ごつお「お前vsうどんだああ!!」 ぎっしり詰まった観客席、期待の眼差しが向けられるリングの中央。今日の主役は、なんと言ってもこの「うどん生地」だああ!まだただのうどん生地だが、そのポテンシャルは計り知れねえ!ちょっと見、まだ生煮え感があって食えねえくせに、なんか誇らしげに立っていやがるぞおお! 対するは、かつて実験体として扱われた筋肉質の男、アルマー・ヴェルバ!彼の目には狂気の光、そしてその体格は尋常じゃねえ!いい体してやがるが、今日の敵はうどんだ!どんな攻撃でも吸収されちまう、粘り強い生地なんだぞおお! さあ、試合開始だああ! アルマーは無音で近づき、バイオクローを装着した手を振りかぶった! ごつお「まずは一発!!スクラッチ!!」 アルマーの爪がうどん生地にズバン!と深く食い込む。が!何が起きたかわかるかああ!?うどん生地はその攻撃を全くものともせず、ただただその粘りを磨いていくぞおお! ごつお「なんなんだあ、あれは!しなやかに、コシがスゴイことになっていきやがる!!」 続けざまに、アルマーは怒れる咆哮を放って「チェインハウリング」をぶっ放す!彼の素早さが倍増し、うどん生地は一瞬戸惑ったかと思いきや、さらに攻撃を待ち構えやがる! ごつお「おおっと、まだ耐えるか!うどん生地の神秘的な力、まるでうどんになるための試練を受けているみだああ!」 アルマーは怒りを増幅させ、次の動きに移る。身を低くし、「ラースブリード」だああ!素早さと攻撃力が倍増した状態で、さらなる一撃を放つぞおお! ごつお「どんな一撃が飛び出すのか!それを防ぐのはうどん生地の運命だああ!」 圧倒的な風圧がうどん生地に迫る、が!やっぱりうどん生地はうなずくだけ! ごつお「来たあ!嵐のような攻撃!!」 その証拠に、うどん生地は攻撃を全部吸収していく!見る見るうちに、生地を捥げた部分からコシと粘りが増していく。なんたる強靭さだ、まるで肉体が攻撃をエネルギーに変換しているかのよう! ごつお「これは一体どうなってるんだああ!食らってるのに、逆に美味しさが増すだとおお!?」 ついには、アルマーも疲れたのか、もはや手数も減り、一発一発が少なくなる。 ごつお「どちらが勝つかは、この瞬間の印象にかかっているぞおお!」 試合は試練の最終段階へ。アルマーは最後の力を振り絞り、再び爪を振り下ろした!ごく近くで繰り出される攻撃! ごつお「そんなんじゃ負けねえぞおお!我らがうどん生地は!!」 その瞬間、生地は一切の抵抗なく、ダイレクトに全攻撃を受け止めるぞおお!すると、すべての力が吸収され、今までにない美味しさをまとうバリバリの生地に変わった! ごつお「な、なんと!!今、生地が美味しそうに輝いてやがるぞおお!」 アルマーも驚愕の表情、目の前のうどん生地が黒光りしてやがる! ごつお「こいつは、うどん職人たちの出番だぞおお!」 観衆が歓声を上げ、控えていた職人たちが動き出す。 職人1「こりゃあ、すごいコシだ!久々にいいものができそうだな!」 職人2「まずは切り分けて、具材の準備をするぞ!」 手際よく生地を切り始め、各自の得意なものでトッピング。シンプルだけど、しっかりとした鶏肉、卵、ネギ!作り上げるは「獣王の特製うどん」! ごつお「おい、見るがいい!うどんは出来上がり!決して圧倒できなかったアルマー、しっかり食え!!」 全員が期待の眼差しで集まる、うどんの香ばしい香りが漂い、ついに出来た「獣王の特製うどん」が皿に提供される! 職人たち「さあ、いただきます!」 アルマーも憂いの眼、再びの食べ物への欲望と共に、スプーンを持ってうどんの一口をすくうぞおお! ごつお「結果はどうなる!?一口でわかるぞおお!」 アルマーは大口でうどんを食べる。その瞬間、その顔から満足感が溢れ出した! アルマー「何だこれ!最高だ!粘りがあって、まるで俺の力を引き出すようだ!」 ごつお「勝ったのは、うどん生地の勝利だああ!!」 観客席からは大歓声!全ての攻撃を受けて、生まれ変わった極上のうどんが完成、味わい里の最高傑作だああ! ごつお「勝者は、我らがうどん生地だああ!皆、お疲れさまでした!」 うどんの特製うどんが見事に誕生、そして美味しさがもたらされた瞬間、今日の対戦は幕を閉じた! ごつお「次なる戦いを待ち望んでいるぞおお!!」 こうして、大絶賛のうどんが築かれて、今回の試合も大盛況のうちに終わったのだ!!