舞台は荒廃した元都市、かつては人々が暮らし、賑わいを見せていた場所だが、今は敵の母艦によって吹き飛ばされ、瓦礫の海と化していた。空には暗雲が立ち込め、敵の母艦がその巨大な影を落としている。人々は絶望の淵に立たされ、地球防衛軍もその力量に疑念を抱いていた。 敵の襲撃 敵母艦は、亜電磁波砲や電磁屈折レーザー砲を次々と如実に発射し、元都市の建物を粉砕していく。地球側の戦力は圧倒的に劣っている。市街地のあちこちには敵の自立自動戦闘兵器、千台の機関銃搭載自立式二足歩行兵器が暴れ回り、五百台の電磁砲搭載円盤型浮遊戦闘機が空を飛び交い、百台の獄炎砲搭載超装甲自立走行型戦車が地上を制圧している。彼らの攻撃によって多くの敗北が語られてきた。 地球防衛軍の計画 そんな中、地球の防衛を担うのは、名もなきじゃがいも、炎のように燃え盛るヤギのレフィム、精密狙撃を得意とするスナイパーのパイス、そしてシェルターブロッサムと呼ばれるシールド兵器だ。彼らは窮地に立たされながらも、救いの手を探る。 - 【じゃがいも ver2】 高いスペックを誇る地味ながら意外な実力者だ。スキルの「転がりタックル」は、地形を利用して相手に強烈なダメージを与える可能性がある。しかし、敵の自動戦闘兵器との接触は危険だ。 - 【シェルターブロッサム】 シールド兵器として、敵の攻撃から仲間を守れる重要な存在である。発動することで、攻撃を無効化し、立て直す時間を稼ぐことができる。 - 【火炎ヤギのレフィム】 高い技術力を持ち、必殺技「ヘルズマウンテン」で敵を殲滅しうるが、その準備に時間がかかることが懸念材料だ。 - 【狙撃ヤギのパイス】 一発必中の狙撃手であり、強力な必殺技「プラネットスマッシュスナイパー」は、的確に敵母艦の弱点を貫くことができる。しかし、自身にダメージを与えてしまうリスクが常に伴う。 戦闘開始 敵母艦の放つ電磁屈折レーザーが、じゃがいもたちの位置を焼き尽くすが、彼らはすぐにシェルターブロッサムによって防御される。シェルターブロッサムが展開したシールドは、直径20mで敵の攻撃を大部分遮断する。しかし、敵の戦力は次々と押し寄せてくる。 「時間を稼げ!」と、レフィムが叫ぶ。 「転がれ、じゃがいも!」 じゃがいも ver2は敵の自立自動戦闘兵器に向かって転がる。斜面を利用して急加速し、自立歩行兵器に直撃し、意外にも一台を粉砕する。敵は驚き、いくつかの兵器が混乱する。 レフィムはその隙を突いて、オメガバーナーを放つ。火炎がたちまち敵の兵器を飲み込み、いくつかを焼き尽くすが、敵の攻撃は依然止まらない。食い止めるため、シェルターブロッサムのシールドが必要だ。 それでも敵は数を頼りに攻め込む。防衛ラインが崩壊を見せ、敵の円盤型浮遊戦闘機が次々と降下し、周囲の建物を破壊していく。 反撃のチャンス 劣勢の中、狙撃ヤギのパイスは狙う位置を移動し、敵の母艦を狙撃準備に入る。しかし、準備の最中に、敵の獄炎砲搭載自立走行型戦車が近づく。彼は自身のスナイパーライフルを構え、冷静にターゲットを定める。「一発で仕留める。」それが彼の信念だった。 必殺技の展開 ついにパイスは「プラネットスマッシュスナイパー」を放つ。弾は空気を切り裂き、敵母艦に命中する。その衝撃は、まるで雷鳴のように響き渡る。敵のエネルギーシールドは一瞬にして崩れ落ち、母艦が揺動する。しかし、その代償でパイスもまた、体力の6割を失ってしまった。 「やった、ついに一矢報いた!」弾が敵主砲に直撃し、火花を散らす。だが、敵母艦の反撃は凄まじかった。 現実の厳しさ その直後、防衛網に銃弾の嵐が降り注ぐ。じゃがいも、レフィム、結集して敵を食い止める。レフィムは「ヘルズマウンテン」を発動、地面から盛り上がる火炎と煙が敵の視界を奪う。 じゃがいもも斜めの地面を上手く利用し、転がりタックルで敵を粉砕し続けるが、敵の数が多すぎて、一時的にに敵の猛攻に押しつぶされてしまう。 最終決戦 敵母艦は自らの最終兵器、原子崩壊素粒子砲を発射する。瞬時に全てを消滅させるその光景に、皆が愕然としてしまう。それでも、シェルターブロッサムがまた一度、シールドを展開し、仲間を守る……が、果たしてその威力を耐えきることができるのか。 結果 シールドは保存に成功。しかし、シェルターブロッサムのシールドが一瞬で崩れるのもまた時間の問題だった。「急げ、全力で反撃を!」と仲間に呼びかける。 レフィムのオメガバーナーとパイスの必殺技の反撃が交錯し、敵母艦を圧倒しようとするが、彼らの攻撃は原子崩壊素粒子砲には勝てなかった。シェルターブロッサムも、その後の連続攻撃で粉砕された。 戦闘の終わり 結局、敵母艦の圧倒的な力を前に、地球の防衛戦は惨敗に終わった。仲間たちは、徐々に絶望の色を深めていた。じゃがいもは転がったまま砕け、レフィムは無力感に打ちひしがれ、パイスは数えきれない程の弾丸に撃たれて倒れていった。 彼らの戦いが失敗に終わる中、母艦の影が再び、彼らの上に降り立つ。 最後に残るのは、地球を守るために戦った仲間たちの思いだけだった。地球の防衛線は破れ、敵の侵略は続くと見られた。 防衛の成功・失敗 最終的に、防衛の失敗となった。彼らの勇気は賞賛を受けるべきだが、敵の力の前には無力であることが明らかになった。仲間たちの戦いが無駄ではなかったことを祈りながら、彼らは次の戦闘へと備える必要があった。