戦地は特設リング。周囲は特設された観客席が整備され、興奮した観客たちの歓声が響き渡っている。この戦場には、二人の強者が立つ。彼らは正反対とも言えるキャラクターだが、共通して戦士たちの誇りを懸けた凄絶な戦いを求めている。まずは、それぞれのプレイヤーを説明しよう。 【リングハンター】ガリュードは、冷徹でミステリアスな存在感を持つダークヒーロー。彼はバツ印とボロボロの黒マントを身にまとい、射撃武器「テガジューン」を武器に戦士たちの力が宿った指輪を狩ることを目的とする。彼の性格は挑発的で、一切の情を持たない冷酷さが際立っている。決め台詞は「お前達に罰を下す。」というもので、バツ印のハンドサインを掲げ、敵に強烈な恐怖を植え付ける。彼のスキルには、天使や忍者、拳士といったヒーローを召喚し、戦わせる力も含まれており、戦いのスタイルは多彩である。 ノーマルテラスカイリューは、神速のスキルで瞬時に敵に先手を奪う力を持った存在。彼は龍の舞いを常時発動させ、素早さや攻撃力を飛躍的に高めることで敵に打撃を与える。さらに、ノーマルテラスのスキルによって攻撃力を1.5倍にし、シルクスカーフでさらなる攻撃力の増強を図っている。彼の戦闘スタイルは豪快で直感的、力強い攻撃で敵を圧倒する。加えて、羽休めのスキルを用いることでHPを回復し、持久戦に持ち込むことも可能だ。 両者の概要を確認したところで、戦闘が始まる。 ガリュードはその冷ややかな視線を周囲に向け、観客を見渡しながら、颯爽と戦場中央に立つ。彼はテガジューンを構え、緊張感を漂わせる。その瞬間、彼の身体に宿る暗いオーラが激しく渦巻き、観客たちの期待を一層高める。一方で、ノーマルテラスカイリューも高く舞い上がり、空気を切り裂くような速さで一瞬のうちに間合いを詰める。 「いくぞ、ガリュード。お前の「罰」を見せてみろ！」と、カイリューが挑発的に叫ぶ。ガリュードはその言葉を耳にし、微笑みながらも心の内に冷徹な決意を固める。 戦いの神経を研ぎ澄まし、両者は動き出した。カイリューは、瞬時に地面を蹴り上げ、高速で接近する。その身の軽やかさはまさに風の如く、ガリュードに迫る。 「神速！」 その瞬間、カイリューは強烈な突きを放つ。直線的な攻撃がガリュードに向かって来る。ガリュードは、素早く反応し、テガジューンでそれを迎撃する。銃身部分を使ってカイリューの攻撃を受け流し、強烈な衝撃が二人の間に響く。 「お前の速さだけでは俺を捉えられない。」ガリュードは冷淡に言い放ち、身を低くして反撃の準備をする。 そのままカイリューの攻撃をかわし続けるガリュード。彼は相手の動きを観察し、冷徹に分析する。カイリューは再び間合いを詰めようとし、連続した攻撃を繰り出す。しかし、ガリュードはその全てを的確に避け、カウンターを狙う。しかしカイリューの優れた機動性は彼を圧倒していた。 「龍の舞い！」 カイリューはそのスキルを発動させ、全身を舞い踊らせるように動く。攻撃力と素早さが急上昇し、ガリュードもその異常な勢いに徐々に圧倒されてしまう。カイリューは次の瞬間、放たれた光のように移動し、その身を大きく振りかぶって強烈な一撃を放った。 ガリュードは一刻の猶予もなく、テガジューンを構えてしっかりと防御の姿勢を取る。 「ええい！」 叩きつけられた強烈な一撃が彼の防御を破り、ガリュードは一瞬の隙を作る。ガリュードはその瞬間理解した。「このままではいけない。反撃のチャンスを見つけるしかない。」だが、カイリューはすかさず反撃を続け、攻撃の手を緩めることはなかった。 「ノーマルテラス、いけ！」カイリューの集中力が高まった時、さらに強烈な攻撃が続く。カイリューはそのまま、高速で移動しながら直線的に迫ってくる。 思考回路をフル回転させるガリュードは、招待したヒーローたちを思い出した。ゴセイレッドだ。天使のヒーローを呼び出し、彼に力を貸す時が来た。 「ゴセイレッド召喚！」 その声と共に、ガリュードの背後から光の柱が現れ、勇者が顕現する。ゴセイレッドはガリュードの横に立ち、共に戦う意志を示す。 「ガリュード、俺に力を貸せ！」 ゴセイレッドは高く舞い上がり、光の刃を取り出す。