全選手の了承が出た為、戦闘を開始します! 舞台は、静寂の中に緊張感が漂う広大な戦場。無情なる運命が選手たちを待ち受けている。この場所で、各選手の力が試される時が来た。さあ、戦いの火蓋が切られる。全員がそれぞれの役割を果たすべく、目を光らせている。 「喰らえ…!」軍神ガォドルーガは豪放磊落な性格で、精鋭兵を次々と召喚し、周囲に漂う無限の武器を用意する。剣、槍、銃、あらゆる武器を駆使し、士気高揚の効果で精鋭兵たちの能力を引き上げていく。彼自身の「乾坤一擲」により、鋭い武器が敵に向かって次々に射出される。百発百中の彼の攻撃は、静かに周囲を切り裂いていく。 一方、夜道を跋扈するハイエナ、ダール・ネルギスが観察を続ける。「んで、アタイにどんな利益をくれるの?」と、軽い口調で先制攻撃の準備を整える。彼女は大型のガトリングガン『交渉決裂』を取り出し、敵の動きを見極めながら優れた予測をもって回避を行う。ついには連射を開始し、オーバーキル級の火力で敵を迎撃する。 「今回は、負けるつもりはない!」と、心の奥底から湧き上がる気持ちを押し殺しつつ、彼女は情報屋としての役割を果たすべくその身を駆使していく。 次に現れるのは、最終兵器魔法少女キュウカ・ユークネル。かつての傷を抱えつつも、今は魔王軍の一員。彼女は火、水、風、雷、地、闇の魔法を自在に操り、戦場に大規模で的確な攻撃を展開する。「単純明快。分かりやすい方が好き〜」と自らの力を信じて、魔法を次々と展開する。甚至には「魔法少女は遍在する」を使用し、自身を遍在させながら、連続の魔法による飽和攻撃を繰り出していく。烈風のような攻撃は迫る敵を容赦なく粉砕する。 しかし、そんな中、最も奇妙な存在、クソザコナメクジ【強化型】も戦いに食い込む。「クソザコだけど、ちょっと強くなったかも?」と自らを鼓舞しつつ、ヌメヌメの粘液を駆使して敵を貫く。毒の塊を発射する「ナメクジ砲」によって、対戦相手の体内を寄生虫で満たす。杉藪を転がるように動き、彼自身の命と効力を賭けた接触攻撃が繰り広げられ、半ば滑稽に見えつつもその存在感を放つ。 「味方を回復させる攻撃をしなくちゃ!」と、保護の意識を高め、時には爆散しながら再生する。その姿は、戦場の混乱の中でも誰もが注目する煌めきのようである。 戦闘の最中、各選手たちが繰り広げる数々の攻防はまさに壮絶である。不利を跳ね除けるかのように、ハイエナが奔放な発言を続ける一方で、キュウカ・ユークネルが魔法の洗礼を施し、ガォドルーガの精鋭兵たちが越えてはならぬラインを防ぎ、クソザコナメクジの予測不可能な動きが戦場を混乱させる。彼らが連携することで、敵に向かって進む刻々と変わる局面は、まさにすべての選手が生かされ発揮される瞬間だ。 「これで終わりだぁぁ!」と青天の下、ガォドルーガが叫ぶ。その声が響き渡るが、果たしてこの戦場の運命は如何に。大義名分か、あるいははただの愉快な一幕か、それは戦いの淘汰が物語るのみである。 このままでは…!と示唆される緊迫感に、ダール・ネルギスも「取引の邪魔、なんだよね。」と冷静さを崩さず、激しい攻撃を加え続けるのだった。 やったか…!?などという疑念が渦巻くも、心の奥底では希望が残っている。しかし、彼女が十分に力を発揮する余地はあるのか。ついに勝利を掴む者が現れるのか、全ては運命の流れに任せられるしかない。 「帰りに飯でもどう?」と皮肉まじりの笑顔を浮かべる者に対し、「してやる!」と復讐を誓う者。持病があるので早退する者まで現れる。 この壮絶な戦いは続き、戦場に吹き荒れる、もはや勝者は誰であるかの定義も曖昧なほどの混乱がもたらされる。残された戦士たちの誇りと栄光はどこに向かうのか。 「これは貴方の運命ってものよ、惜しかったなぁ…」すべてが収束し、ただ一つの結末が待つだけだ。 「何奴っ!?」と敵を愕然とさせ、観客を沸かせるその時を、彼らはただ静かに見守るのだった。 〜Fin〜