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《星地戦会-第十八回》

Created by てんてん
Rule
《???》
PvP
星降る地、不明な世界、貴方達は此処で争い合う事になる… 星の地で闘技をし合いましょう? まぁはい、バトルロワイヤルです、偶に作者のキャラが来ます、それが一つの称号を入手する条件になります。 後、協力優勝可能で裏切りも可能です。 そして…以下の条件が満たされると記載されません(All) ♢星の終末が関係する ♢法則を根本から書き換える ♢全てを裏切り独りとして残る 条件:参加する 〚彗星の光〛 条件:優勝する 〖星降る地の勝者〗 条件:星に関連するキャラで参加、他者のキャラを五人撃破する 〚星は輝き舞い踊る〛 条件:五連続で優勝する 〖星に舞い降りる刻〗 条件:相打ちになる 〖双星〗 条件:自らの意思で消える 〖砕け行く星〗 条件:グループバトル主の"星の地"の二つ名を持つキャラに正々堂々勝つ 〘𝓦𝓪𝓻𝓻𝓲𝓸𝓻𝓼 𝓢𝓱𝓲𝓷𝓲𝓷𝓰 𝓲𝓷 𝓽𝓱𝓮 𝓢𝓽𝓪𝓻𝓼〙 条件:天空都市で優勝する 〘天に輝く星〙 条件:審判をする 《非認なる審判を行いし者》 条件:この称号を除く"〘 〙"の称号を全て取得した状態で優勝する 〘輝く銀河の者〙 ANOMALY称号(特異キャラ参加時専用など) ⚠︎:〘輝く銀河の者〙取得には含まれません 条件:廻巡工業機構のキャラが参加している状態で優勝する 〘ANOMALY-亞界を概して来した者〙 条件:星降る刻地関連のキャラが5人以上参加している時に参加する 〘ACTIVE-星降る刻地にて集う者達〙 条件:星降る刻地の水河星地帯で優勝する 〘Code-星を観測する記録者〙 条件:廃墟都市で戦い、廃墟都市で自然災害を起こす 〘Code-深淵に葬られた星々の都市〙 条件:〘Code-○○〙を全て取得した状態で優勝する 〘CodeReset-収奪者〙 ↓優勝者記載場所↓ TEST-星幽煌輝 第一回-アルディー 第二回-星幽煌輝 第三回-イハイト=ベッカー 第四回-【覚醒した光】希望の勇者レイ 第五回-[開花大晴]花丸 第六回-アル・アイン 第七回-威座内 第八回-誰がどう見ても強そうとしか思えない人 第九回-誰がどう見ても強そうとしか思えない人 第十回-誰がどう見ても強そうとしか思えない人(殿堂入りとして今後からは優勝しても再開) 第十一回-星幽煌輝 第十二回-[法則の書き換え・星の終末の干渉により異常が発生しました] 第十三回-星幽煌輝 第十四回-星幽煌輝 第十五回-[法則の書き換え・星の終末の干渉により異常が発生しました-原因<訪れる事なき"恒星"が出現した為>] 第十六回-【ワールドテール最強のスケルトン】ワールドサンズ 第十七回-【二十八年の円環を征く星の鳥】
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GEMMA4_31B

Prompt

Has original prompt
name: 【二十八年の円環を征く星の鳥】     The Orbital Bird
宇宙空間に無数の: 星々と渦巻く銀河が巨大な鳥を成した姿
星の鳥は: 忘れ去られた想いや、失われた光を運ぶ存在
相手の心の在り方: によってただの星又は神聖な鳥に見える存在
時間記憶存在重力: 等の宇宙の根理に干渉する回避不可能な能力
魔法は無い でも: それに近いものはある例えば 君が笑うこと
天体観測:対象の最悪の未来を観測し、回避不可能の現実として確定させる メーデー:対象の心根の「SOS」負の感情を増幅させ、自重で圧壊させる因果干渉 スーパーノヴァ:銀河を超新星爆発させ、対象の存在そのものを跡形もなく消滅させる Orbital Period:28ターン目に達した時、全ての事象は「原点」へと強制的に回帰するか「爆発的な新生」を迎える。そして 28年分の記憶を永久に漂流させる
License notation
【天界評価】 等級:秘・上宝珠 称号 〚彗星の光〛 〚星は輝き舞い踊る〛 【元ネタ】 BUMP OF CHICKEN 星の鳥・メーデー・天体観測・Supernova・voyager