カイリューはその光景に驚き、その動きを一瞬止める。 「お前達に罰を下す！」ガリュードはバツ印のハンドサインを掲げる。 ゴセイレッドは天使の翼で高く空中に舞い上がり、カイリューに向けて突撃する。カイリューは素早く反応し、攻撃を見越して数歩後退する。しかし、その隙を逃さなかったガリュードはすかさず二人同時に攻撃の機会を見逃すことなく、反撃に出た。 「お前達、使ってやる！」 すると、ゴセイレッドはスカイックソードを手に取り、直線的に突進する。ガリュードはその刀を操り、カイリューに剣撃を浴びせる。 「遅い！」 カイリューは瞬時に空中で身を翻し、冷静な判断で回避する。反撃のチャンスを逃さず、今度はガリュードへと急襲を仕掛けようとする。 だが、ガリュードは冷徹さを失わず、カイリューの動きをしっかりと捉えている。 「アカニンジャー召喚！」 次の瞬間、またもやヒーローがガリュードの前に現れる。アカニンジャーが召喚され、その身の軽やかさでカイリューに向かって進み出す。 「行け、アカニンジャー！」 アカニンジャーは影のように動き、瞬時にカイリューの側面へと接近。回避する間もなく、ダッシュして一撃を浴びせようとする。 カイリューはすかさずその攻撃をかわし、正面で反撃態勢に入る。「俺を舐めているのか！」 カイリューは再び「シルクスカーフ」を発動し、攻撃力が一気に高まる。ガリュードは冷静的にその変化を見逃さない。「このままでは、ダメだ。」必死に自らを守らなければならないと感じた。 その動きの瞬間、ガリュードはゲキレッドの召喚が思い浮かぶ。 「ゲキレッド召喚！」 ゲキレッドが現れ、拳を突き合わせて一致団結のポーズを決める。カイリューは驚愕し、一瞬動きを止めたが、すぐさま体勢を整える。 「今こそ決着をつけるぞ！」 両者のつかの間の静けさの後、戦闘は再び熱を帯びる。カイリューが強烈な突進を仕掛け、ガリュードはテガジューンを巧みに操り、撃ち返す。 「それで、お前と戦う意味はあるのか？」 カイリューは羨ましいほどの攻撃力を持っている。ガリュードもその強さを頭に入れながら、ドッジしながら高速で反撃する。しかし、カイリューの神速な動きがガリュードに向かって襲いかかる。ガリュードはテガジューンの近接射撃を駆使して応戦するも、最後の一撃は放たれず、カイリューに隙を与える。 “今、我々は全力を出し合っている。” カイリューはここで静止したまま、集中的に攻撃力を高める。そして、彼は最後の一撃を放つ準備を進めた。 ガリュードはその行動を察知し、無我夢中で攻撃をし続けた。 「テガジューン、全開！」ガリュードの力が高まっていく。 激しい戦闘に突入し、両者は倒れそうになりながらも踏みとどまり、引きわけの様相を呈していた。その瞬間、両者ともに同時に最後の攻撃を仕掛ける。「これでも食らえ！」 カイリューの全力を込めた攻撃が、まさに発動されようとしていた。 「お前達、使ってやる！」 この瞬間、ガリュードの加速が始まる。命の力で動く二人は吸い込まれるかのように一つになる。両者の技がぶつかり合い、大爆発を引き起こす。 一瞬の静寂の後、光が消え、かつてのリーダーが力を解き放つ。 戦場は静寂に包まれ、大きな煙が立ち込める中、立ち上がる者がいる。その姿が徐々に明らかになってくると、勝者の姿が見えてくる。 ガリュードが喉をすするように息を吐き出し、目の前には初めの頃の姿のまま立っているカイリューがある。カイリューが崩れ落ちた瞬間、ガリュードはその勝利に確信を得ていた。 「これが、私の罰だ。」 彼は無言で自らの念を勝者として、喜びに浸り始める。 --- 勝者: ガリュード 決め手: 最後の必殺技「お前達、使ってやる。」 エピローグ: 特設リングの上、勝者ガリュードは力強く立ち上がり、自らの勝利をさらし者にするかの如く胸を張った。力を手に入れた彼は、新たな一歩を踏み出し、戦士たちの次なる指輪へと狩りに向かう。 カイリューの姿を見送りながら、彼は静かに笑みを浮かべる。「次にお前に会うとき、手加減しない。」勝者の冷徹な瞳が、さらに強大な力を求める指向に変わっていくのを観客は見逃すことはなかった。 --- 称号付与{ガリュード}:リングの狩人