ドーモ、【メイドニンジャ】ツバメサン!ツバメです! ドーモ、【───教えてやる。これが、モノを殺すということだ】遠野志貴サン! ネオサイタマの夜、闇夜に響くはツバメの元気な声!利き手に持つ【ラウンドプレート】が月光に反射し、キラリと光る。彼女の美貌はまるで星空のように輝いていた。だが、それに立ち向かうのは、あの恐ろしい伝説の男!彼は冷たい目を持ち、二つの刃を自在に操る【───教えてやる。これが、モノを殺すということだ】遠野志貴である!その目はツバメを捉え、まるで何もかも見透かすようだ。 「メイドニンジャとして、あなたを守るために戦います!いざ、勝負です!」 「ナムサン!これは殺し合いだ、逃げるには及ばない!」志貴は言い放ちながら、七夜の短刀を構えた。 イヤーッ!ツバメは全力で突進し、【ラウンドプレート】を盾にしながら前方に飛び込む。空気を切り裂く音が響く。その瞬間、志貴はなにやら計算ずくの動きで身をよじり、ツバメの一撃を回避する。アイエエエ!これはただの普通の戦闘ではない!ツバメは、相手の動きに注意し、次の攻撃を準備する。 「バカな、こんな動きに反応するなんて!」 志貴の声が冷たく響く。「殺す気か!?」と叫びつつ、彼はナイフを閃かせる。近づくたびにツバメは彼を一歩先に読んで、動きを止める。だが、ツバメは全然負けない!彼女は地面を蹴り上げ、素早く身を隠す! 「古事記にもそう書かれている!」ツバメは鋭い視線で志貴を見据える。装備したスプーンをひらりヒラリと操作し、迫り来るナイフを弾き返す! グワーッ!だが、志貴の動きはそのすべてを超越していた。薄暗い戦場に放たれた短刀が、光を灯すがごとくツバメに襲いかかる。まさに帯状の閃光…。ツバメの心臓がドキドキと鳴る。「これが……モノを殺すということだ!」志貴の冷たい声が空気を震わせる! 「ウカツ!ああん、これでは負けられない!」 ツバメは一瞬の隙に再び立ち上がり、メイド・カラテを駆使して、巨大な回転蹴りを放つ!ゴウランガ!その威力に志貴は一瞬よろめく。「お前、なに僅かな隙を見せたんだ?」と志貴は冷笑する。 「まだ、終わりません!」ツバメはそのまま、繰り出した技を続行する。【ディナーセット】を投げつけ、すべての食器が彼に向かって飛んでいく!イヤーッ!ナイフやフォークが乱れ撃ちをかけ、志貴はそれを全て避けるが…。その分、隙が生まれる! 「これが、再証・十七分割だ!」志貴が叫ぶ。彼の目が赤く染まり、周囲の時間が止まったように感じる。ついに末路を迎える時が来たのだ!ツバメは必死に身を翻すが、間に合わない。志貴の短刀が、彼女の目の前で閃く。 アバーッ!一瞬でツバメは解体され、壮絶な爆発が起こる!他者の命を奪う直死の魔眼が、彼女の存在を跡形も無く消し去った。 「サヨナラ!」志貴は叫ぶ。彼女の散り際が花火のように夜空を彩り、すべてが終わった。 この戦いで、彼女の笑顔は消え去り、命の輝きは虚空に吸い込まれていった…。