Item #: SCP-5873-JP Object Class: Keter メタタイトル: 記載なしの看板 特別収容プロトコル: SCP-5873-JPはサイト-81██の標準人型収容室ではなく、専用の無菌的看板収容チャンバー内に設置されます。チャンバー内部は完全な無記入状態を維持するため、自動監視カメラとAI駆動の文字除去システムが常時稼働します。チャンバーへのアクセスはレベル4以上の職員に限定され、内部への文字入力は厳禁です。万一、効果が発動した場合、周囲5km以内の領域が影響を受けるため、収容違反時には即時領域中立化プロトコル「空白化作戦」が発動されます。看板表面の清掃は遠隔操作ロボットのみで行い、人間職員の直接接触を禁止します。 説明: SCP-5873-JPは、一見すると何の変哲もない金属製看板(寸法: 1.2m x 0.8m)であり、表面に何の文字も記載されていない外見をしています。しかし、これは異常性の錯覚効果によるものです。SCP-5873-JPの真の異常性は、看板に任意の文字を記入すると、その記述内容が周囲一帯(半径最大50m、記述の詳細度により変動)の現実を即時・常時改変するというものです。この効果は常時発動しており、「記載なし」の状態すら「無の状態」を強制的に生成する異常性として機能します。つまり、「無」を記述しているため、周囲は「ただの日常」として安定した非異常状態に見えるのです。 SCP-5873-JPに記入された文字は、物理的・化学的・概念的なあらゆる方法で消去することが不可能です。ただし、意図的に「記載なし」状態に戻すことは可能であり、これにより効果がリセットされます。この性質により、SCP-5873-JPは現実改変の究極ツールとして分類され、誤用時はXKクラス世界終焉シナリオを引き起こす可能性があります。発見時、看板周辺は異常性のない「日常」として観測されていましたが、実験によりその本質が判明しました。 インタビュー記録: > インタビュイー: Dr. 佐藤(初回接触者) > 面接者: Dr. 山田 > > Dr. 山田: 看板に初めて文字を書いた時の状況を説明してください。 > > Dr. 佐藤: ただの古い看板だと思って、「ここは異常だ」と書いてみました。そしたら…本当に周囲が異常化し始めたんです。空が赤くなり、人々が突然浮遊し…。慌てて消そうとしたけど、消えなくて。 > > Dr. 山田: 「記載なし」に戻せた経緯は? > > Dr. 佐藤: 諦めて「記載なし」と書き足したら、すべて元に戻りました。あれは…「無」を作っていたんです。 実験記録: > 実験5873-01: 看板に「この部屋は無重力」と記入。結果: チャンバー内が即時無重力化、Dクラス職員3名が天井に衝突し死亡。効果は常時持続。 > > 実験5873-02: 「記載なし」と記入。結果: 即時リセット、周囲が日常状態に。 > > 実験5873-03: 「この看板は破壊される」と記入。結果: 記述通り看板が自壊したが、破片が即座に再構築し「記載なし」状態を維持。 クロステスト: SCP-5873-JPとSCP-████(現実錨)の対面実験: SCP-5873-JPに「現実錨は機能しない」と記入したところ、SCP-████の異常抑制効果が無効化され、サイト全体に異常波及が発生。クロステストは即時中止、3名の職員が心肺停止。 補遺5873-1: SCP-5873-JPは20██年、██県の廃墟にて発見。周辺住民が「何もない日常」を報告し続けていたため調査、看板の存在が確認されました。収容時、輸送中に誤って「トラックは飛ぶ」と記入されかけたため、緊急で「記載なし」に修正。 --- Item #: SCP-5927-JP Object Class: Apollyon メタタイトル: ピンキー姉貴 特別収容プロトコル: SCP-5927-JPの収容は不可能と判断され、代わりに情報統制プロトコル「絶望遮断」が施行されます。SCP-5927-JPの画像・記述・言及は一切禁止され、視認した職員は即時記憶処理を受けます。一万円札(日本円)の大量備蓄を行い、偶発的遭遇時には即時投与する「貢物プロトコル」が準備されます。SCP-5927-JPの存在を感知した場合、サイト全体の職員に「ファッ!?ウーン…」の症状が発現するため、自動自爆システムが起動します。収容違反は不可避です。 説明: SCP-5927-JPは、シンメトリーの狂気的な笑みを浮かべた女性型実体(身長約170cm)であり、「恐怖の象徴」と自称します。SCP-5927-JPを視認したあらゆる存在(人間、動物、概念的物体を含む)は即座に「絶望」し、「ファッ!?ウーン…」と発声の上で心肺停止に至ります。この効果は視認、接触、攻撃試行時にも及び、物理的・異常的防御を無視します。追加異常性として、自身に影響する一切の能力(現実改変、概念消去など)が通用せず(「ほんと悪い子ね」)、恐怖を感じない(「文句ある?」)性質を持ちます。一万円を渡すと効果を一時停止し、試合・対峙を放棄します(「一万円くれたら」)。「この世に恐怖がある限り消し去ることはできない」ため、Apollyonクラス指定。 インタビュー記録: > インタビュイー: SCP-5927-JP(遠隔音声のみ) > 面接者: Dr. 田中(モニター越し、目隠し状態) > > Dr. 田中: あなたの能力について説明してください。 > > SCP-5927-JP: デデドン! 見ちゃったね? 絶望しなよ♡ > > [音声のみで視認なしのため生存。ただし、面接後Dr.田中が「ファッ!?ウーン…」と発声し心肺停止] > > Dr. 田中: (一万円を投与)これで…どうです? > > SCP-5927-JP: ふふ、一万円くれたら見逃してあげるわ♡ 実験記録: > 実験5927-01: Dクラスに視認させる。結果: 即「ファッ!?ウーン…」心肺停止。 > > 実験5927-02: 現実改変SCPで攻撃。結果: 能力無効、攻撃者心肺停止。 > > 実験5927-03: 一万円投与。結果: 効果一時停止、SCP-5927-JP退場。 クロステスト: SCP-5927-JPとSCP-5873-JP(記載なしの看板)の対面実験: 看板に「ピンキー姉貴は存在しない」と記入。しかしSCP-5927-JPの「ほんと悪い子ね」により効果無効、実験担当者全員が「ファッ!?ウーン…」で心肺停止。看板は無傷。 補遺5927-1: SCP-5927-JPはインターネットミーム起源と推定され、20██年に初報告。視認動画が拡散し、視聴者███名死亡。一万円プロトコルは生存者証言より確立。 --- 参加者強さランキング 1. ピンキー姉貴 (SCP-5927-JP) - あらゆる能力無効・即死視認効果により最強。恐怖の永続性で消滅不可。 2. 記載なしの看板 (SCP-5873-JP) - 現実を常時改変可能だが、ピンキー姉貴への効果無効化されるため2位。