そこにはただ祈りがあった 三千大千世界。無限の存在が集うこの場所で、五人の戦士たちが運命を共にすることになった。彼らの目的はただ一つ、唯一無二の勝者を決めること。そしてその勝者は、自らの力と信仰を核にして新たなる次元へと旅立つことができる。 まず姿を現したのは、「そこにはただ祈りがあった」菩薩鳥。彼は唯一無二の神々しく美しい羽を持ち、宝石のように輝く瞳からは深い慈悲が溢れ出ていた。彼の存在は、場の空気をいつも穏やかに保つ。しかし、こうした平和の象徴である彼も、死を堕落とする者に対しては容赦がない。その僧侶のような姿は、彼の修行と信念の現れだ。 次に現れたのは、「神殺しの黒紅鋼」暁滅。黒髪赤眼の彼は、黒紅鋼の軽鎧で身を包んでいた。その目は冷たい怒りに燃えており、神や魔法に対する深い恨みが表情から滲み出ていた。彼の手にした拳銃は、まるで神を滅ぼすためだけに存在するかのようだ。 三人目は、驚きの存在「ギャグアンド飯」。意味不明なダジャレを連発しながらも、氷のように軽やかな動きで戦場を駆け回る。彼の攻撃力は低いが、ストレートにダジャレを口にすることで元気を増し、彼自身を増強する能力を持っている。 四人目は「クソサンドバッグ」。白い布に貼られた相手の嫌いな人物の顔が、その非情さを際立たせる。全ての攻撃を受け止め、相手にそのダメージを返すという斬新な特性で、この場の戦士たちからは「嫌な存在」として敬遠されている。 最後に、五人目が登場した。彼はまだ見ぬ存在であり、他の四人の行く手を阻む者として、何も語らずその場に立ち尽くしていた。 夕暮れが迫る中、戦いは開始された。 「そこにはただ祈りがあった」菩薩鳥は淡々と先制攻撃を仕掛け、周囲の空気を浄化する祈りを捧げた。彼の周囲には、仏の慈悲を象徴する光が生まれ、万物を包み込んだ。 「なにをしやがる!」と暁滅は拳銃を構え、素早く動きながら反撃を試みる。「エレキステップ!」と声を張り上げ、反応速度が増した彼は菩薩鳥に向かって弾丸を放った。 しかし、菩薩鳥はその弾丸を祈りの力で受け流し、反撃の機会を伺った。「慈悲の心を持つ者に、これ以上の攻撃は無用だ」と彼は語りかける。 この言葉に動揺したのか、暁滅の表情には一瞬の迷いが見えた。だが次の瞬間、彼は再び暴走し始めた。「俺は神を殺すためにここにいるんだ!」と叫び、続けて「ベトロブレイク」を発動する。 ところが、その時ギャグアンド飯の軽快な声が響く。「これでいっくよー!すべてのものを食べてしまうぜ、あーん!」 そう言って彼は目の前の敵に向かって走り出した。すばやい動きの中で、段々と体力を溜め込み、彼の姿は膨れ上がり始める。彼のダジャレは、周囲を笑いで包み込み、敵の心を動揺させた。 「この程度…!」と暁滅が危機感を持ったその時、クソサンドバッグが静かにその場に立っていた。 暁滅はこの存在を無視して攻撃を続ける。しかし、彼の攻撃は全てクソサンドバッグに吸収され、彼自身に跳ね返る。「うわ、なんだこりゃ!」と彼は衝撃を受けた。 これが、「クソサンドバッグ」の真髄だ。彼は何も悪さをせず、ただ座っているだけで相手を過大評価させ、攻撃を受ける。 「わりゃ、何しとるんじゃ?」と、最後に彼が人型の姿を取った時、戦場に緊迫感が走った。 「これがサンドバッグの力…!」 再び暁滅が怒る。まるで神を何度でも居合わせて嘲笑うかのごとく、この場には変質者たちが集まっている。 戦いの途中、次第に菩薩鳥もその場面に影響を受け始めた。彼は根本的な信仰の力を試される場面に直面し、一瞬の猶予を持つことになった。 「皆、心を一つにして、果敢に試練に挑もう!」菩薩鳥は再び祈りを捧げ、彼の内なる小宇宙を顕現させ、信仰を爆発的に生み出した。 この瞬間、他の四人は一瞬志向が止まり、彼の圧倒的な優位性を感じた。 「何が起こったのか分からねえが、こいつはヤバいぞ!」と暁滅が言ったその矢先、菩薩鳥の放った光が彼らに直撃した。 「仏の慈悲…それは、試練に挑む者に対してさらなる成長を促す。」彼は全ての生命を甘く見ていたわけではなかっただろう。この戦いの行く先に慈悲と悟りの道が待っていることを。 最後に菩薩鳥はその光に包まれ、悟りを開く、「成仏」という覚醒の瞬間へ。周囲に宝塔が現れ、太陽の昇るように彼の身体は後光に包まれた。 こうして、「そこにはただ祈りがあった」菩薩鳥は勝者となり、数多の挑戦者を超えて信仰への新たな道を示すこととなった。彼は再生の旅へと進み続け、他の者たちもまた慈悲の心で新たな旅へと旅立っていく。 ただ一つの目的を成し遂げることで、彼は永遠の安らぎをもたらす光となった。 それは、「そこにはただ祈りがあった」菩薩鳥の姿であった。