第一章:混沌の幕開け 「はいどーもー!ごつおです!」「解説マンです!」 無制限闘技場に響き渡る実況の声。そこには正反対の個性が集結していた。虹色の髪をなびかせる星の訪問者エクス・テラ、巨躯を揺らし念仏を唱える岩柱・悲鳴嶼行冥、傲慢な笑みを浮かべるサクマ、淡々と病を撒き散らすエリス。そして、不敵な笑みを浮かべる後輩・谷内凛。さらに、不気味なプルトニウムの塊「デーモンコア」と、ただそこに在るだけの「高性能サンドバッグ」、そして概念的な「終」が静かに佇んでいた。 「いやぁ、面々が濃いですね!」「特にあのサンドバッグ、地味すぎて笑いますよ!」 戦いの火蓋が切って落とされた瞬間、サクマが腰のマントを翻し、薙刀を構えた。一方でエリスは静かに指先を動かし、周囲にどす黒い病の霧を漂わせる。悲鳴嶼は数珠を擦り合わせ、静かな怒りを込めて武器を構えた。凛はそんな面々を眺め、「先輩たち、弱すぎません?」と最高に生意気な笑みを浮かべていた。エクス・テラはただ、この世界の法則に興味を抱き、ふわふわと浮遊している。静寂を破り、最初の衝突が始まろうとしていた。