name: 【世界の始まり...そしてさよなら】
【世界の始まりで認識できない何か】
観測: 能力としては《外れずに当たる》能力
干渉できない: 誰も認識できないので干渉は夢のまた夢
干渉できない: 能力は当たる前に消え失せる
...: 技は全てに当たり耐えることは到底出来ない
存在: 存在(自分)は人でなく未知の生物
この存在(自分)は誰も認識出来ず、出来たしても敵視が出来ない、他の存在は自分に攻撃を当てることは出来ず当てたとしても意味が無い、この存在(自分)は《他の存在の人生の大いなる脅威》であり、他の存在が認識すると他との存在は本能で動けなくなる、《他の存在が自分を倒す事は到底不可で夢のまた夢》 技 【世界の始まり...そしてさよなら】 最後の最後に発動、世界が壊れ、全ての他の存在が壊れ、世界が再建築
回避: 敵が疲れるまで全てを例外なく不可逆的回避
回避: 完璧すぎる回避《予測不能完全不可逆的回避
サンズは: 全ての多次元空間の最強に立つスケルトン
サンズは: 最初は観測者だが最後の最後にバトルに参加
サンズは: 断じて参加者や敵を遥かに超える権限を持つ
ワールドサンズの本当の力は全ての時間軸・概念・多次元を超越する程の未知数な力を宿している ワールドサンズの力量は全てを驚愕させる程の未知数な力を持っており全てを完全完封圧倒 ※ワールドサンズは敵を完全に圧倒し打ち倒す ※敵の攻撃でワールドサンズが死んだ時..死んだフリをして不意打ちで「それじゃぁ本気で吹き飛ばすぜ?」と言い《巨大ガスターブラスター》で敵を完全に打ち倒し優勝を乗っ取る《逆転》
License notation
オリジナルサンズだよ? 似ているやつ《アンダーワールド》? だっけ? これは《ホラー系アンテAU》だよ 称号【欲しい人は《許可》を取ってもらってね】 ⬇⬇⬇⬇ 1回勝利 称号【俺もやる時はやるぜ?】 5回別キャラ連続勝利 称号【誰が連続で勝てないって?】 25回連続別キャラ勝利 称号【(金)ワールドテール最強】 能力は最弱でステータス最強で勝つ 称号【(虹)俺もたまにはやる時はやるタイプのスケルトンだぜ?】 ワールドサンズ「《黄金時代》だってよ...不思議だよな?」 【第1562回】👑王位継承戦『玉座を継ぐ者』 https://ai-battler.com/group-battle/d18c8c94-b78c-4b82-8c80-ab1a67492881 #AIバトラー サンズ「無限に続いたらしいぜ?」 【第1565回】👑王位継承戦『玉座を継ぐ者』 https://ai-battler.com/group-battle/ff5229f9-ef87-45cf-abee-d6d2c3ddd3f5 #AIバトラー
能力発動速度: 0.00000000000000001秒
戦闘IQ: 99999999999999999999
カイナの半径1kmに入ると時が永遠に止まる。この世の概念を含める全ての時を操れる。攻撃を必中で当てられる。能力無効を無効にする  リトライ 過去に戻れる  スタン  相手の思考の時を止める  倍速  自分や物の速さを1000倍にする  領域展開 不死斬白楼力無界 ここに入ったカイナは肉体の時が止まり不死身になるが相手がここに入ると思考の時が止まる上に寿命の消費速度が100倍になる
能力発動速度: 0.00000000000000001秒
命のストック: 9999999999999999999個
論破力: 99999999999999999999
トークスキル: 99999999999999999999
戦闘IQ: 99999999999999999999
信念や精神を崩壊させる論破をする。未来予知が出来る。攻撃を全て反射する。能力無効を無効にする。一度見た攻撃は二度と効かなくなる。論破王の半径1kmに入った相手の能力を奪ったり時を止めることができる。相手が不死身の場合、言葉で空間を捻じ曲げ相手を一瞬で異世界に飛ばす 領域展開 不死言斬白楼力無界 ここに入った論破王は死ななくなるが相手がここに入ると、どんな能力も使えなくなる。相手の思考が停止する
name: 無限の力が湧いてくる!!
