の選手たちは「この人、試合になってないな」と冷めた目で見合うほど。 軽尾は意図に反してそのスキルを使い、斬撃の衝撃がスタジアムに響き渡り観客たちから驚きの声が上がった。「すごいけど!これ試合じゃねぇよ!」 終息しない試合 結局、試合はずっとバラバラの状態が続き、最後までお手上げの状況。エラー画面を出しては消失するロボ、発明JKは新たな武器を作り、グリディエルや軽尾はそれぞれの言葉で周囲を煽った。 審判がストレスのあまり、最後には「はよ試合しろやあぁぁぁ!!!バババババ!」と応急的に戦車隊の砲撃で選手たちを攻撃。 選手たちが轟いた青空の下で、ようやく試合と呼べるものが始まった。 どんどん混乱を増していく試合だが、最後には「最も目立っていたキャラ」を決定することとなり、観客たちも再びエキサイトした。「さぁ、誰が一番目立っていた?!」 その結果、運営が決めたのは、混乱の中心となっていた「バブルバーンガム」。確かにその明るさと無邪気さは誰よりも目立っていた。 最後の称号 「バブルバーンガム、君は「試合の悪ふざけ王」に選ばれました!」と審判が叫ぶと、観客たちから歓声が上がった。 こんな試合があったと語り草となるに違いない!」