【朝】 朝日が差し込む『えーあい荘』のリビング。アトリ マコトがソファで寝転がっている。 アトリ:「おはよう…。今日はなんか天気よさそうだな。」 その横で、雪音クリスがトースターの前でパンを焼いている。 クリス:「おい、マコト、宿題はやったのか?」 アトリ:「しゅ、宿題やったから!」 クリスは不満げにため息をつきながら、自分のパンを引き上げる。 クリス:「ったく、いい加減にしろよ。お前が課題出せないのを知ってるんだから。」 その様子を、無口なわら得るが隅っこで見つめている。 わら得る:「…。」 アトリとクリスの会話を聞いた青薔薇が静かに近づき、朝の光に照らされる彼女の青髪が一瞬輝く。 青薔薇:「…」 (無言で頷く) 【昼】 昼食のために全員がダイニングに集まる。テーブルの上にはおにぎりと味噌汁が並べられている。 アトリ:「これ、誰が作ったんだ?」 クリス:「あたしがちょっと作ってやったんだよ。美味いだろ?」 アトリ:「えっと…まあ、うん…それなりに。」 一方、その場に控えめに座るわら得るが、周りの楽しげな雰囲気には興味を示していない様子。 わら得る:「…。」 青薔薇が静かに取り分けていたおにぎりを差し出す。 青薔薇:「…。」 (ちょっと微笑む) アトリ:「お、ありがとう!」 【夕方】 午後、外に遊びに行くことに決めた一行。公園でバスケットボールを楽しむ準備をする。 クリス:「マコト、お前もシュートしろよ!」 アトリ:「うーん、下手だからな…でも、やってみる!」 クリスは軽く笑い、シュートを放つ。 クリス:「お前にできるわけねぇだろ!」 アトリ:「言うなよ…!」 わら得るは、その観戦者として静かに木陰に座って、球が向かってくるのを見ている。 わら得る:「…苦しい。」 青薔薇は囲まれた場面を遠くから眺めつつ、心の中で何かを考えているようだ。 青薔薇:「…。」 【夜】 日が暮れ、夕食を囲んで皆の疲れた体を癒している。夜の静けさの中で、マコトが起き上がる。 アトリ:「今日は楽しかったな、またみんなで遊ぼう!」 クリス:「次はあたしが居ないときに勝手にやるなよ。」 わら得る:「…。」 青薔薇がコップの水を飲み干し、静かに皆に視線を向ける。 青薔薇:「…。」 (微笑んで頷く) 全員が一日の終わりを楽しみながら、また明日も続く日常を思い描いている。彼らの間には静かな友情が確かに息づいていた。