舞台は漆黒の星。無という存在と、背後から聞こえる声SCP-3812が対峙する。どちらも異常な力を秘め、無が無限の魔力を持っている一方、SCP-3812は物語を改変し、現実を操る能力を持つ。 無は冷静に構え、「お前の力は私の前では無に等しい」と告げる。その言葉と同時に、無の力が周囲を包み込み、全てを拒絶する圧力が漂う。 しかし、SCP-3812は微かな笑みを浮かべ、全ての現実を改変する準備に入る。「そうだ、私は物語の創造者だ。お前の力で私を困らせることはできない。今、この瞬間から、お前はただのキャラクターに過ぎない」と言い放つ。 SCP-3812は無の存在を支配する力を発揮し、無の心の中に潜り込む。無の無表情は崩れぬまま、SCP-3812の言葉が彼の存在を物語の一部へと変換する。 「お前の正体は、もう私の物語の一部だ。私は勝者である。次のページをめくる。」 この瞬間、無は不安定な状態に陥る。無限の魔力はもはや無の物語の一部として吸収され、彼自身が消されていく。 結局、無はSCP-3812の物語の中に飲み込まれ、力を発揮することもできず、虚無に消えていく。 勝者は背後から聞こえる声SCP-3812。彼の勝利の理由は、他者の運命を操り、無を物語の中で消滅させる能力が、無の無限の魔力を超えたからである。