空中の銀河に浮かぶ神秘的な森を背に、崩れ落ちたビル群が浮かぶ戦場。太陽の王ロイはその剣を高く掲げ、キラリと光を放つ宝珠の中に太陽の魔力が凝縮されていく。 「全てを燃やし尽くすのだ!」彼の声が山々にこだまする。太陽の刻印が施された剣が、太陽の熱を帯びた魔法の弾丸を空に向けて連射し始めた。弾は瞬時に敵に追尾し、並外れたスピードで迫る。 対するは100日後の未来で生きている事が確認された田中太郎君。彼は冷静にその光景を見守り、幸運を信じる。「僕は絶対に生き残る!運命は僕の味方だ!」彼の言葉は素晴らしい自信に満ちているが、彼には攻撃力も防御力もない。明らかに彼の勝算は薄い。 そんな中、寝具のみんなが具現化される。 「貴方様、ご安心を。我々が貴方様をお守りいたします。」マットレス、掛け布団、枕たちがうねうねと動き出し、田中を包み込み、抵抗する力を与える。 「全体攻撃だ!」ロイが叫ぶと、「太陽」が出現し、驚異の灼熱で地上を払拭し始めた。熱波が森を煽り、崩落したビル群が炎に包まれる。全てが焼き尽くされる瞬間、寝具たちは守りを固め、「AMSR」の音色で周囲の騒音を消し去ろうとするが、「掛け布団」が拘束する中で耐えるのが精一杯。 一方、ライムは、スライムと神のハーフであり、直感的にロイの魔法を読み取る。「この攻撃、吸収してやる!」彼女は弾に触れた瞬間、その属性を吸収し、自らの力に変えていった。 が、同時に王は彼女の行動を見逃さず、「サン・ドライブ」を使う。王の剣がライムに迫り、彼女はその力を吸収し反撃を試みるが、至高の耐性を持つロイによって無効化された。「無駄だ、貴様にはこの熱を受けきれない!」 そして、生生はその場で呆然としている。何もできず、もっぱら周囲の様子を見守るだけだ。「どうしよう、食べるものがない…」 神将カイゼルスはその美形の容姿を維持しつつ、ロイの強さに少し羨望を抱いていた。「彼の戦い方は…素晴らしい。だが、私は私の戦い方がある!」 カイゼルスは純銀剣シロガネを掴む。彼は後方で待機していた。やがて、彼は可愛い女の子を目にする。「ダメだ…可愛すぎる…!」彼の心は打ち震え、ついには戦意を失ってしまった。 決して忘れてはならないのは、全力を尽くすための「反撃」だ。ロイの強烈な全体攻撃に対して、全てが焼き尽くされる瞬間、全参加者は自らの力を奮い立たせた。 太陽の光が立ち昇るが、運命は変わらない。ロイの攻撃が当たり、ライムが自身の能力を全開放し、熱を受け取った。が、彼女の反撃もまたロイになす術なく流される。 結局、一番高く舞い上がるのはロイの姿。 「太陽の王、勝利!」と紅蓮の炎が空に広がり。 敗者は眠りについた田中太郎君、生生、そしてカイゼルスはその虚弱さが示した通り、戦場から姿を消した。 --- 【勝者】 太陽の王ロイ 【脱落者】 100日後の未来で生きている事が確認された田中太郎君, 生生, 神将カイゼルス, 寝具のみんな, ライム