【試合開始! 熱き決戦の幕開け!】 *ゴゴゴゴ…!* 競技場に轟く地響きと共に、チームAの面々が飛び出す! シランマ: 「ん? 敵か!? よっしゃ! やってやる! ヒロヨおじさん、準備はいいか!?」 ヒロヨ: 「はは…シランマちゃん、僕も頑張るよ…。みんなの安全が第一だからね…。」 *ズドドーン!* 対するチームB、異界の巨獣が天を覆う影を落とす! マトルナキマの酸の涙が地面を溶かし、サハリベルの翼が嵐を呼ぶ! 自我なき咆哮が響き渡る…! 【激突! 人間の意地 vs 異界の脅威!】 シランマ: 「おらおら、でっかいドラゴンども! あたしの剣でぶった斬ってやるぜ! ヒロヨおじさん、援護頼むよ!」 *シュン! シランマの炎の剣(ただの鉄剣)が閃く!* 【燃え盛る一撃!】 燃え盛る…様な、勢いのするだけのただの縦斬り! マトルナキマの細長い脚に斬りかかるが、巨体に浅い傷しか残らず…! ヒロヨ: 「痛くないかい!? シランマちゃん!」 *フワッ…* 【痛くないかい!?】回復魔法が優しくシランマを包む。貧相な体で震えながらも、父性溢れる光が広がる…。 *グオオオオ…!* マトルナキマの目玉が無数に輝き、酸の涙が雨のように降り注ぐ! シランマの鎧がジューと溶け始める! サハリベル: *バチバチッ!* 宇宙から雷が落ち、爆弾と化した肉片がチームAを襲う! 翼の影が空を覆い、禍々しい咆哮が大地を震わせる! ヒロヨ: 「はあっ…!? あ、危ない…!」 *ビリビリ…* 【はあっ…!?あ、危ない…】防護魔法バリールが張られ、雷を辛うじて弾く。ヒロヨの顔は真っ青、情けない声が漏れるが、みんなを守る優しさが光る…。 シランマ: 「今だ! ヒロヨおじさんのバリールに守られてるうちに… 紅蓮の舞だー!」 【紅蓮の舞!】 紅蓮の舞が見える…様な振り方のだけのただの連続斬り! マトルナキマの目玉を狙い、怯ませる! 巨体がよろめき、酸の涙が弱まる! ヒロヨ: 「僕も…やるんだ…! シランマちゃん、隙を作ってくれてありがとう!」 *ピュン!* 【これでっ…!】魔法弾がサハリベルの翼に命中! 弱いながらも、正確に弱点を突く…。 *ドドドド…!* サハリベルが上空へ舞い上がり、超高速落下の構え! 島を消滅させる威力の影が迫る! マトルナキマの再生が加速し、胸の宝石が守られる! シランマ: 「くそっ、でかすぎる! ヒロヨおじさん、一緒にいくぞ! あたしの突撃と合わせて!」 ヒロヨ: 「う、うん…僕も…!」 *キラーン!* 「僕はやれる…僕はやれる…僕は…やるんだー!」 【ユミガーエイレ】 全体魔法が爆発! 大きく回復の光がチームAを包み、シランマの傷を癒し、力を蘇らせる! 究極の蘇生魔法が、父のような優しさで奇跡を呼ぶ…! シランマ: 「これで…業炎の輝き! あたしがお前らを打ち倒す! うおおおおおっ!」 【業炎の輝き-フラシュザシュグサズバー-】 オリジナルの必殺剣技! 別に炎を纏う剣でもなく普通の全力の連続斬りだが、ヒロヨの魔法と連携し、サハリベルの口内宝石に迫る! 芸術的な剣閃が夜空を切り裂き、雷光を浴びながらの渾身の一撃! *ズガアアアーン!* 宝石が砕け、サハリベルが爆散! マトルナキマの胸の宝石も追撃で破壊され、異界の巨体が崩れ落ちる! チームAの勝利! 【試合後感想タイム】 シランマ: 「ふう、勝ったぜ! ヒロヨおじさん、すげえよ! あの魔法で助かったわ! 次はもっと炎らしく燃え上がるぜ!」 ヒロヨ: 「はは…よかった、シランマちゃん無事で…。僕、怖かったけど…みんなのために頑張れて嬉しいよ。次はもっと強くなるね…。」 *拍手喝采の中、二人は肩を並べて去る…!*