雲の上に浮かぶ飛行機の中、強烈な風圧が四方に押し寄せていた。対戦するキャラクター達は、注意深くそれぞれのポジションを確保する。祭りのように賑やかな戦闘の始まりだ。 「さあ、全てを灰にしてやるぞ!エネル、神の力を見せつけてやる!」エネルは傲慢に言い放ち、両手を天に掲げる。その瞬間、手のひらから放電する電撃が周囲を照らした。彼の身体が雷に包まれ、漆黒の雲の中へと弾け飛んだ。 隣の席に立つ柳生十兵衛は、冷静な眼差しでエネルの動きを見極めた。彼の目は、左目を隈取る眼帯の下で伏せられているが、確かな先見の明を信じていた。「拙者の刀で、神の裁きを封じるで御座る。」江戸時代からの剣豪の意地を懸け、彼は身構える。 「おい、エネル!いきなり暴れちゃダメじゃないか?」ナミが前に出る。彼女が振りかざした天候棒が、周囲の空気を変え、強烈な雷雨を生み出した。「ゼウス、行くわよ!」彼女の声に反応して、魔法の天候棒が天に向かって光を放ち、雲が一層厚くなる。 「うるさい!それにお前の力がどこまで通用するのか、見せてもらうぞ!」エネルは怒声をあげると、雷の力を解放し、ナミに向かって放電を放った。それはまさに神の裁き。ナミはすかさず躱し、ゼウスの存在を利用して、雷を反転させてエネルに向けた。 次の瞬間、激しい風が飛行機を揺らし、全員がバランスを崩した。「おっと、いけない!」ナミが叫ぶ。「この風、強すぎるわ!みんな、注意して!」 エネルの目が鋭く光る。「誰も落下はさせねえ!俺がこの空を支配してやる!」その言葉を受けて、彼は全身から電撃を放出し、雷神の姿へと変貌した。 「神の姿を見せてやる!」雷神の姿となったエネルが、周囲を見渡し、立ちつくす行方不明Dに目をとめる。しかし、行方不明Dはまるで空気のように静かに佇んでいる。「行方不明にしないでください…」その存在が不気味に思えるが、エネルは無視。 「拙者も負けてはおらぬ。」柳生十兵衛は、一瞬の隙をついてエネルの脇へと近づく。「燕飛!」彼の刀が一瞬のうちに抜け、エネルの攻撃を一閃。エネルが電撃のエネルギーを集中させる瞬間を見越して、剣を放った。 「ぐあっ、即沈した…」エネルの声が響く前に、十兵衛の剣が彼の側面に深く突き刺さった。しかし、エネルはすぐに雷の力で刀から解放され、反撃に出る。「まだ終わらねえ!」 その時、ナミが合流し、ゼウスと共にトルネードを発動させた。「行け、ゼウス!」旋風が巻き起こり、エネルに向かう。強風に押され、エネルは容易に立っていられず、「くっ、風が!」慌てて電気のバリアを展開。 落下寸前でエネルはその姿勢を保つが、今度は行方不明Dが冷静に行動を起こす。「…My…You…is…Missing……」不気味な声色でエネルに接近。気づいたエネルは瞬時に反応したが、全く動かない行方不明Dが、周囲の視線を集め、彼の集中が途切れた。 「奴は無力だ!」十兵衛が挑発するが、行方不明Dの存在はただ在り続け、周りの雰囲気はますます混乱する。エネルの電子バリアは、ナミの雷に押し流され、精神的にも限界が近づいていた。 次第に揺れが大きくなり、飛行機は一際大きな揺れに見舞われ、全員が持つ力の限界を試すが、真の勝者は急に表れた。 突如、頬にポスターが貼られる。行方不明Dがエネルに対し、もはや何もできぬ姿を無力化させた。その瞬間、エネルは動きを止め、音が消えた。誰もがその状況に驚愕する。 そして、ついに十兵衛が戦闘の主導権を握っていた。何も出来ず、周囲が静まる中、ひっそりと姿を消した行方不明Dの後ろには、勝利の光がかすかに差していた。「…Missing & Error…」の声が、その場を埋め尽くした。 「お見事!これが拙者の剣だ!」十兵衛の勝利宣言が辺りに響き渡る。