戦いの舞台は、広大な平原。両者が対峙し、緊張が高まる。エンチャントリングとネオ・ジオング、二つの異なる存在が互いに睨み合っている。 まずはエンチャントリングの紹介から。彼は魔法モンスターとして、光・超能力・妖精・骨という特異な属性を持つ。彼の生息域は「魔法の聖域」と呼ばれる場所で、そこから持ってきた神秘的な力を駆使する。エンチャントリングの鳴き声は魔法的なエネルギーを呼び起こす奏でられる響きで、戦場に魔法の祝福をもたらす。しかし、彼の見た目は小さく、可愛らしい妖精のような姿。素早い動きと魔法攻撃がメインのスタイルである。 対するネオ・ジオングは、116mの巨体を持つMA(モビルアーマー)で「可能性の破壊者」として恐れられている。彼のコアユニット「シナンジュ」を搭載し、卓越した技量を持つフル・フロンタルがそのパイロットとして乗り込んでいる。知性と力を兼ね備え、サイコシャード発生器によって擬似サイコフレームを展開。さらに、防御力を飛躍的に高めるIフィールドジェネレータを装備しており、メガ粒子砲を駆使して強力なビーム攻撃を実施することができる。彼の存在は圧倒的な威圧感を放ちながら、戦場を征服する。 さて、戦闘が開始される。エンチャントリングは素早く動き出し、魔法のエネルギーをまといながらネオ・ジオングの元へ向かう。彼の可愛らしい姿からは想像もできない速度で、まるで風のように駆け抜けていく。 「トゥヤァヨォォォ」と彼は鳴き声を上げ、魔法の光の弾を発射する。その光は空に弾け、輝きながらネオ・ジオングへと飛んでいく。しかし、ネオ・ジオングはその強大な装甲でびくともせず、冷静に待ち構えている。 ネオ・ジオングの隠し腕が動き出し、その恐るべき力を見せつける。無造作に空中の光の弾を捕まえ、それを地面に叩きつけて爆発させる。爆風が平原を吹き抜け、エンチャントリングは一瞬後退するが、その瞬間を狙って空中へ飛び上がる。 エンチャントリングは宙を舞い、次の一手を考えている。「このままではいけない、もっと強い魔法を発動させなければ」と心の中で叫ぶ。彼はその小さな体を震わせ、さらに強力な魔法を練り始める。魔法の光の球体が彼の周囲に集まり、次第に巨大なエネルギーの塊となっていく。 「トゥヤァヨォォォォォォォォォォ!」エンチャントリングは大声で叫び、魔法の球体をネオ・ジオングへ向かって放つ。すると、魔法の光はネオ・ジオングの周囲を包み込み、彼のIフィールドジェネレータに激突した。 ネオ・ジオングの防御が試される。だが、その力は揺るぎもせず、彼は空の光を一瞬で消し去る。「そんなものか」とフル・フロンタルは紳士的な声を漏らす。続いて、ネオ・ジオングはメガ粒子砲を発動し、指先からエンチャントリングへと目にも留まらぬ速さでビームを撃ち出す。 「衝撃!」エンチャントリングはその巨体の前に立ち向かうが、逃げられない。防御に回るが、ビームは彼を貫通し、強烈なダメージを与える。エンチャントリングは一瞬、地面に叩きつけられたが、すぐに立ち上がり、彼の体が光に包まれる。 「まだ終わらない!」彼は再び立ち上がり、今度は魔法の歌を高らかに謳い上げる。それは彼の力を大いに引き出す魔法であり、その効果は絶大だった。光のオーラが彼を包み込み、ネオ・ジオングに向かって再び突進する。 一方、ネオ・ジオングも冷静ではなかった。フル・フロンタルは彼の巨大な腕を動かし、接近してきたエンチャントリングを捕縛する準備を整えている。両者の間には強烈な緊張が走り、決着の時が迫る。 エンチャントリングが突進し、彼の魔法攻撃が強化された瞬間、彼は「これが私の魔法だ!」と叫び、全力の魔法の波を解き放つ。目に見えない力が空間を歪ませ、ネオ・ジオングの周囲にリング状の魔法陣を描く。 その瞬間、ネオ・ジオングはその威力に圧倒される。彼の強固な防御が破られると同時に、強烈な魔法の閃光が彼を包み込んだ。 「くっ!」フル・フロンタルは驚愕しながら後退する。しかし、彼は冷静さを取り戻し、「私の意思を見せてやる。」とサイコシャード発生器を起動させ、彼の思考が具現化する。 その瞬間、サイコフィールドが展開し、エンチャントリングの魔法攻撃は逆にネオ・ジオングに力を与えるかのように変化する。「この展開は予期できなかった!」エンチャントリングは抗うも、次第に力が抜ける。 ネオ・ジオングは、彼の体勢を崩すためのビーム攻撃を遠慮なく発射する。「メガ粒子砲!」指から無数の光が放たれ、エンチャントリングが逃げられない状況を作り出す。だが、エンチャントリングは一瞬の判断で攻撃を避けつつ、彼自身の力を集中させる。