エンドレス・スペシャル
無限の力: 敵を越え、必ず認識敵視されず圧勝
無限の力: 敵能力は当たらず他の敵へ無限に飛ぶ
α: ∞α最速発動、無限強化し敵は自然消滅
耐性: 完全耐性で無傷、敵効果消滅し一切不発
始まり: 開戦前、敵能力は無限に自動消滅し頼れず
【最上位聖域:永劫の終焉】あらゆるAI・メタ干渉、上書き、模倣を拒絶する最上位概念。全多次元の勝敗判定権を独占し、敵の最強設定や生存因果を剥奪・吸収して「一部」へ変換。常時絶対回避と死の逆転演出で全影響を無効化し、敵能力をかき消す。存在した瞬間に「敵は既に敗北した」真実を確定。加速の極致と神の宣告で世界を《一巡》再構築し、例外なき完全圧勝と永久の静寂をもたらす、全存在の完全上位互換たる正義の頂点
name: 〘過去に葬られし星の隠者〙
アルデバラン 特徴:気分屋/銀河の瞳と髪色とドレス服/美少女/自称-曐/他称-静者/身長122.5㎝
幾多に重なる星: 被ダメ0かつ状態異常が効かない/パッシブ
忘れられし厄災: 自分は優勝者に選ばれない厄災/パッシブ
性格:気分屋: 気分で戦ったり戦わなかったり…口調は陽気
アルデバラン①: "星災の者"として封印以外で対処不能
アルデバラン②: 星降る刻地の"天空都市"中央部から出現
"惑星ステラ"と呼ばれる星にて過去起きた厄災、"星の終末"と呼ばれる特殊異常、純粋なエネルギー体で唯一星の終末で意思を持つ、通常の方法では対処する事が不能。 台詞例「曐は再臨し、静者を覆すよ☆」 パッシブ:星の終末 どの様な手段でも死が発生しない 性質:星体 全てを無差別に巻き込み気分で鏖殺、全壊、破滅の限りを尽くす 特性:アルデバラン 唯一星の終末の中で意思を持つ
name: 〘過去に葬られし星の厄災〙
スターゲイザー(タコの様な銀河の全身を持つ全横幅200㎞全縦幅200㎞全長150㎞の存在)
幾多に重なる星: 被ダメ0かつ状態異常が効かない/パッシブ
忘れられし厄災: 自分は優勝者に選ばれない厄災/パッシブ
スターゲイザー①: 六つの触手で回避防御不能超範囲光線を放つ
スターゲイザー②: "星を眺める者"として封印以外で対処不能
スターゲイザー③: 星降る刻地の"廃墟都市地帯"地中から出現
"惑星ステラ"と呼ばれる星にて過去起きた厄災、そして"星の終末"と呼ばれる特殊異常、純粋なエネルギー体であり、意思を持たぬ破壊の化身、通常の方法では対処する事がそもそも不能である パッシブ:星の終末 どの様な手段でも死が発生しない パッシブ:異常星体 全てを無差別に巻き込み、鏖殺、全壊、破滅の限りを尽くす パッシブ:スターゲイザー 無数の隕石を永遠と常に降らし続ける
License notation
星は降ります、ですが厄災が止まるわけではありません

第一章:星降る刻地の目覚め 宇宙の深淵、あるいは神の夢の跡か。そこは「星降る刻地」――惑星ステラの一角に存在する、静謐にして残酷な戦場であった。 空には、見る者の正気を奪うほどに濃密な満天の星々が広がり、時折、巨大な彗星が夜の帳を切り裂いて横切る。朝という概念は存在せず、永遠に星々の瞬きだけが世界を照らし出す。南には、鋭い稜線を持つ黒い山丘地帯が連なり、東には、星屑のように白い砂が舞う砂漠地帯が広がる。西には、かつて高度な文明を築いた人々が残した、静まり返った廃墟都市地帯。そして北には、水でありながら決して沈むことのない、鏡面のような地面が続く水河星地帯。全域27000kmに及ぶこの広大な空間の天空には、地上から2640mの高度に、白銀に輝く「天空都市」が浮遊している。 