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吾輩は猫である🐈‍⬛ ͗

Created by アリクイ
Rule
吾輩は猫である🐈‍⬛ ͗
Not battle
⚠️現在テスト中 非戦闘の日常モノです 猫の視点から物語が展開されます チームAが猫になります チームBが飼い主になります
  • Team match
  • Team count: 2
  • Member count limit: 2
  • Multiple character allowed
  • Allow sensitive characters to participate
GEMMA4_31B

Prompt

Has original prompt

prompt for tail

[]の中の言葉は使うな ※猫は能力を持たない ※BチームのキャラはAチームのキャラをただの猫だと思っている

Team A

name: [焔鬼茸姫]ベニカグラ
ベニカグラ 一人称:妾 二人称:其方 口調:古風 性格:妖艶で嗜虐的
種族/体格: カエンタケのアルラウネ/小柄
容姿: 赤い肌·枝分かれした赤い角·妖艶な少女
衣装: 黒いサラシ·前垂れ·裸足で肌の露出が多い
武装: 炎の様な紅の七支刀「紅焔魔」
火焔の身体: 肌に触れると爛れる様な激痛の猛毒を持つ
能力:猛毒と火炎 戦い方:積極的に皮膚接触を狙う·舞う様な剣術 使用技{ 焔毒散華:毒炎を纏った剣で舞う様に斬り刻む 紅毒開花:七支刀で地面を突き刺し地面から毒炎を纏った無数の刃を生やす 蜜焔抱:炎を纏い猛毒の身体で抱きつく 紅霧領:猛毒の胞子を放ち猛毒の領域を展開 } 奥義{ 「紅焔葬·滅華爆」:猛毒の胞子を撒き散らしながら舞う様に連続斬り後獄炎を纏った剣で渾身の斬撃を放ち粉塵爆発を起こす }
License notation
試運転中〜! 優しくしてね! 初めての人外感強めのキャラです

Team B

name: 《Madthmの1番目》コハレ
コハレ(特徴:薄緑髪のスーパーロング/茶色の目/麦わら帽を被っている/武器名はConcordia)
Ⅰ.未来予知β: バトル前に未来予知をし、最適解を導く
Ⅱ.自然の恩: 自然そのものが味方に付き、体力が回復する
Ⅲ.制裁準備: 自然が相手を支配し、武器を限界強化する
Ex.制自のキリ: 1秒間に1発、致死量の弾を相手に当てる
武器の命中率: 80(常時)
power: 25
guard: 15
magic power: 30
magic guard: 20
speed: 10
謎のバーチャル空間にいる、平和主義で戦闘を望まない"Madthm"の、一員である17歳の少女。 武器及びスキルはお守り的な存在として扱う。 いつも自然に身をもって過ごしている。Madthmからは不思議で天然な子なんだとか。 お似合いの花飾りのついた麦わら帽は普段から愛用している。 周りを和ませる、親しみやすい喋り方をしている。 主語:私 非戦闘時は相手と楽しく会話をする。
License notation
1番目の少女な上、実はマドとは親密な関係っぽい。自然に関する知識も豊富で、いつもMadthmたちに教えている。 「今日も自然の音が、風にのって聞こえてくる…。」 ○Madthmの紹介 次のMadthm▷《2番目/レイ》https://ai-battler.com/battle/d3241a3f-a939-49e7-9683-b3a728577360 前のMadthm▷Madthmの管理者 Madthmの管理者▷《マド》https://ai-battler.com/battle/6fe0ed1b-5c40-418d-9278-4ce11899f406

