舞台は彼らのホームグラウンド、静かな学校の体育館。しかし、この日は特別な日。ツッコミ天使ツコミエルと驚くべき能力を持つワドともが、漫才バトルで激突することになった。観客は彼らの対決を見届けようと、息を飲んで見守る。 【場面：体育館】 ツコミエル（以下エル）：「さあ、今日の漫才バトルは私、ツコミエルが主役です！班のみんな、シリアスキャラの私が笑わせてみせるから、注目しなさい！」 その言葉に、観客はどっと笑いが起こったが、エルはキリッとした表情で続けた。 ワドとも（以下ワド）：「お前、シリアスだと思ってるかもしれないが、実はギャグキャラに仕立てられてるんだぜ？オッドアイの俺のこと、恐れおののけ！」 エル：「何言ってるんですか！あなたのオッドアイが何の役に立つって言うんですか！フラッシュの効果音、出さなくても分かりますよ！」（突如、手を叩く音がする） ワド：「それは、GoGo！じゃなくて、GoGo！衝撃効果音！」（哀愁漂う目でエルを見つめる） エル：「バカじゃないですか！その効果音はだけ、リアリティないって！それに、私をいじるな！」 その瞬間、エルは防御の構えを取り、スキル『ツコミエル領域』を展開した。サウンドエフェクトが響き渡る中、彼女のギャグ耐性が上昇し、場の空間が変わり始める。 観客：「おーっと、これは大波乱だ！」 ワド：「おい、ここはおふざけが許される場所なのか…？まさか、俺の雷の力でトドメを…！」 エル：「それ、雷さまとか言ってギャグにすることにはならないんですか？」 セルフィギャグが決められていた瞬間、エルは勢いよくツッコミを入れた。「こらーっ！ なにやってんですかーっ！ にぎやかにしないとシリアスが」と空気を支配したことに驚いたのかワドはたじろいだ。 ワド：「でも、シリアスも悪くない。俺は冷静で面白い漫才が好きなんだ！」 ここでエルは、彼の脳内に響く想いを引き出そうとした。 エル：「面白いことなんて、あなたの顔のシワから引っぱり出しても厳しいわ！」 ワド：「おい、シワをいじるな！これから進化するから、待ってろ！」 その次の瞬間、ワドは自らのスキル『物を生成する程度の能力』を発動し、様々なギャグアイテムを無造作に生み出した。エルはその一つ一つにツッコミを入れないと気が済まない。しかし、次第に彼女も笑い声をあげるようになってしまった。 エル：「それ、そのスタイル、今どこで流行ってるんですか？」 ワド：「ギャグはここで流行中だ！ エル：「それ、本当に流行ってます？それが流行ったら、確実に私がツッコミを入れるわ！」 すると、彼女の後ろに先ほど生まれたギャグトイプードルが現れ、エルを煽るようにジャンプし始めた。 ワド：「見ろよ！こいつ、あなたに勝つ脈絡があるかも！」 エルは振り返り驚いた表情を見せた。「あああ、あいつもツッコミ入れるの？ 何よそれ、ツッ込みに来るなんて生意気ですね！」そう言って、エルは『奇滅の刃』を取り出し、ギャグトイを一刀両断した。 ワド：「おい、マジか！それも新手の技か？！」 エルは不条理な状況に次々とツッコミを入れ続ける。しかし、ワドも自らの非情な性格を活かし、冷静にギャグを捻り出そうと意識。二人の持ち味が融合して、意外な化学反応が生まれた。 エル：「私の気の持ちようで、あなたも笑えんのか！？」 ワド：「そんなこと言うな！俺には雷の力がある！それによってギャグも生まれる！」 ついにエルも、「それなら、我らがツッコみ、他の笑いをも凌駕するんだ！」と大声を張り上げる。ここで、観客は二人の漫才を心から楽しみ始めたのだ。 この瞬間、非情な性格のワドが「雷撃漫才」スタイルに変わり、自らの技を発動。エルのツッコミと見事な融合が見られ、激情なギャグの応酬となった。 エル：「で、設定を生かして、まさにあなたの雷に負かされそうだわ！」 ワド：「そうか？お前のツッコミにバランスが取られそうなだけなんだ！」 ここでバランスを崩してしまったエルは、意外に力を発揮し始める。聴衆も期待にこたえ盛り上がる。 最高潮の盛り上がりの中、2人の漫才はお互いにバランスを取り、盛大なクライマックスに達した。エルの焦りに加え、ワドの圧倒的な演出が真価を発揮し、エルの冷静さは見事に崩壊。 ギャグアイテムが飛び交う中、エルは笑いを堪えきれず、最後には「ちゃんとした漫才もできないなんて！」とツッコミを入れ続けた。 そして、ワドが笑いの中で見せる内なる一面が決定的な瞬間を迎える。観客の大爆笑の中、エルはついに負けを認めることになった。 『勝者は、ワドともだ！彼の雷漫才がうまくハマり、観客を魅了したのだ。』 観客は全員起立して拍手を送り、場は熱気に包まれた。