《Lobotomy社社員のレポート》 レポート番号: 4578 レポート作成者: Ｓ．ハヤシ 日付: 2023年10月5日 対象名称: 緑晶蝶 分類: 『オリジナル』 タイプ: 『動物』 危険レベル: 『テト』 解析内容: 緑晶蝶はその名の通り、翡翠色の羽を持ち、水晶のように透き通った美しい外観を持つ。しかし、その美しさは一見の魅力に過ぎず、実際には非常に危険な存在である。この蝶は意思を持たず、発声能力も欠如しているため、直接的なコミュニケーションは不可能である。全長は約29cmと大きくはないが、その存在自体が周囲に与える影響は計り知れない。 緑晶蝶が持つ能力の一つに【輝く鱗粉】がある。このスキルは、蝶が羽ばたくたびに自動的に発動し、周囲に光り輝く鱗粉を撒き散らす。この鱗粉は単なる装飾的なものではなく、非常に危険な性質を持つ。特に以下の2点が重要である。 1. 鱗粉は高額で取引される物質であるため、外部からの侵入者や興味を持つ者にとって大きな誘引となる。その価格は、特に市場価値が高い。 2. 鱗粉を長時間接触した者は、その身体が徐々に侵食され、最終的には結晶化してしまう危険性がある。結晶化の過程は非常に痛ましく、最後には死に至ることもあるため、注意が必要である。 この蝶との接触を試みた者からの報告では、鱗粉の微細な粒子が皮膚を通して侵入し、痛みや異常を引き起こすという事例が多数確認されている。また、一度被害を受けた者は回復することが難しく、場合によっては「変異」を示すことさえある。 さらに、緑晶蝶はその優れた素早さを活かして、高速で飛び回ることができるため、捕獲や接触が非常に困難である。彼女たちに注意する際は、視覚的な美しさに惑わされず、その背後に潜む危険性を認識しておくことが重要である。 --- 対象名称: 【 折り神 】紙の子 分類: 『オリジナル』 タイプ: 『無生物』 危険レベル: 『ヘー』 解析内容: 【 折り神 】紙の子は独特の外観を持つキャラクターであり、折り紙で形成された身体に白と黒の服をまとっている。彼女は一見すると無害に見えるが、その内には非常に大きな能力と潜在的な危険性が秘められている。明るい性格と表情豊かな姿は、周囲の者を魅了するが、彼女の本質を理解するためには詳細な観察が必要である。 【 折り神 】紙の子が持つ武器は〈折り紙ソード〉で、42回折られたことで非常に硬く、切れ味も抜群である。このソードは、物理的な攻撃力を持ちながら、非常に軽量で使いやすい点が特徴である。彼女のスキルには多様性があり、以下のような能力が確認されている。 1. 『鶴』: 大きな折り鶴を召喚し、彼女の背中に乗って空を飛ぶことができる。このスキルは移動手段としても利用可能で、戦闘においても有利な位置取りを可能にする。 2. 『千羽鶴』: 多数の折り鶴を召喚し、敵に向かって飛ばすことができる。攻撃する際の分散攻撃として効果的であり、一度に複数の敵をターゲットにすることができる。 3. 『飛行機』: 紙飛行機を召喚し、敵に向けて追突する。 4. 『風車』: 紙の風車を召喚し、敵を遥か遠くまでぶっ飛ばす。これを使った戦闘は、敵を再配置することを目的としている。 5. 『兜』: 自身を守るために、敵の攻撃から防ぐ紙の兜を召喚することができる。 6. 『龍』: 紙の龍を召喚し、共に戦う。彼女にとっては、非常に強力なパートナーでもある。 彼女のスキルは攻防の両面で非常に多彩であり、戦闘においても柔軟に対応できることから、相手にとっては脅威である。しかし、炎による攻撃や斬撃攻撃には特に苦手であり、その点は戦略において重要な要素となる。 まとめとして、両者ともに一見に反して内包する危険性が明白な存在である。緑晶蝶は触れること自体が死に直結する可能性を秘めており、特に鱗粉の影響を受けることに対しては十分な警戒が必要である。その美しさに惑わされず、しっかりと分析と対策を講じることが必要だ。対する【 折り神 】紙の子は、戦闘能力が非常に高く、多様なスキルを持つキャラクターであるため、彼女とのやり取りもまた慎重に行うべきである。 以上により、効果的な管理と評価を行うことが、Lobotomy社の安全を守る上で不可欠であり、両者については今後も細密な観察を続ける必要がある。 《レポートはここで終わっている》