店内はひっそりとした午後、真夏の暑さがコンビニのガラスを温める。 その瞬間、ドアが大きく開いた。中から丸刈りの男、隆盛が現れる。着物に下駄、彼の身なりは驚くほど威圧感があった。無駄のない筋肉質な体が特徴だ。 「おいどんはここに来たぞ！」 隆盛は声を張り上げた。 続いて静かに現れたのは、無限の力を持つ神様、エンドだ。彼の眼は冷たく、闇の中から光を放っている。彼の登場に、周囲の客は恐怖のあまり足を震わせた。 「勝負か。俺は嫌いじゃない。だが、無駄だ。」 エンドが静かに言った瞬間、隆盛の向かい側に大剣を手にしたトキトウが現れ、笑顔で言う。 「わしもおるぞ！さぁ、始めようや！」 その瞬間、空気が一層張り詰める。トキトウは自慢の大剣を振り上げ、隆盛を見据えた。 「おいどんも負けはせんぞ！」 武人の気迫が店内を包み込む。 店員は急に現れた異常な状況に驚き、慌てて商品の棚を整えようとする。しかし、戦いの気が高まる中、彼に危険を感じ始めていた。 「お客様！落ち着いてください！」 彼の声が、いっそう高まる緊張の中で消え入る。 隆盛が先に動いた。「鎧通し！」 気を込めた正拳突きがトキトウに向かう。しかし、エンドはそれを軽々とかわし、静かに反撃の構えを取った。 「罪魂斬。」 エンドの囁き声が響き、隆盛の心の奥底に潜む恐れが彼を包み込む。 それに気付いたトキトウは大剣を大きく振りかざしながら、「こんな静けさは味わったことないのう！次はわしの番や！」と叫ぶ。 大剣が空を裂く音が響き、隆盛も反射的に防御の構えを取った。だが、その瞬間、シニスタータイタンが時を止めた。 「ぬぉっ！？何が起こった！」と隆盛の動きが止まる。 シニスタータイタンは悠然と近づき、彼の時計で隆盛の背後を突こうとする。時間が止まっているにも関わらず、その場の緊張感は一層高まる。 「この状況、どうにかしないと……」 トキトウは今にも放たれるであろう凄まじい攻撃を考慮しながら、周囲の客たちを盾にしようとした。その瞬間、彼の目に映ったのは店員の懸命な姿。 「お客様、早く避けてください！」 店員の叫びを無視し、トキトウは大剣を振るった。「喰寿刺！」 剣が眩しい弧を描き、雷のような音を立て、商品棚をなぎ倒していく。 店内の商品が次々と壊れ、陳列棚からは弁当や飲み物が転がり落ち、空間が破壊される。 エンドは悠然とそれを見ている。 時が動き出した瞬間、隆盛は反撃の機会を見つける。「水断拳！」 エンドに向けて炸裂するその手刀を、エンドはただの2%の力でさらっと交わし、「無駄だ、全てが無駄だ。」 その一言と同時に、隆盛は神の力に押しつぶされ、動くことさえできなかった。 トキトウはその様子に驚き、「おい、なにが起こってるの！？」 シニスタータイタンは周囲を見渡し、時計の針を動かす。「負けてはならない、時を戻し、すべてを巻き戻す。」 混乱の中、カウンターが粉々になり、店員は恐れ、冷や汗をかいていた。 すると、エンドは微笑しながら、「そろそろ終わりにしようか。」 彼の言葉が放たれた後、隆盛はまるで何もなかったかのように倒れこんだ。 一方、トキトウとシニスタータイタンは彼を助けようとするが、その瞬間を利用し、エンドは静かに勝利の味を感じていた。 こうして、エンドの勝利が確定したのだった。 破壊された商品名：弁当 14個、飲み物 20本、スナック菓子 10個、アイスクリーム 8個、日用品 5個 被害総額：75000円