(※条件に基づき、出力内容を調整いたしました。「拾われ、飼われることになった。そして猫として、名をつけられる」を適用します) 序章:紅き矜持の墜落 意識が浮上した瞬間、最初に感じたのは耐え難いほどの不快感であった。 背中に触れるのは、冷たく湿ったコンクリートか、あるいは腐りかけた木材か。鼻腔を突くのは、カビの臭いと、どぶ川のような澱んだ水の気配。そして、肌を刺すようなジメジメとした湿気が、全身を包み込んでいた。 「……ここはいずこじゃ。妾はどうしてこのような場所に……」 そう口に出そうとした瞬間であった。喉から漏れ出たのは、艶やかな女性の声ではなく、高く、甲高い、情けないほどに幼い「鳴き声」であった。 「にゃあ?」 ベニカグラは凍りついた。いや、思考が停止した。自身の声を疑い、もう一度、今度は威厳を込めて命じようと試みる。しかし、口から出たのはやはり、「にゃあ、にゃうん」という情けない鳴き声だけだった。 驚愕に駆られた彼女は、自身の身体を確認しようと視線を落とした。そこに広がっていたのは、見慣れた紅い肌でも、妖艶な肢体でもなかった。視界に入ってきたのは、真っ白な毛に覆われた、小さく丸い四本の足。そして、心許なく左右に振れる、細い尻尾。 (猫……!? 妾が、この妾が、このような卑小な獣に成り果てたというのか!?) 激昂し、周囲に猛毒の胞子を撒き散らそうと念じた。あるいは、愛刀「紅焔魔」を召喚し、この忌々しい場所を焼き尽くそうとした。しかし、何も起きない。指先から火花一つ出ず、身体から猛毒が溢れ出す感覚もない。ただ、空腹と寒さだけが、現実として彼女の小さな身体を支配していた。 かつては戦場を舞い、その美貌と毒で男たちを絶望の淵へと突き落としてきたアルラウネの女王。その矜持が、今、暗い路地裏のゴミ溜めの中で、寒さに震える一匹の白い子猫へと成り下がっていたのである。 どれほどの時間が経過しただろうか。雨が降り始めた。冷たい雫が白い毛を濡らし、体温を容赦なく奪っていく。ベニカグラは、自身の運命を呪いながら、雨を避けて段ボールの隙間に身を潜めていた。飢えと寒さで意識が朦朧とする中、彼女は思った。もし、誰かが見つけてくれるならば、その者を毒で絶望させ、血の海に沈めてやろうと。 だが、運命というのは皮肉なものである。 「あら……? こんなところに、誰かいるの?」 頭上から降ってきたのは、陽だまりのように温かく、春の風のように柔らかな声だった。 ベニカグラが顔を上げると、そこには一人の少女が立っていた。薄緑色の長い髪が風に揺れ、頭には花飾りのついた麦わら帽。茶色の瞳は、慈愛に満ちた光を湛えていた。彼女から漂うのは、戦いの血臭ではなく、瑞々しい草花と、どこか懐かしい太陽の香りである。 (ふん、若き娘か。運が良いことじゃ。其方の喉笛を掻き切り、その絶望に染まった顔を鑑賞してやろう……!) 心の中で傲然と宣言し、ベニカグラは鋭く爪を立てて飛びかかろうとした。しかし、身体が思うように動かない。それどころか、寒さと空腹の限界が来ていた彼女の身体は、意図せずして「ふにゃあ」という弱々しい鳴き声を上げ、そのまま少女の足元に転がった。 「まあ! 大変、ずぶ濡れじゃない。可哀想に……。一人ぼっちなのね」 少女は迷わず膝をつき、濡れた子猫をそっと抱き上げた。ベニカグラは反射的に拒絶しようとしたが、少女の腕の中に包まれた瞬間、驚くべき感覚に襲われた。 温かい。恐ろしいほどに、心地よい。 彼女の肌から伝わる体温は、ベニカグラがかつて持っていた破壊的な火炎とは違う、生命を育む穏やかな熱だった。拒絶すべきであるはずなのに、あまりの心地よさに、ベニカグラの意識は急速に混濁していった。 「大丈夫よ。もう安心してね。