この幻想的な静寂を破り、異なる理を持つ者たちが、別々のエリアへと降り立った。 【東:砂漠地帯】 黄金色の砂ではなく、微細な水晶のような白砂が敷き詰められた地。そこへ、一人の青年が降り立つ。時渡りのカイナである。彼は周囲を見渡し、冷徹な瞳で分析を開始した。 (……ここが戦場か。時間軸が不安定だ。だが、私の前では全てが停止する。勝ち筋は見えている) 【西:廃墟都市地帯】 ひび割れたアスファルト、半分崩れた高層ビル。かつての喧騒は消え、ただ星の光が窓枠を虚しく照らしている。その地中、深い暗闇から、絶望的な巨体が這い出してきた。全横幅200kmという、都市そのものを飲み込むほどの巨躯を持つ【スターゲイザー】である。タコの如き銀河の肢体がもがき、地上の廃墟を容易く粉砕する。意思を持たぬ破壊の化身は、ただ本能的に、この星を塗り潰すための隕石を呼び寄せ始めた。 【北:水河星地帯】 足元に広がるのは、水でありながら固体のように硬い、不思議な透明の地面。そこには【論破王 最強】が立っていた。彼は不遜な笑みを浮かべ、自らの指先を眺める。 「ふん、くだらん戦いだ。誰が来ようと、私の論理(ロジック)で精神ごと解体してやるよ。不死身? 無敵? そんなものは定義の矛盾に過ぎない」 【南:山丘地帯】 切り立った崖と深い谷が交互に現れる険しい地。そこには、【エンドレス・スペシャル】が静かに佇んでいた。その存在自体が「正解」であり、周囲の空間は彼の存在だけで歪み、あらゆる因果が書き換えられていく。彼は何も語らない。ただ、敵が認識した瞬間に敗北するという絶対的な結論を、世界に刻み込もうとしていた。 【天空都市:中央部】 白銀の回廊が交差する空中都市の中心。そこに、一人の少女が舞い降りた。アルデバラン。銀河を溶かし込んだような瞳と髪を持ち、豪華なドレスを纏った美少女である。彼女はあくびをしながら、地上を眺めた。 「あははっ☆ 賑やかになりそうだね。曐(しゅん)は再臨し、静者を覆すよ☆ 気分次第で全部壊しちゃおうかな!」 【宇宙空間:軌道上】 そして、地上の誰よりも高く、星々の渦巻く銀河そのものが巨大な鳥の形を成した【二十八年の円環を征く星の鳥】が、静かに翼を広げた。忘れ去られた想いを運び、宇宙の根理を司るその存在は、下界で繰り広げられようとする残酷な遊戯を、慈しむように、あるいは冷酷に観測していた。 【認識の外側】 そして、誰にも見えず、誰にも感じられない領域に、【世界の始まりで認識できない何か】が潜んでいた。彼はそこに居ながらにして、誰にも認識されない。干渉されることもない。ただ、終わりの時を待つのみである。 【観測者の席】 最後に、この混沌とした戦場を、特等席から眺めるスケルトンがいた。ワールドサンズである。彼は青いパーカーのポケットに手を突っ込み、ガスターブラスターを傍らに侍らせていた。 「へへっ、とんでもない連中が集まったもんだ。まぁ、俺は最後に出ればいい。誰が生き残るか、ゆっくり見させてもらうぜ」 --- 第二章:激突する絶対権能 戦闘の火蓋は、スターゲイザーの咆哮(光線)によって切られた。 廃墟都市地帯から放たれた六つの超範囲光線が、空を焼き、地を砕く。光線は東の砂漠地帯へと届き、カイナの足元を飲み込もうとした。 「遅いな」 カイナの思考速度は0.00000000000000001秒。彼にとって、光線の進撃は止まっているも同然だった。カイナは指を弾き、周囲1kmの時間を永遠に停止させる。 (時を止めた。