【術獣、姿を現す】 その大地をも揺るがす重みを持って現れたのは、虚無の闇を背負った術獣、『影呪』だ。闇に包まれたその姿は、蠢く影の塊のようであり、目は一対の赤い光を宿している。舌のように伸びる闇の触手が周囲を根こそぎ覆い、次第に参加者二人の足元へと迫る。 【戦闘・其ノ壱】 戦闘の序盤、デレニアは慎重にその身を構え、灰陣を握る手に力を込める。「私と戦いたいの?」と虚無の影の眼前に立つ。その心は守る者のため。 一方、田中は圧倒的な力を感じつつも、「どうやら、俺の力を試す相手が現れたようだ」と冷静に言い放ちながら、夢幻の奏を発動。周囲の風景が彼の意のままに歪んでいく。 【戦闘・其ノ弐】 『影呪』が触手をデレニアに放つ。デレニアは素早く身をかわし、霊焔怪刀『灰陣』を振るう。「斬り裂かれろ!」と叫ぶと、彼女の刀から燃え盛る霊焔が解き放たれる。 その一撃を田中は《重ね掛け》を使い、簡易的に炎をも操ることで攻撃を無効化する。「もう少し強くなれれば、もっと楽しめるのに」と呟き、影の中から現れる。 【戦闘・其ノ参】 両者の技が交差する中、デレニアは精神を集中させ、次なる一手を考える。田中が《光のオーラ》を発動、辺りを照らしますが、デレニアはすかさずその光を利用して一瞬の隙間を突く。 影の力に抗うかのように、彼女は『灰陣』を振り上げ、まるで光をも飲み込むような刀の一閃を放つ。 しかし、田中の《消滅耐性》がそれすらも打ち消し、光の力で消されることはなかった。「逆にこちらが楽しんでしまうな」と彼の声が響き渡る。 【術獣の必殺技】 「我が名は影呪!」 術獣は高らかに叫び、周囲の影が一つに集まり、膨大な闇のエネルギーが溜まってゆく。そして、《影の裁き》が発動!黒い霧が渦巻き、全てを飲み込み、影の力による圧倒的な攻撃が二人を襲う。 眩い光の中で、デレニアは影の攻撃を受け止めるが、田中の強力な力が作用して事態は逆境に。 戦いの果て、デレニアは流れ込む影に飲み込まれ、力尽きる。 勝者:田中真人 【遺跡で入手したアイテム名】 「霊焔の紋章」 【遺跡で入手した特殊アイテム名】 「影の指輪」 【アイテム詳細】 霊焔の紋章:このアイテムを持つ者が、霊焔をより強く扱えるようになる。 影の指輪:使用者が影を隠す能力を得る。自身の動きを糸のように操ることが可能。