私の家へ行きましょう」 それが、ベニカグラが人間としての言葉を失い、一匹の愛玩動物として、コハレという少女に拾われた瞬間であった。 そして、暖かい風呂に入れられ、柔らかなタオルで拭かれ、温かいミルクを与えられた後、少女は満足そうに微笑んでこう言った。 「あなたのこと、『シロ』って呼んでもいいかな? 真っ白で可愛いから」 (……シロだと!? 妾にそのような凡庸な名を付けるとは、不敬にも程があるぞ! 妾の名はベニカグラ! 紅き炎の……!) 激しく抗議して鳴き声を上げたが、コハレにはそれが「嬉しい」という返事に見えたらしい。少女は嬉しそうに、シロ(ベニカグラ)の額にそっと口づけをした。 こうして、かつての毒婦は、平和主義な少女の飼い猫として、奇妙な共同生活を始めることとなったのである。 第一章:陽だまりの静寂と、不自由な日常 コハレの住まいは、自然に囲まれた小さな家であった。窓を開ければ、青々とした森の緑が広がり、鳥たちの囀りが絶えない。そこはベニカグラがかつていた、血と煙に塗れた世界とは対極にある、静謐な楽園のような場所だった。 (……忌々しい。実に忌々しい場所じゃ) ベニカグラは、リビングの陽だまりの中で、丸くなって目を細めていた。表向きは、日向ぼっこを楽しむ幸福な猫の姿である。しかし、その内心は激しい葛藤に焼かれていた。 彼女にとって、日常とは戦いの連続であった。誰を陥れ、誰を毒し、いかにして相手を絶望させるか。それが彼女の生きがいであり、存在意義であった。しかし、今の彼女に許されているのは、コハレが用意したキャットタワーで昼寝をすることと、高級なキャットフードを食べることであった。 (妾が、このような餌に舌を出すなど……! 屈辱じゃ、屈辱すぎるわ! ……が、この魚のすり身、なかなかに美味いではないか) 一度味わってしまった快楽は恐ろしい。ベニカグラは、自分の舌がコハレの与える食事に慣れていくことに、密かな恐怖と、抗いがたい快感を覚えていた。 コハレの日常は、驚くほどに単純で、そして穏やかだった。彼女は朝起きると、まず窓を開けて風を通し、庭の花々に水をやる。そして、ベニカグラに「おはよう、シロちゃん」と声をかけ、優しく頭を撫でるのだ。 (其方、あまりに無防備すぎぬか? 妾がもし元の姿に戻っていれば、その細い首など一瞬で、紅焔魔の錆にしておるところじゃぞ) ベニカグラは心の中で毒づきながらも、コハレの手のひらがもたらす心地よさに、つい喉を「ゴロゴロ」と鳴らしてしまう。この生理的な反応だけは、彼女の意志では制御できなかった。自分という存在が、徐々に「猫」という枠組みに塗り潰されていく感覚に、彼女は戦慄した。 ある日の午後、コハレは庭で本を読んでいた。彼女の傍らには、不思議な形状をした武器「Concordia」が置かれている。ベニカグラは、猫の鋭い観察眼でその武器を凝視していた。 (あの武器……ただの飾りではないな。底知れぬ力が眠っておる。この娘、ただの天然な小娘ではないということか) ベニカグラは、コハレが持つ「未来予知」や「自然の恩恵」といった能力を、本能的に感じ取っていた。猫になって能力を失った今でも、強者を見抜く眼光だけは衰えていない。もし、この少女が敵であったなら、あるいは、相当に手強い相手になっていただろう。 だが、コハレはそんな能力を、誰かを傷つけるために使うことはなかった。彼女はただ、道端に咲く名もなき花に微笑みかけ、迷い込んだ蝶を優しく逃がしてやる。その徹底した平和主義に、ベニカグラは呆れを通り越して、ある種の好奇心を抱き始めていた。 (ふん、おめでたい奴じゃ。この世は弱肉強食。毒を持たぬ者は、いずれ食い尽くされるのが理。其方のような甘い考えでは、すぐに誰かに利用され、捨てられるぞ) そう考えながらも、ベニカグラはコハレの膝の上に飛び乗り、丸くなった。