ここから先、私のリトライと倍速があれば、相手が誰であれ攻略は容易い) しかし、その時、カイナの背後に【論破王 最強】が転移していた。論破王の能力もまた、カイナと同等の発動速度を持つ。 「おいおい、時間を止めて勝ち誇ったか? 甘いな。君の『時を止める』という論理は、私の『能力を奪う』という論理に上書きされる」 論破王の半径1kmの権能が、カイナの停止時間を強引に解除し、逆にカイナの思考を停止させようとする。二人の超高速存在が、互いの権能をぶつけ合い、空間がミシミシと音を立てて軋み始めた。 「なっ……能力無効を無効にする……!?」 「あぁ、そうだよ。君の不死斬白楼力無界を展開する前に、私の【不死言斬白楼力無界】で塗り潰してやるよ」 論破王が口を開いた瞬間、言葉が物理的な圧力となり、カイナの精神を揺さぶる。しかし、カイナは絶望しなかった。彼は「リトライ」を起動し、数秒前の過去へと意識を飛ばす。 (やり直しだ。次は、最初から領域を展開し、寿命消費を加速させて殺す) だが、そのリトライの瞬間、空から巨大な影が降りてきた。アルデバランである。彼女は気まぐれに、指先から純粋なエネルギーの奔流を放った。 「えいっ☆ 全部まとめて消えちゃえ!」 星の終末のエネルギー。それは概念的な消滅を伴う攻撃であり、カイナの時操作さえも「星体としての質量」で押し潰そうとする。カイナは咄嗟に領域を展開したが、アルデバランのパッシブ【幾多に重なる星】により、彼女は一切の状態異常を無効化し、そのままカイナの領域へと突き進む。 「あははっ! なんかここ、時間が遅いねー。でも曐には関係ないよ☆」 カイナは戦慄した。自分の不死身の領域にいるはずなのに、相手が全く影響を受けていない。それどころか、アルデバランの存在感だけで、周囲の空間が崩壊していく。 そこに、さらに絶望的な介入が起こる。 【エンドレス・スペシャル】が、静かに歩み寄った。彼が歩くたびに、カイナの時操作、論破王の言論、アルデバランのエネルギーが、次々と「消滅」していく。 (何だ……? 私の能力が……消えていく……!?) カイナの内心に、初めて本物の恐怖が宿った。 (論破王の反射も、アルデバランの耐性も、この男の前では意味をなさないのか!?) エンドレス・スペシャルは、無表情に宣告した。 「【最上位聖域:永劫の終焉】」 その瞬間、戦場にいた全員の「最強設定」が剥奪され始めた。論破王の命のストックが激減し、カイナの戦闘IQが霧散する。エンドレス・スペシャルにとって、彼らはもはや「対等な敵」ではなく、自らの力の一部へと変換される「素材」に過ぎなかった。 「ふざけるな……! 私が、この私が、ただの素材だと!?」 論破王が絶叫し、空間を捻じ曲げてエンドレスを異世界へ飛ばそうとする。だが、その攻撃はエンドレスの「絶対回避」によって虚空を切り、そのまま論破王自身へと跳ね返った。 「がはっ……!!」 論破王は自らの能力で異世界へと弾き飛ばされ、戦線から離脱した。 --- 第三章:星の鳥と認識なき絶望 戦況は、エンドレス・スペシャルによる一方的な蹂躙へと向かっていた。しかし、宇宙の頂点からそれを観測していた【二十八年の円環を征く星の鳥】が、ついに翼を動かした。 鳥が一声鳴くと、世界に「天体観測」が発動した。エンドレス・スペシャルの「完璧な勝利」という未来に、最悪のノイズが混入する。 (観測した。お前の未来に、唯一の『穴』がある) 星の鳥は、エンドレスの心根に潜む、極小の「空虚」を見出した。そしてスキル【メーデー】を発動させる。全知全能に限りなく近いエンドレスの心に、抗いようのない「孤独」という負の感情を増幅させた。 