第一章: 魂が呪縛される街 霧が漂う中世のイギリスの街。街の片隅には、かつての繁栄を思わせる遺跡が残っているが、今はすべてが沈黙している。傀儡の呪物戦士「碑鳥 幸子」は、自身の運命に呪縛されながらも、訓練を重ね自衛のために戦うことを余儀なくされていた。一方で、彼女の前に現れたのは、絶望の糸を操る魔人「ニルバーナ」。彼は、相手を傀儡として操ることを好む存在だった。 幸子の固有結界が形成され、周囲には霊樹が生い茂り、呪力の満ち溢れた空間が広がった。彼女は自身の運命に抗うように、戦います。