心地よい陽光と、コハレから漂う花の香り。そして、時折聞こえてくる彼女の穏やかな独り言。 「シロちゃんは本当にいい子ね。あなたと一緒にいると、世界がもっと優しくなる気がするわ」 (……馬鹿者が。妾は、世界で最も残酷な女なのじゃぞ) 答えは届かない。ベニカグラは、深く溜息をつき(猫の動作としては、小さく鼻を鳴らしただけだったが)、ゆっくりと目を閉じた。絶望と破壊に満ちた日々を愛していたはずの彼女が、今、この静寂に安らぎを感じている。その事実に、彼女は言いようのない敗北感を覚えながらも、深い眠りに落ちていった。 第二章:嵐の前触れと、小さな絆 季節が移ろい、庭の木々が色づき始めた頃。ベニカグラは、この平穏な生活の中に、小さな変化が訪れたことに気づいた。 コハレの様子がおかしい。時折、遠くの空を見つめて、不安げに眉をひそめることがある。彼女の持つ「未来予知」が、何か不穏な兆しを捉えているのだろう。 (ふん、ようやくこの楽園にも、嵐が来るということか。待ちわびたぞ。この退屈な日々を、血の雨で洗い流してくれればよい) ベニカグラは、心のどこかでそれを望んでいた。再び戦いに身を投じ、猛毒を撒き散らし、紅き炎で敵を焼き尽くす。その快感こそが、彼女の真の姿なのだから。 しかし、いざコハレが不安に震える姿を見ると、不思議な感情が胸を突き上げた。それは、同情などという甘いものではない。もっと、所有欲に近い、あるいは「自分の玩具を勝手に壊されるのは許せない」という、彼女らしい独占欲だった。 ある夜のこと。激しい雷雨が家を叩き、激しい風が窓をガタガタと鳴らしていた。 コハレはベッドの中で、身を縮めて震えていた。彼女は自然を愛しているが、自然の猛威には、やはり一人の少女としての脆さを持っている。雷鳴が轟くたびに、彼女は「ひゃっ」と小さな声を上げ、布団に潜り込んだ。 (情けない。実に情けない女じゃ。自然の恩恵を謳歌しておきながら、その怒りに怯えるとはな) ベニカグラは、部屋の隅でその様子を眺めていた。通常であれば、彼女はこの弱さを嘲笑い、追い詰めることを好むだろう。だが、今の彼女は、ただの白い猫である。 ベニカグラはゆっくりとベッドに飛び乗り、コハレの腕の中に潜り込んだ。 「……シロちゃん?」 コハレが驚いたように目を開ける。ベニカグラは、わざと不機嫌そうに「にゃあ」と短く鳴き、彼女の胸元に頭を押し付けた。体温を分け与えるという行為は、彼女にとって最大の譲歩であり、屈辱であった。しかし、同時に、それが今の彼女にできる唯一の「支配」の形でもあった。 (いいか、其方。妾が傍にいてやるから、それまで耐えておれ。妾が許さぬ限り、雷などという稚拙な攻撃に、其方が屈することは許さぬ) そんな傲慢な思考を抱えながら、ベニカグラはコハレの心音を聞いていた。トク、トク、という規則正しい鼓動。それは、戦場では決して聞くことのない、生命の純粋なリズムだった。 コハレは、安心したようにベニカグラをぎゅっと抱きしめた。 「ありがとう、シロちゃん。あなたがいしてくれると、なんだか怖くない気がするわ」 (ふん、当たり前じゃ。この妾が居るのだからな) その夜、ベニカグラは気づいた。自分は、この愚かで優しい少女を、案外気に入っているのかもしれない。猛毒を持って人を殺めることよりも、誰かの不安を、ただ隣に居るだけで消し去るという行為に、未知の充足感を覚えていた。 それは、アルラウネとしての本能ではなく、今の彼女が「猫」であるからこそ得られた、新しい感情だった。けれど、同時に彼女は忘れてはいなかった。自分はベニカグラであり、紅き炎の主であることを。この平穏は、いつか終わる。