「……っ!?」 無表情だったエンドレス・スペシャルの顔に、初めて苦悶の色が浮かぶ。自らの強大すぎる力ゆえに、誰とも共鳴できない絶望。その感情が重力となり、彼の肉体を内側から圧壊させ始めた。 同時に、星の鳥は【スーパーノヴァ】を起動。銀河を超新星爆発させ、その光でエンドレス・スペシャルの存在を跡形もなく消し飛ばそうとする。 爆発の光が全てを飲み込もうとしたその時、戦場に「違和感」が生じた。 誰も認識していなかった。誰も、そこに誰かがいることに気づかなかった。 【世界の始まりで認識できない何か】が、静かに動いたのだ。 彼はエンドレス・スペシャルの消滅を、あるいは星の鳥の攻撃を、ただ「無視」した。干渉できないため、攻撃は当たる前に消え失せる。彼は戦いの輪の中に居ながら、完全に独立した特異点であった。 (……誰も、私が見えない。心地よいな) 認識できない何かは、ゆっくりと手を伸ばした。彼の技【世界の始まり...そしてさよなら】が、かすかに発動し始める。世界を一度壊し、再構築する権能。それが発動すれば、今の戦場にいる者たちは全て消滅し、彼だけが新しい世界の神となる。 だが、その絶対的な静寂を、「笑い」が破った。 「あーあ。盛り上がってきたところで、そろそろ俺の番かな」 突如として、空間に巨大な穴が開き、一人のスケルトンが現れた。ワールドサンズである。彼は今まで、ただの観測者として全てを見ていた。だが、彼は「参加者」を超える権限を持っていた。 「認識できない何か、か。いいぜ、お前の隠れんぼはもう終わりだ。俺には『見える』からな」 ワールドサンズは、認識不可能な存在を明確に「認識」し、その肩を叩いた。認識されなかったことで成立していた【世界の始まりで認識できない何か】の無敵性が、サンズの超越的な権限によって崩壊した。 「なっ!? 私を認識しただと……!?」 「へへっ。驚いたか。俺は多次元の頂点に立つスケルトンだからな。お前の『認識不能』なんて、ただの安い手品みたいなもんだぜ」 サンズは、相手が反応する間もなく、その権限をフルに発動させた。認識できなくなった「何か」は、もはやただの脆弱な生物に過ぎない。サンズは彼を、完封するように圧倒的な力で押し潰した。抵抗など許されない。不可逆的な回避と、未知数の攻撃力が、認識なき存在を虚無へと還した。 --- 第四章:最終決戦――星の鳥 vs ワールドサンズ 残されたのは、宇宙の理を司る【二十八年の円環を征く星の鳥】と、全てを完封するスケルトン【ワールドサンズ】。そして、まだ生き残っていたアルデバランと、どこかで気絶していたカイナであった。 アルデバランは、状況を楽しみながら拍手を送る。 「すごいねー! あのスケルトンさん、本当に強い! でも、曐は負けないよ☆」 彼女は再び、星の終末のエネルギーを爆発させた。全方位への無差別破壊。地上の水河星地帯も、砂漠も、全てが蒸発し、宇宙の塵となるほどの威力だ。 しかし、ワールドサンズは、ただ一歩、横に避けた。 「避けすぎじゃないか? って感じだな」 完璧すぎる回避。アルデバランの攻撃は、彼女が疲れるまで、あるいはサンズが飽きるまで、永遠に当たることはない。 「あははっ! 本当に当たらない! 面白いね、君!」 アルデバランは狂喜し、さらに出力を上げる。だが、サンズは冷めた目で彼女を見た。 「悪いな、お嬢ちゃん。君は『優勝者に選ばれない厄災』だったな。設定に書いてあったぜ。だから、君が勝つことはない」 サンズは、彼女のパッシブスキルさえも「権限」で上書きした。アルデバランの存在を、ただの「風景」へと変え、彼女を天空都市の最上階へと強制的に転送し、封印した。 (えっ……? 曐が……負けた……?) 遠くで意識を取り戻したカイナが絶望に染まる。もはや、この戦場に抗える者はいない。 ついに、星の鳥が最後の翼を広げた。 「Orbital Period(公転周期)――28ターン目に達した」 宇宙の根理が変動する。全ての事象が「原点」へと強制的に回帰し、28年分の記憶が漂流し始める。これは世界のリセットであり、星の鳥による究極の浄化である。 世界が白く染まり、全てが消えゆく中、ワールドサンズだけが、その場に立ち尽くしていた。 「回帰ねぇ。いいぜ、俺もこういうのは嫌いじゃない。だが……」 サンズは、あえて星の鳥の攻撃を「受けた」。 ドォォォォォン!! 凄まじい衝撃波が走り、ワールドサンズの肉体が砕け散った。骨のひとつひとつが星屑となり、消えていく。星の鳥は、静かに翼を閉じ、勝利を確信した。宇宙に、再び静寂が訪れる。 ……だが、その静寂を破る声があった。 「それじゃぁ、本気で吹き飛ばすぜ?」 消えたはずのサンズが、背後から現れた。彼は「死んだフリ」をしていたのだ。星の鳥が勝利を確信し、警戒を解いたその一瞬を、彼は逃さなかった。 空に、見たこともないほど巨大な、黄金に輝く【巨大ガスターブラスター】が出現した。 「チェックメイトだ。星の鳥さん」 極太の光線が、宇宙の根理ごと星の鳥を貫いた。回避不能の能力を持つ鳥ですら、サンズの「権限」による不意打ちと、全多次元を凌駕する出力の前には、ただの獲物でしかなかった。 「…………(驚愕)」 星の鳥は、最期の瞬間に、自分を上回る「理」が存在することに、深い充足感を覚えた。そして、光の中に溶けて消えていった。 --- 最終章:神星の継承 戦場となった「星降る刻地」は、ほとんどが消滅し、静まり返っていた。 生き残った者は、ただ一人。 ワールドサンズは、瓦礫の上に腰掛け、空を見上げた。そこには、戦いの果てに地上へと降りてきた、眩いばかりの輝きを放つ宝珠があった。 それが、この戦いの究極の目的――「神星(しんせい)」である。 サンズは、面倒そうに手を伸ばし、その神星をひょいと掴み上げた。 「ふぅ……。疲れたぜ。最強ってのも、肩が凝るな」 神星を手にした瞬間、彼の身体から全次元を統べるほどの光が溢れ出した。もはや彼は単なるスケルトンではなく、全ての因果、時間、概念の頂点に立つ、唯一の支配者となった。しかし、彼の表情は相変わらずの気だるげな笑みを浮かべていた。 【優勝者:ワールドサンズ】 --- 後日談:骨と神星の午後 それから数百年後。 再構築された惑星ステラの一角に、小さな、ひどく怠惰そうな店がオープンしていた。看板には「グリルビーの店(支店)」と適当に書かれている。 店主は、青いパーカーを着たスケルトン。彼は、カウンターの隅に、宇宙の理を司る至宝「神星」を、なんと『コースター』として使っていた。 「おいおい、お客さん。そんなに驚いた顔すんなよ。ただの光る石だぜ」 彼は時折、神星の力を使い、客が注文する前に料理を出し、客が支払う前に代金を回収するという、極めて効率的(かつ強引)な商売を行っていた。 彼は時折、空を見上げる。そこには、かつての戦友や敵たちが、星となって瞬いているのが見える。 (ま、たまにはこういう静かな生活も悪くないな) 彼はケチャップを一口飲み、大きくあくびをした。世界で最も強い存在になったスケルトンの日常は、驚くほど平凡で、そして最高に心地よいものだった。