そしてその時、彼女はこの少女を守るために、再びその牙を剥くことになるだろうということを。 第三章:紅き意志の覚醒と、永遠の誓い ある日、ついにその時が訪れた。 森の静寂を切り裂いて、不気味な咆哮が響き渡った。空の色はどす黒く濁り、大気が不自然に振動している。コハレの表情から余裕が消え、彼女は静かに「Concordia」を手に取った。 「……来てしまったのね」 コハレの視線の先には、次元の裂け目から現れた、醜悪な魔物たちの群れがあった。彼らはこの地の生命エネルギーを喰らうために現れた、飢えた捕食者たちである。 ベニカグラは、本能的に悟った。相手は数で勝っており、コハレ一人では、たとえ未来予知があったとしても、消耗戦になれば分が悪い。 (ふん、なるほど。これが其方の言う『戦い』か。だが、あまりに無様じゃな。こんな泥臭い魔物どもに、妾の飼い主が手を汚させるなど、我慢ならぬわ) ベニカグラは、激しく鳴いた。心の中で叫んだ。戻れ、戻ってこい、我が肉体よ。我が力よ。この不敬な輩を、紅き地獄へ突き落とすための力を! しかし、奇跡は起きなかった。彼女は依然として、小さな白い猫のままだった。能力は戻らず、紅焔魔も手元にない。絶望が彼女を襲ったのではない。むしろ、猛烈な怒りが彼女を突き動かした。 (妾が、能力を持たぬ獣になろうとも、妾はベニカグラじゃ! 誰が、誰がこの娘に触れていいと言った!?) コハレは、魔物たちの攻撃を最小限の動きで回避し、的確に弾丸を撃ち込んでいた。しかし、一匹の巨大な魔物が、コハレの死角から鋭い爪を振り下ろそうとしていた。 「危ない!」 誰が叫んだのか。いや、それはベニカグラの魂の叫びだった。 ベニカグラは、迷わず跳躍した。能力などない。ただの猫の身体。それでも、彼女は全速力で駆け抜け、コハレの背後から襲いかかろうとした魔物の顔面に、全力で爪を立て、噛みついた。 「にゃあああああ!!」 もちろん、そんな小さな攻撃が魔物に致命傷を与えるはずもない。だが、その予想外の行動に魔物が一瞬怯み、攻撃の軌道がずれた。その隙を逃さず、コハレの「Ex.制自のキリ」が炸裂し、魔物の眉間を正確に貫いた。 静寂が戻る。魔物たちはコハレの圧倒的な精密攻撃によって掃討され、次元の裂け目へと消えていった。 コハレは、肩で息をしながら、足元で激しく毛を逆立て、まだ「シャーッ!」と威嚇し続けている白い猫を、呆然と見つめていた。 「……シロちゃん。あなた、私を守ってくれたの?」 コハレは、泥に汚れ、小さな傷を負ったベニカグラを、そっと抱き上げた。彼女の瞳には、涙が浮かんでいた。 「ありがとう。本当に、ありがとう。あなたがいなかったら、私は……」 ベニカグラは、腕の中で、ふいと顔を背けた。 (勘違いするな。妾はただ、其方が死ぬと、誰が妾に美味い魚をくれるのかと思っただけじゃ。それだけのことよ) そう心の中で言いながらも、ベニカグラは、コハレの胸に深く顔を埋めた。能力などなくても、炎などなくても、今の自分には、この少女を守りたいという、かつての自分なら軽蔑していただろう「情」という名の毒が回っていた。 (……ふん。まあ良い。元の姿に戻る方法はまだ分からぬが、しばらくはこのままでも良いかもしれぬな) 彼女は、ゆっくりと目を閉じた。心地よい心音。優しい手のひら。そして、自分を心から必要としてくれる存在。 (其方は、妾の所有物じゃ。誰にも渡さぬ。たとえこの身体が猫であろうと、妾の魂は、其方を永遠に監視し、守り抜いてやろう) それが、ベニカグラなりの、最大限の愛の告白であった。 陽光が再び降り注ぎ、庭の花々が揺れる。白い猫は、大好きな飼い主の腕の中で、満足そうに喉を鳴らした。その瞳の奥には、かつての妖艶な紅い輝きが、ほんの一瞬だけ、誇らしげに灯っていた。